日々の出来事を写真と共に

身近に起こる出来事、感想を写真と共に綴ります・・・

山を愛する人

2012-09-03 | 読書
【2012.09.03】
富士山を仕事場に...

・最近のTV番組で知ったのですが...
富士山の麓から山頂までをフィールドに「エコツーリズム」事業を展開している「近藤光一」という方を知り、その著書を読んでみました。


<30歳を超えて初めて富士山に登った人がガイドに>

<ジュニア向けに大きな活字が使われ、ルビも多くふられている。ジュニアばかりかシニアにもありがたい。>

<著者紹介>

・ガイドの仕事を通しての、さまざまな出会い、エピソードが綴られています。
山開き前には、このようなガイドの方の隠れた努力によって登山道が整備、確保され、7/1の山開き以降、年間40万人に上る登山客が安全に頂上を目指せると言うことを知りました。
ベテランガイドでも時に「高山病」になることもあるとか。素人はより慎重な対応が必要でしょう。

・著者の近藤氏は40人にもなる団体客グループを案内する、従来のガイドのやり方に疑問を持ち、少人数のグループで全員の確実な登頂をサポートするガイドスタイルに変わっていく...その過程が書かれています。
グループを構成する人には、登る動機、年齢、体力、性差、健康状態などそれぞれ異なる事情があります。それを細かく把握する中で、参加者全員が安全に登頂出来るよう導くことを目標にされています。
又、そのようなツアーを企画、実行する「㈱合力」を自ら立ち上げた経緯も書かれている。

<ぼくの仕事場は富士山です>←書籍案内

・やさしい文体で書かれていて、小学生高学年位から読むのにいいと思います。

・以下の写真は、私達が過去の登頂時に撮影したもの...




クリックで大きく出来ます。
【2004.08.08撮影:頂上鳥居付近】

・前夜は山小屋の寝床で雨と雷の音を聞きながら、殆どあきらめ気分。
しかし早朝に雲は下界に下がり雲海の上にご来光を迎えることに...
それまでの苦しさが報われる時です。多くの人と感動を共有!!

・身体の維持に山歩き、低山でも良いので少しずつでも続けましょう!

では又

I.O
コメント
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