日々の出来事を写真と共に

身近に起こる出来事、感想を写真と共に綴ります・・・

いけいけどんどん

2013-09-07 | 投資
【2013.09.07(sat)】
ずっと変わらないスタンス

・ニッポン経済が再び元気を取り戻せるようにとの趣旨で、東京証券取引所が【+YOUニッポン応援全国キャラバン】という取り組みをしています。

・9月7日は“澤上篤人”氏を講師に招き山陰での講演セミナーが開催されました。

講師:澤上篤人 氏(さわかみ投信取締役会長)
テーマ:長期投資がもたらす明るい未来
【“長期投資家”日記】 ←ブログに澤上氏の想いを知る事が出来ます。

・午前中は鳥取市での講演があったのですが、都合で参加出来なかった為、
夕刻の松江会場での講演を聞きに訪れました。
鳥取の講演を終えて松江に向かわれる澤上氏と同様に移動
まるで追っかけですね。

・それと言うのも、2010年に鳥取市で開かれたごく少人数の勉強会で、直接話を聞き質問に答えて頂く機会があったのですが、私のような初心者の素朴な疑問に、丁寧な説明で分かるまで誠実に答えられる姿勢に感心したのです。

・今回のテーマはやはりと言うか“長期投資”です。これが澤上氏のまったくブレない信念のようですね。

・骨子は...成熟社会になり、皆がお金を使わずそれが預貯金となり785兆もの眠れる資源になっている。この内の数%でも投資に回れば日本経済は元気になる。
非常に長いスパン(1900~2011)で過去の株価を均してみると年率は10%位の伸びを示している。
世の中で広く分散投資が言われるが、長期投資は時間分散である。
現在、又将来に渡ってあなた方が生活を営む上で必須と思うものに関わる企業をスクリーニングして投資してはどうか。←ここが最も肝要な部分で、個々に力を振り絞って考えないといけない処だと思います。

・講演の冒頭で澤上氏曰く、今日は30分話して残り1.5hは全て質疑応答の時間にします。どんな質問もokだが、個別の銘柄の質問だけは受けないとのこと。即ちこんな質問を投げかける人に限って6ヵ月先の相場の結果云々を口にすると。これは長期投資の考え方にそぐわないので遠慮するとのことでした。

・40年以上の投資経験、人生の殆どを投資の世界で生きて来た人が言うのですから、駆け出しの私などが他人に特定の銘柄を薦めるなどとんでもないこと。肝に銘じました。

・折角の機会ですから、又初歩的質問を投げかけてみました。
“現時点で利益の出ている銘柄を処分したとして、その資金の次の運用先はどこに向けるべきか”と尋ねたのですが...今の段階で保有している日本株を売る必要は全くない。持ち続けなさいと。昨年末からの株価上昇の動きなど澤上氏にとってはほんの小波の感覚なんでしょう。

今は買い!日本株100%買いだよ!の強気姿勢。但しその結果の出るのは8年以上先になるかも知れないと。8年って東京オリンピックも終わっていますよ!その時点で自身が健在であるのかも不安。

・お若い方ならこの考え方に賛同するのも有りですが、そうでない方はよくよく考える必要があります。大波を味わう前に人生が終わってしまうことの無いように...。

・ところで、さわかみ投信は「さわかみファンド」1本で運用されていて多くの投資家の支持を得ています。
少額ですが私も「さわかみファンド」の積立投信をしています。
澤上氏の投資スタイルに共感する部分があるからですが、もう一つの理由は自分自身の日本株の運用実績との比較、競争をしてみる狙いがあります。

・「さわかみファンド」の投資対象の中核は日本株ですので、結果は近いのですが、
ファンドの実績+32%に対して、私個人の個別株投資分は+43%で若干リード!
この結果は多分、仕込みの時期によるのだと思います。他人の資金を預かる機関投資家は休むことが出来ませんが、個人投資家は時期が悪いと思えば好きなだけお休みできますからねー。これは唯一の強みだと思います。

・今回のセミナーは有意義でした。東京証券取引所監修の書籍が出ています。
ご参考迄

<初心者でもスラスラわかる 「株」の超バイブル >プレジデント社

・東京への招致が決まってから初めての週明けマーケット、オリンピック関連株がどれだけ動くでしょうか?

See you

I.O





コメント (2)
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