日々の出来事を写真と共に

身近に起こる出来事、感想を写真と共に綴ります・・・

オンラインストレージの有難さ

2015-07-31 | 日記
【2015.07.31(fri)】
古池やスマホ飛びこむ水の音…

・梅雨明けして一気に気温が上がった時にはグッタリでしたが、そんな強烈な暑さでも続けば身体が慣れてくるようです。
“今日の最高気温”で全国のベストテンに登場することの多い鳥取市の住民です。
暑さにめげていては生き残れません。頑張っています。

・6月の下旬に美作市の<大聖寺>に紫陽花を撮りに行ったときのこと。
花を撮り終えての帰り道、参道脇の蓮池に“コウホネ”の黄色い花が咲き始めていました。

・睡蓮よりずっと小さな花ですので池に身を乗り出す形で撮っておりましたが、静かな池に小さな水の音が…
レンズカバーでも落としたのかなと思いましたが、胸ポケットから滑り落ちたスマホでした。
ゴム製のスマホのカバーは滑らず取出すのに苦労する位でしたから、普通なら落ちる訳はないのですがたまたまこの時はお寺のパンフレットを同じポケットに入れていて、これが滑り台の役割を果たしたようです。

・抹茶を頂いた茶席にお寺の関係者と思われる方がいらっしゃったので、取り敢えず引き上げが出来そうかを聞くことに。

・お話では池の深さは大人の胸辺りとのこと。柔らかな泥が堆積していて探すのはかなり難しいだろうとのこと。タモを置かれていないか伺うも手持ちは無いよう。10km位走ったところにコメリがあるから買ってきて竹を接いでチャレンジしますか?とのこと。不案内な土地である上、見つかる可能性も低いと考え諦めました。

・「でもカメラを落とされなくて良かったじゃないですか!」と慰められましたが、私はこの日に撮った数10枚のデータが失われるだけのカメラの方がよっぽどいい…と呟いておりました。
このスマホでの撮影数の累積はもう3,500枚にもなっていましたから… 

・「Auさんに遺失届を出せば、保険が適用され大きな負担は無く代替品を入手できるでしょう。もし遺失の事実を証明する必要があれば私が証人になりますから…」と親切な上に、手続きに関しても中々詳しい。

・聞けばこの大聖寺の住職さんで、自分もこの池に携帯電話を落とし遺失~代替品の入手の手続きをしたのだとか。納得しお寺を後にしました。

・最寄りのAuショップで手順を確認し、佐用警察にて遺失届を受理してもらう。
これを元にAuのサポートセンターに電話で代替品発送の手配です。
携帯全盛の時代ですから長時間使える固定電話を探すのも、知らない土地では一苦労。

・手続きを終えたのが16:00頃で翌日の16:00には宅急便で代替品が送られて来ました。
実際に物を移動させての24hですから、良く対応されているなと感心しました。
ちなみに色替えや、有償での後継機移行などをダメモトで打診しましたが、
それらは全く受け入れられることはありませんでした。
これを可とすれば事故が増えるんでしょうね。きっと… 

・代替のスマホが来てからも、直近の使用状態に戻すのには一手間掛かります。
接続状態にしてもらうことから始まり、電話帳の復帰とバックアップアプリの設定、各種会員のアカウント、セキュリティソフト、ブックマークに置くべきサイト、スケジュール管理、LINE等の設定を順次行う。

・自らインストールして当たり前のように使っていたアプリは全て消えたわけです。
何を入れていたのかすら記憶は曖昧。気が付く度に再度インストールしていくしかありません。
先日、文章を習っていた時に辞書類のアプリが無いことに気づいて、その場で国語辞典やら広辞苑などを
あたふたとインストール。

楽天Edy(電子マネー)も使用する端末が変わったので一旦停止~再開の手続きが必要でした。
チャージ残りの小銭も消えました。小銭入れを落としたと思うしかありません。

・結局、元の状態に戻せたかな?と思えるようになるまで1week位はかかったようです。
遺失から復活までの手順は大体マスターできたと思いますが、もうやりたくはないですね。

・スマホで撮っていた写真データを失うのが一番懸念されたことでした。
ただ最近は、新たに写したその場でオンラインストレージの<Dropbox>にアップロードすることを習慣化していましたから、結果としては1枚も失うことなくネット上とpcにデータが残っていたのです。
<Dropbox>バンザ~イと叫びたい位の気持ち…、このサービスには本当に助けられました。

・2年半使用した機種を失くしたのですが、代品は同型ながら全くの新品です。壊れていた充電端子カバーは新品に、電池は短時間で満充電の状態になり長持ちします。使い続けてきた間はあまり気付かなかったのですが、電池の性能は徐々に落ちていたんですね。

・そろそろ新しい機種へと交換を考えていた矢先の事故。新品を直ぐに手放すのはあまりに勿体ないので、性能には目をつぶり当分これを使います。この予算で代わりに家内がスマホへ機種変しました。

・PHSの時代から今日までの約20年間、現品を回収出来ない事態は初めての出来事でした。
私のスマホは今も古刹の池に眠っていることでしょう。

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・繊細なこの花の季節

Hot day has continued, but let's do our best.
See you.

I.O
コメント
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