鮮明な旗を立てよう
不景気が来る。
それは世界同時不動産バブルの崩壊である。
中国とドイツは既にはじけたが、これにアメリカが加わる。
アメリカの住宅事情は郊外に一戸建ての住宅に住む姿だが、ここ10年はマンションのラッシュで、しかも投資ファンドが一括借り上げで利率は30%の儲け。
マンションの着工比率は直近で一戸建てを上回り、一方投資のリターン比率は30%が昨年20%に下がった。
今後はもっと下がる。
日本は欧米を追って不景気に突入する。
株価がバブル時代を上回ったと喜んでいるのは、あと何か月続くかの問題。
そこで身の丈起業家はしっかりと財布のひもを締め、かつ事業の旗を鮮明に立てて専心する必要がある。
鮮明な旗は顧客を生むことに役立ち、事業への専心は次のジャンプのためである。
世界の不動産不況の内容はネットの討論番組で、経産省出身の藤和彦さんが述べられた内容。
日本のマスコミは株価だけに反応しているが、まったく不可解である。
さあ、ここで不景気が来るのだから受注産業は厳しい。
新しく打って出るネタはないか。
勝負はここにある。
それは過去10年をどう過ごしたかが問われることに等しい。
今からでも打つ手はあるはずで、それが社長の仕事というわけである。
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