いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

ハムの先発投手がいきなり改心した件について

2009年05月15日 21時14分24秒 | いいことないかな
もの凄い効果が。
この前、酷評を連発したのだけれど、そうしたら、何と凄い勢いでしっかり投げるの巻。

日ハムの先発が崩壊している件について

これを書いた後に登場してきた先発陣。

7日 移動日
8日 ダル君 7回1失点 ○
9日 藤井 7回無失点 ○
10日 武田勝 6回1失点 ○
11日 移動日
12日 八木 9回1失点☆☆☆ 完投!○ 
13日 坂元3回3失点&谷元3回4失点 ●
14日 スウィーニー 6回無失点 ○

背水の陣で臨んだであろう、藤井とスウィーニーがすぐさま結果を出すとは(笑)。なんだ、やればできるんじゃないか。


13日の対田中マー君の試合は、まあしょうがないとして(いや、勝てればいいに決まってるけど、全部勝ちに行くのは難しいから、笑)、八木とスウィーニーで楽天から2勝したのは大きかったね。特に、八木は完投でナイスピッチングだった。

若手2人が打たれた次の試合で、スウィーニーが無失点で抑え、よく投げたと思う。いつもの悪いパターンだと、序盤でボコスカ打たれてしまい、投球リズムが取り戻せない、みたいになってしまうところだが、よく辛抱して投げた。藤井といいスウィーニーといい、力を出すのが遅すぎるんじゃない?(笑)


投手陣の立て直しが進んで、今のところ目だって死角はなくなってきた。
はっきり言って、ハムは強い。

例えば9日の試合なんかだと、ベテランらしく藤井が零封、菊池は登板試合が多くなって多分疲労かと思うけど、キレが悪くなったところを失点してしまい1点差に詰め寄られ、なおも8回ピンチの場面で武田久がよく踏ん張って切り抜けてくれた。
ああいう試合で、先発がよく頑張ったところを中継ぎ陣が壊すと、若い投手なんかはかなり凹むだろうけど、久がよくカバーしたもんね。接戦でうまく勝利できた。ああいう試合が大事だ。

その後も勢いは続き、マー君の試合はまあいいとして、首位決戦を1つ勝ち越し、2勝した試合の失点は結局わずかに1(8-1、7-0)だったからね。こういう勝ち方は強さの現れだ。移動日や八木完投のお陰で、中継ぎ陣も疲労から回復してきたのだろう。

結局、ダル君以外の5試合中勝利した4試合で、先発4人が2失点と「やればできる」というところを見せてくれたわけだ。

やはり、気持ちって大事なのかも。
中継ぎ陣も先発の後をうけて、よく踏ん張ってくれたしね。


野手では、売り出し中の村田が大変厳しいスタメン競争に名乗りを上げてきて、更に厳しい競争になってきている。
糸井やスレッジが外れることだってある、という、まさに「もったいない」くらいの選手層。それに、賢介がかなり元気を取り戻してきて、得点力が更にアップしたしね。盗塁で勢いを復活させた感じかな。一安心だよ。ハムのベンチ入り選手は野手だと殆どが出場していて、行ける人は誰でも力を発揮できそう。チームで戦っている、という一体感があるもの。だからこそ、集中打が生まれるのかもしれないね。多分、今年はまだ完封負けがない、というのは、凄いことだよ。

投手陣も先発が整ってくると、これまでのような失点は減りそう。
今のペースだと、貯金がかなりできそうだ。


本日も予定通り(笑)に、勝利しました。
いや、ホント、強いわ。



「銀行券ルール」と日銀の矛盾

2009年05月15日 13時19分20秒 | 経済関連
近頃の話題の一つに、所謂「銀行券ルール」というものがある。
日銀の言い分としては、「国の財政をファイナンスするわけにはいかない」という立場から、「長期国債保有残高は発券銀行券残高を超えない」ということのようである。

この場合、銀行券ルールには短期国債は含まれないようだ。何故なら、一つ前の記事に書いたように、長短国債を併せると、かつては90兆円以上の保有となっていたからである。となると、短期国債を目一杯持つなら合法じゃないか、ということになるのでは(笑)。私が圧倒的権力者の場合、いくらでも方法を考え出せると思うけど。これは本題ではないので、おいておく。

さて、銀行券ルールというのは、一見すると何か意味のある制度というかシバリのように感じる方々がおられるかもしれないが、本当にそうなんだろうか、と思ったりする。私には、自己矛盾としか思えないのである。その理由を書いていくことにするよ。


①日本銀行券はタダの「紙切れ」

前にも少し書いたけれども、紙幣というのは思い込みみたいなものと似ていて、確固たる約束が通用すると信じられているからこそ用いられているだけで、別に何らかの担保があるわけではない。兌換券ならば金とかその他財産と交換可能であるけれども、今はそういう制度にはなっていない。金本位制はとうの昔に崩れ去った。もっと昔みたいに、金貨や銀貨という財宝そのものを用いるのとも全く違うので、紙幣なんて「単なる紙」という以上のものではないのだ。実際、ジンバブエみたいなことになれば、ジンバブエ紙幣を受取った人たちは、別な国の紙幣をもらった方がはるかにマシだ、と考えたに違いないだろう、ということだ。「1ジンバブエドル紙幣なんて、ティッシュ1枚にもならない」と感じたことさえあったかもしれない。そういうようなものだ。

だから、日銀券だって何らかの財産と交換できるわけではないので、大勢の人々が信じている、というだけに過ぎない。


②日銀券を支えている「唯一のもの」は日本政府

日銀がよく言うセリフに「独立性」というものがある。正確には、どういった意味合いで用いているのかは知らない。学問的には定義が決まっているのだろうけれども、立場的に日銀が独立しているということなど有り得ない。それは、思い上がり(笑)か、勘違いではないか。

日銀の権威を保てる理由は、日本という国であり日本政府が存在しているから、である。他には一切ない。
正統性を与えているのは、日本政府である。日本銀行券の信認が得られるのは、日本政府があるから、である。「通貨の信認」とか何とか御託を並べる連中が日銀内部の人間にも、外部のエコノミストたちにもいるが、彼らには貨幣システムの本態が何なのかというのが理解されているとは思えない。日銀券の信認が得られるのは、日本という国、そして日本政府が存在するからに他ならない。


③兌換紙幣とは違う

銀行券は、金本位制であれば金と交換できるので、実際の金という実物資産が必要となる。それ以上の紙幣発行はできないし、それ以上の価値を持つということもない。根本的に、全ての紙幣にはその裏付けとなる実物資産が存在している、ということだ。今の日銀券はそうした裏付けなどない。日銀の持つ金塊は、ずっと少ない。到底銀行券に見合う量などではないのだ。

では、何故紙幣は発行されるのであろうか?
銀行券が通用しているのは何故なのだろうか?

単純に言えば「資産があるから」というだけだ。
金本位制であれば「金」という資産であるし、金貨や銀貨の時代なら「金」「銀」という実物そのものに他ならない。今の日銀券には、そうした実物資産の裏付けは存在していない。世界中の多くの国の紙幣が多分同じだろう。


④裏付けとなる資産とは何か?

また例で書いてみるよ。

今、芋男爵家、玉葱伯爵家、南瓜王家があるものとする。これらに貸付している銀行があって、それぞれX銀行、Y銀行、Z銀行としよう。借金の額は以下のようになっているものとする。

・芋男爵家 100 ← X銀行 貸付100
・玉葱伯爵家 200 ← Y銀行 貸付200
・南瓜王家 150 ← Z銀行 貸付150

さて、銀行券はそれぞれの銀行が運営しやすいように発行できるものであると、X銀行券、Y銀行券、Z銀行券という3種類があるということになる。この場合、人々はどの銀行券を用いたがるか、欲しがるか、ということである。

ヘンな銀行券を掴まされると、万が一銀行が倒産してしまった場合(万が一とも言えないか、割とよくある話かもしれない、笑)、銀行券はただの紙屑となってしまう。競馬場で握り締められる馬券のようなものと大差ないかもしれない。「その銀行がきちんと払ってくれるか」ということをどの程度まで信じられるだろうか、ということに行き着くわけである。
そうなると、各銀行の持つ資産内容を精査して、支払能力を調べなければならないということになる。また、「あの銀行は約束を必ず守る」「信頼のおける銀行だ」「必ず支払ってくれる」という名声や評判を獲得し、人々に信頼を勝ち取らねばならない、ということになるわけである。

で、上の例で見れば、各銀行資産として金貨のような実物資産がどれ位とか、貸付資産がどれくらい、ということを比較検討するわけであるが、実は貸付資産にも色々とグレードというものがあるわけだ。それが「借り手の信用」というものである。
金貨ならば現物資産だから誰でも評価が判るのであるが、「○○に貸している1000ドル」というものが「果たしてどの程度の信頼があるのか」ということの評価が難しい面があるのである。

けれど、社会全般に通用している信用の度合いが名声や評判といった「人々の思い込み」のような部分に多くが支えられているのである。喩えて書けば、

・芋男爵家は最近金回りがいいけれど、成り上がってきてまだ100年足らずで保有する領地も少ないよね、みたいな評価であると、あんまり信用度は高くないね=芋男爵にX銀行が貸してる100は焦げ付く可能性だってあるよね

・玉葱伯爵家は歴史が長くて領地が大きく税収も多いけど、戦争が弱いくせに戦争好きで突然戦費が嵩むことがよくあって、他からも借りてるから信用度は低目かもね=Y銀行の貸付200は玉葱伯爵家が戦争に負けたりすると危ないかもね

・南瓜王家は力が強く一番の名声を得ており、これまで全ての借金を払ってきたので、他2つよりも信頼できるよね=王家がZ銀行から借りてる150はまずまず堅いよね

というように、評価が分かれるわけである。玉葱伯爵家に貸すよりは、芋男爵家に貸す方がいいだろうし、それらよりも南瓜王家に貸すのが一番安全で手堅い儲けを得られるであろう、ということだ。借り手の信用度によって、貸し手側の資産評価が影響を受けてしまうということで、それは「銀行の安全性」=銀行券の信頼度ということにつながっていくわけだ。
銀行券の信用度が最も高ければそれが選ばれてきたであろう、ということで、多分、王家=そこの統治者が借り手であると信用されるようになっていったのであろう。イングランド王みたいなものだ。
今では王が支配するのではないから、王家の借金ではなく「国の借金」、すなわち国債ということになるであろう。銀行券発行の裏付けとなる資産というのは、

・金のような実物資産
・その他実物資産
・誰かへの貸付金 等

で、「誰か」の信用度で銀行の資産評価が変わり、最も信用度が高いと目された「誰か」とは「国王」であり、それは引いては「国の借金」ということになっていったわけであろう、と。

だから、実物資産以外で考えると、一番信用度が高い資産としては「国への貸付金」ということになるわけである。他の銀行とか企業への貸付金というのは、国への貸付=国債に比べると信用度が低いのだ。現代の常識としては当たり前の話なのだけれどもね。


⑤日銀券の裏付け資産とは何か?

日本銀行券はタダ何の理由もなく発行できるわけじゃない、と前の記事に書いたのは、発行額に見合う資産が保有されているから発行できるのだよ、ということを意図したものだ。上記例で言えば、Z銀行には金塊とか農地という不動産のような実物資産以外に、南瓜王家への貸付金という資産があるからこそ、Z銀行券を発行しても多くの人々が使ってくれるわけである。銀行券は紙切れに過ぎないのに、それが約束の証となっていて通用するからこそ紙幣の意味を持つのである。

では、日銀の主な資産とは何か、ということになるが、それは王家への貸付金ではなく「政府への貸付金」、すなわち保有する日本国債ということに他ならないではないか。日本国の政府に対する貸付があるからこそ、それを担保として日本銀行券を発行できるのだ。もし日銀を大勢の人々が信用しなくなっても、日本政府がバックについていて保証してくれるだろうと思っているからこそ、紙幣には資産の裏付けがなされているという幻想が守られているのだ。日本政府が必ず約束を守って払ってくれるはずだ、と信じて疑わないからこそ通じているだけである。


なので、日銀券に疑義を生じ、誰もが「オレの財産を返してくれ」ということを言い始めると、日銀は保有する国債を売却し日銀券以外の別な形の財産で支払わなければならなくなるだろう。これは私企業の社債みたいなものと似ているかも。
いつでも返還に応じますという社債があるなら、額面100万円分の社債を持っていくと100万円のお金で払ってくれる、ということになるのです。その100万円分はどこから調達してくるかと言えば、その企業が持つ資産(現金か預金かその他資産かは知らない)から金を工面して100万円分で払ってくれる、ということになっているわけですから。日銀券であっても、こうした社債のようなものと変わらないでしょうね。なので、日銀が持ってる国債を売って別な資産に変えなくちゃならない、ということです。社債なら、社債という「紙切れ」から「お金」という別な資産に変換できますけれども、紙幣を別な資産に置き換えるって、現実的にはかなり難しいんですよ。金の形で返してくれ、とか、土地で返してくれ、とか、誰かへの債権の形でくれ、とか、そういう特殊なことしかできないので。

でも、本当は兌換紙幣じゃないから、日銀券を別な資産にして返してやる必要性なんかないのだけれどもね。誰もが信じないぜ、ということになったら、それはただの紙切れになってしまいますね、というだけです。日本の経済は混乱し、メチャクチャになってしまうでしょうね。だって、紙幣が通用しなくなってしまい、金銭的評価が行えなくなってしまうのですから。物々交換時代へと逆戻りしてしまいかねません。


なので、日銀の紙幣発行の裏付けとなる資産の大半が「国への貸付金」、すなわち日本国債なのであり、こういう資産がなければ日本銀行券は発行できません。国債の裏付けで日銀券を発行し、銀行券で国債を買えば無限膨張が可能になってしまうのではないか、という恐れがあるのかもしれませんが、それが所謂ハイパーインフレといった「通貨価値が崩壊し、紙幣が紙屑になってしまう」ような状況を生み出すことになってしまうでしょう。需要と供給という教えは、経済学の基本的なものであり、過剰に供給を続ければ供給過多となって価格が下がるのは当然でしょう。したがって、無限膨張などは自らの破滅的経済状況と引き換えに行うようなもので、そんなことを目的としたい人などはいません。


⑥銀行券ルールは単なる自己矛盾

日銀券は日本国債という裏付け資産がなければ発行できないというのに、逆に、国債を購入するのは「リミットがある」という言い分は明らかにおかしいでしょう。それは紙幣発行の根拠となしている、日本国債という資産の信用を貶めるようなものだからです。信頼度の高い資産であるからこそ購入に値するものであるのであって、日銀券の裏付けとなっているということは、ほぼ等価とみなせるが故でしょう。資産価値のないものを購入するわけでもないのに、日銀券で何を購入しようといいではないか、ということですよね。少なくとも株券よりは安全性が高いとみられるはずの日本国債が、「購入するには値しない」かのような発言は問題でしょう。

ある中央銀行の負債サイドが次のようになっているものとします。
 銀行券 50
 その他負債 30
 自己資本 20

合計で100ですね。
では、資産サイドはどうかというと、

 公的機関への貸付金 40
 私企業への貸付金 50
 金塊 10
の合計100であると、私企業への貸付金が50もあるので「リスクはあるよね」と考えるでしょう。ところが、日銀ではそうではないのだそうです。銀行券残高よりも「公的機関への貸付金」が少ないので、「より好ましい」ということを言うわけです(笑)。

 公的機関への貸付金 80
 私企業への貸付金 10
 金塊 10
のように、銀行券発行残高の50を超えて「公的機関への貸付金」が80もあるなら、これは「銀行券ルール違反だから、悪い資産内容だ」と日銀は言うわけです。どう見ても、下の資産内容の方が「安全性が高そう」なのに、です。銀行券発行の裏付けとなっている資産を否定しても、このルールを守りたいということらしいです。だったら、国債保有を禁止すればいいのにね(笑)。



日銀の準備金積み増し

2009年05月12日 21時55分37秒 | 経済関連
専門的なことはよく判らないが。
どことなく、怪しい感じが……。

asahicom(朝日新聞社):日銀、準備金積み増しへ 自己資本比率は低下 - ビジネス・経済

(以下に引用)

日本銀行は11日、09年3月期決算で自己資本を増強するため、資本に繰り入れる法定準備金を積み増すことを財務省に申請した。毎年、最終利益の5%を資本に繰り入れる決まりだが、今回は3倍の15%を積み立てる方針で、財務省も応じる見通し。金融危機後、コマーシャルペーパーや社債など、リスクのある資産を購入しているのを踏まえた措置で、準備金の積み増しは4年ぶり。

日銀法では、決算で企業の最終利益に当たる剰余金の5%を法定準備金として資本に組み入れ、出資者への配当を除いた残りを国庫に納付する。08年3月期は6407億円の剰余金に対し、5%に当たる320億円を準備金として自己資本に組み入れた。

ただ、急激な円高で日銀が保有する外貨建て資産が大きく目減りしたことなどから、09年3月期の剰余金は前期の半分程度に落ち込むとみられ、準備金も400億円超にとどまる見通し。資本増強後の自己資本比率は分母となる銀行券(紙幣)発行残高の増加もあって、7.47%と昨年9月末時点の7.54%を下回る。日銀が健全性の目安とする8~12%にも届かない状態が続く。(堀口元)

=====


何といいますか、こういうのって素人を騙す手口とかに似ていて、説明とかが正しいのかどうかなんて、きっと多くの人々には判らないのでは。

とりあえず記事を信じるとして、剰余金が仮にざっと3000億円(半減したというので)、すると準備金繰入額が5%なので150億円ということになる。これが15%水準にしてもらったとしても、3倍の450億円程度にしかならんよね、という話かと。

記事では「資本に繰り入れる決まり」とか書いているけど、「法定準備金」はそのまんまでいいんでないの?
これをいちいち「資本」とか「自己資本」「自己資本比率」とか、違う言葉で幾度も言い換えるからこそ、「何を書いている記事なのか判らんよね」ということになってしまうのでは。

理解が足らないんではないのかな、と思わないでもない。
この記事の説明は本当に正しいんでしょうか?
いや、自分も専門家じゃないから確かなことは言えないんだけどさ。でも、私の理解としては、何か違うような気がするけど。


実際の数字を見てみるよ。

営業毎旬報告平成21年5月10日現在:日本銀行

これによると、準備金は約2兆6150億円で、この数字は数年前から変わってないよね、ということですかね。それは別にどうってことでもないような気がしますが。で、記事で言ってる「資本」って資本金のことと違うのな。「資本金」は昔ながらの伝統的に1億円ちゅうことになっていて、ユダヤの陰謀論なんかだとこの出資者がユダヤ長者だか「ロス、茶入るど」だったか「岩、ふぇらぁー」だったか(笑)知らんが、そういう陰の支配者のところに配当金が支払われるんだ、という説になっているらしい。実際、株主の構成とか、謎に包まれているみたいで、本当に市場取引が成立しているのかどうかさえ、よく判らないんじゃないだろうか。いや、買ったことないから判らんだけなのだが。国庫納付額と準備金積立額の合計を剰余金から引けば、配当に回された金額がいくらになるかわかるんだろうけど、調べてないから知らん。数億~数十億円くらい?

ま、これはどうでもいい。

記事を素直に読んだ人ならば、日銀の自己資本比率が低下していて困っているから、自己資本を積み増すんだな、という感じに受取るだろう。そのワケは、「リスク資産を購入したから」、ということかと思うでしょう?だって、CPや社債購入云々って説明しているもんね。
けど、終わりの方では、「今年は準備金がたったの400億円くらいだし、札束ジャンジャン刷ってるから、分母が増えちゃって、自己資本比率が半年で0.07ポイントも低下しちゃってるし~」ということを言っているように読めるわけですね。別に、リスク資産購入の話とは関係がないんじゃありませんか?ってことなんですわ。だって、後半の部分ってのは準備金積立額が昨年度の320億円から400億円に増えたのに、自己資本比率が低下してるんだから、準備金の繰入額云々の問題ということではない、ということなんじゃないですかね?

もっと単純に、例えば「分母となる発券額が○○兆円も増加したから」(準備金繰入額が80億円以上も増加したにも関わらず、自己資本比率は低下してしまった)、というような説明だったら判るよ。けど、そうじゃないんだな、これが。どうも(CPや社債等の)リスク資産を購入したから、というのが、準備金繰入額を増やす目的なんだよ、みたいに記事では書いていたんですよね。そんな数百億円程度の違いの問題なんですかね?自己資本比率の低下なんて、もっと金額の幅がデカいんじゃございませんかね?法定準備金の積立額の影響が最も大きいわけですか?(笑)


もうちょっと見ていくことにするお。

日銀の営業毎旬報告の資産サイドを見れば、CP約8350億円、社債約1000億円なので、合わせても9350億円くらいにしかならない。ざっと1兆円としたって資産113兆円の1%以下の水準でしかない。要するに、大したことないよね、ってこった。この大きさと、自己資本の大きさを見比べれば、断然自己資本の方が大きい。

ところで、ここで大事なのは、「自己資本ってナニさ?」ということだね。
日銀の資料からすると、バランスシートの右側の下3つだな。
判りやすいのは「資本金」で、読んでそのまんま。1億円。ほぼ影響力皆無。大きい項目は、「準備金」の約2兆6150億円で、これが朝日記事にあった「法定準備金を今度3倍多く積み増すことにしたから!」というやつですな。けど、たった300億円くらい変わったところで、そんなに影響があるのかとは思いませんか?リスク資産1兆円に対してなら、小さすぎるわな。

最後に「引当金勘定」。こんなもんが自己資本かいな、とか言わないで、一応そういう決まりになっているらしいから。
最も問題なのは、この「引当金勘定」なんじゃないの?
だって、日銀の自己資本残高って、最悪期の03年度末には5兆1750億円くらいだったでしょ?今だと、ざっと5兆8400億円くらいあるから、約6650億円も増加しているわけだ。これって、剰余金の5%を積立たって、ここまで増えたりはしないんじゃないですかね?割と調子の良さそうだった08年3月期末でも300億円ちょいくらいだったわけだから、これを5年続けても1500~1600億円にしかならんわな。するってえと、先の6650億円との差額で見れば他の増加要因が約5000億円とかのレベルであるから、剰余金が減って積立額が減少したから云々っていうのは、影響が小さすぎやしないか?高々百億とかの水準じゃん。
でも、自己資本残高の増加水準はもっと大きい。

つまり、資本金が1億円のまま不変で、法定準備金の増加額がそんなに大幅に増えていないなら、残るは「引当金勘定」しかないんじゃございませんかね?
02年度末の法定準備金残高は約2兆4939億円だった。
今の水準と比較すると、1210億円しか増えてない。つまりは、自己資本残高の増加は引当金勘定でしょうね、ということです。


普通の銀行で言う「自己資本比率」だと、たぶん「自己資本/総資産」の百分比ということでしょうけど、日銀の言ってる「7.54→7.47%に低下したぢゃないか !!」というのは、計算式がそうなっているわけではないでしょう。総資産に対する自己資本だと、5.16%くらい(5兆8416億円/113兆2499億円)しかありませんので。
日銀の言う「自己資本比率」とは、自己資本/発行銀行券ということでしょう。それで計算してみると数字が合いますので。これは日銀特有の基準であり、通常の銀行なんかとは全く違いますね。

 ※※超重要!! 試験に出る(笑、ウソだよ~ん)
     → 自己資本比率=自己資本/発行銀行券×100 (%) …①
     → 自己資本=資本金1億円+法定準備金+引当金勘定 …②


では、何故自己資本比率が低下したか、ということですが、①式から判るように、
・自己資本の減少
・発行銀行券の増加
ということですね。

朝日記事では、準備金繰入額が減ったから苦しくなったんだ、みたいなイメージでしたよね?
でも、違うでしょ。そういうことだけではないんですよ。準備金の繰入額がやや減ったからということではないんです。銀行券残高の増加率の方が高ければ、自己資本が増加していても自己資本比率は減少します。また、引当金勘定を増やせないような場合にも、自己資本増加率が銀行券の増加を下回ってしまうと、自己資本比率が低下してしまうことになります。


でもね、銀行券はただ無闇やたらと増えてるわけではないんですよ。
お宅の奥さんがタンスにヘソくったりするからこそ、銀行券が増えてしまうわけで(笑)。
また、信用システムが不活性化していても、やはり発行が増加するでしょうね。それは現金主義だからですよ。紙の上で数字が行ったり来たりしているとキャッシュが要らないので、経済規模に見合った取引が紙幣ナシで行われると紙幣の必要量は減りますよ。判りやすい例は、カードで冷蔵庫20万円を買うみたいなものです。これを現金で払えばその分だけ社会には多くの紙幣を必要としますが、カードで決済されると必要なくなりますので。どこかの竹やぶとか縁の下とかに死蔵されているかもしれない、多額の現金とかが増えれば、やはり紙幣は増加しますわな。

ま、銀行券ルールのことについても、今度書くから。


要するに、資産が増えるから負債サイドでも増加するわけで、自己資本比率が下がるのは引当金勘定の数字が小さめだから、ということに行き着くんじゃないですかね。それはどうしてなんだろうか?
例えば損失を穴埋めして引当金取り崩しで目減りさせ、新たに積み直しとかだから?
他の費目が増えちゃって、仕方なしに引当額を相対的に下げたとか?

うーん、それとも、やはり、銀行券発行額の伸びが大きいから?


いずれにせよ、準備金の新たに積める額が小さいので問題だ、みたいな話とは違うんじゃないですかね。あっても、微々たる影響ではないかな、と。

外国為替とか金銭信託とか、そういう資産が大幅に目減りして、資産サイドでダメージを受けたので、負債サイドの比率が影響を受けてしまったというようなことはないんですかね?

他にも目を引く項目としては、リスク資産購入云々の高々1兆円よりも、貸付金25兆6352億円の方がはるかにデカいと思うけど。
共通担保オペ+企業金融支援特別オペで25兆円以上の費目が新たに登場しているという方が、驚きだ。どんだけ貸付してんの、って感じだ(カンジダじゃないよ)。因みに、前回のどん底期だった03年頃では、日銀の国債保有残高は90兆円を超えていた。長期国債だって上限(所謂「銀行券ルール」)ギリギリの60兆円以上の保有だったこともあった。が、貸付金はなかった。参考までに金銭信託は1.8兆円以上買ったようだったが、その後売り抜けてガッポリ儲けやがった(福井総裁自ら投資活動をやっていたような日銀だからw)のかもしれないが、今では1.1兆円ちょいくらいまで萎んでいるようだな。日銀もぼくらと一緒に塩漬け中ですか?(笑)

ま、いいけど、リスク資産云々を言うなら、CP+社債の比ではないのが、外国為替(外貨建て資産だね)の9兆円超とか、金銭信託1兆円超とかの資産ではないのか?w
10兆円分の外貨建て資産+国内株式と、CP9千億円弱+社債1千億円弱の比較だと、どこからどう見ても前者の方がリスキーな資産のようにしか思えないけど。素直に言いなよ、内緒にしとくからさぁ~。ホントは、日銀さんもゴボッとやられちゃったんじゃないの?引当勘定って、一般的な「貸倒引当金」みたいに損失分を穴埋めする用に積んでおくんじゃないの?負債サイドの銀行券は腐らないけど、資産サイドはやられちゃったから、相対的に銀行券残高以外の費目割合が変動して、結果的に引当金勘定に回せる余裕がなくなってしまったんじゃありませんかね?


ド素人の邪推ですから、別に信じてもらわなくてもいいんですがね。

要するに、朝日記事みたいなのを読んでも何の役にも立ちませんわな、ということは言えるかと思います。




耐えられない生温さ~2

2009年05月11日 16時59分05秒 | 教育問題
耐えられない生温さ

この続きを書こうとは思っていなかったけれど、ムカッと思ったこともあるので書いておく。


1)親の経済的事情は子どもの責任ではない

これは確かにそうだろうね。だから?

これを理由として、「誰でも好きな学校に行かせろ」=「どこの私立だろうとも行けるのが当然」なんて政策を考えるのか?そうじゃないなら、こんなの理由になんかならないんじゃないの?
「自己責任に押し込める~」云々ってのがよくいるが、平等を重視するなら公教育にすべきなんじゃないの?(笑)
それは、私立であることを意味しない。

”親の職業や社会的地位や金銭的事由によることなく”
『公教育を等しく受けられる権利を有する』
ということで、何ら問題などないと思えるのだが。

お金のない家庭や貧乏な家庭の子どもだって、高校にバスで通えるとか部活動ができるとか修学旅行に行けるとか、そういうのは大事だろ。けど、別に私立である必然性などない。


2)国立大学は「私学」から高額化を強いられたようなもの

元々、国立大学なんて格安で行けるところだった。それが国への要請だったからだろうね。親が貧乏人であろうとも、頑張って勉強しさえすれば、国立に行く事はできた。
だって、授業料が年間1万円とか3万円とか払えば済むからだ。入学金も同じ程度だったらしい。だから、貧乏な家庭に育っても、勉強さえある程度やれば大学進学は可能だった。奨学金は無償で、教職員になって10年とか勤務すれば返済は免除されたしね。

こういう、よい進学制度があったのに、潰した連中がいた。
それは、一体誰か?

私立の連中だろ。

学費の格差があるから、優秀な学生はみんな国公立に行ってしまい、私立大学には来たがらず優秀な生徒が集まらないんだ、と散々文句を言い、金に飽かせて政治を動かしたんじゃないですかね?(笑)
ああ、これは陰謀論なので、本気にしないでくださいね。

でも、私学と国公立の格差を埋めろ、とかいうトンデモない理由で、国公立の入学金と授業料は毎年毎年うなぎのぼりに上げられた。私学の連中は、私立と国公立の垣根を取っ払おうと画策し、その結果、学費の高騰を招いたんだろ。貧乏人が一発当てて大学へ行く道というもののハードルを大幅に上げたわけさ。

私は大学入試とか進学制度には全然詳しくないから判らんけど、旧帝大系であれば1期校ということで、それなりの学生が集まっていたのであろう。2期校でも、私立よりは学費が安いので人気がそれなりにあったかもしれない。
私立大学に行くのは「国公立に落ちた人」が「滑り止め」と言って受けておいた私立大学に行くというようなことだったんじゃないかな。だから、私立のランクなんて高いところは極々限られていた。早慶といえども、早稲田政経とか、慶応医学部とか、特定の学部とかなら「ありがたみ」があったかもしれないが、全般的には私立に行くのはやはり「国公立に落ちた人」が多かったように思う。

例えば慶応とかが妙にありがたがられるようになってきたのって、ある時期からでしょ?
昔なら、どういう人たちが行っていたかといえば、一言で言えば「金持ちボンボン」でしょ。
小泉さんとか、石原裕次郎とか、加山雄三とか、そういう雰囲気の人たちってことですよ。慶応って、ラグビーが強くて女にモテるよね、というのはあったかもしれないが(笑)、勉強ができて超切れ者だね、なんて評判はあまり聞いたためしがないかも(自分の半径●mくらいだから、あてにはならない)。どっちにしても、貧乏人が勉強の為に「慶応に行く」なんてことは経済的には有り得ないわけで、大都会のコネ社会が通用している中でしか、おぼっちゃん私立大学なんぞに通える人たちはいなかったんじゃないですか?(笑)

だから、国公立大学の学費は昔のように、ほぼ無料に近い水準で良かったんじゃないか。
それを止めさせた張本人たちとは、一体誰なのか?
よく考えたらいいよ。


3)国公立とのランクの格差を問題視したのも私学

上にも書いたけど、学費が安いと優秀な生徒さんたちは、まず国公立を優先してしまうんだ。だって、高額な学費を払える家庭なんてごく限られていたし、東京に下宿させられる地方の家庭となれば、それはもう極々僅かになってしまうでしょ。

で、私学からすると、1期校や2期校とか、共通一次試験なんかでランク付けされるから「国公立はズルい、私学が不利だ」とか、散々文句を言ったんじゃないの。昔なんて、共通1次試験とかも国公立だけやっていて、私学なんて別試験でやっていたし。私学が相対的に下位にランクされてしまうから、「格差だ、格差だ」と大騒ぎしてランク付けすんな、みたいに言ってたんじゃないか。

で、格付けをどう使えば有利になるか、ということをうまくやれるようになってから、上位に私学がランクされるようになれば、そういう格付けをフルに利用して生徒を集め、金儲けの道具にしている連中は一体どこの何方なのか、という話をしているわけだよ。まずは「兵糧攻め」(=国立大学の独法化、旧来の国立の地位を剥奪した)で地方の国公立を腐らせ絶滅危機に追いやるとともに、格付けだのランキングだのを散々利用して学校間の「格差」を生み出してブランド価値を高めた連中とは、一体どこの誰でしょうか?

かつて、私学は不利だ、格差があるから国公立はズルい、と格付けだの偏差値ランクだのを問題にしていたのは、私学だっただろ。立場が逆転した途端に、今度はそういうのをフル活用して儲けてきたんじゃないですか?


4)公立高校は必要か?

高校の学費を無料化せよ、みたいな脳天気連中に是非ともお伺いしたいですな。
私学は中高一貫教育でこんだけ素晴らしい、とか、他とは違う教育をやっています、とか、色々謳い文句はあるだろうけど、親の経済力に無関係にどこの私学でも無料でいい、ということになれば、それは、際限なき私学の草刈場みたいになってしまうのではないのか?

それこそ、中高一貫校に有名予備校のセットさえも可能になってしまうだけだろ。これが、全部無料!
いやはや、天国だわな。これが、全生徒に供給される、と。私学の連中が口から涎を流して喜ぶだろうね。
だったら、公立高校いらなくね?(笑)

アホか。


5)じゃあ、どうすんの?

昔ながらの仕組みにした方がいいんじゃないの?
奨学金制度の拡充。
公立高校、大学の無料化。

勿論、選抜試験は競争だから、どちらも厳しいだろうね。
でも、奨学金は緩くていいよ。優秀な人には無償でいい。ちょっと優秀じゃない人には、後から少し返してもらいなさい。
教育制度は、国公立が基本であるべきだ。

ハリー・ポッターみたいに全寮制の寄宿学校に行きたい人は、自己責任で金を出して行くべきだろ。これを無料化せよ、というのは、おかしいだろ。


今ある日本の私学の大半はどうするか?
基本に忠実になれよ。
コネだろ、コネ。
国公立になくて、私学にあるもの、それはコネだ。
違うか?


だから、私学に支援だの、無料化だの、寝言みたいな意見はほぼ必要ない。金に困っている人は、公立の学校に行って下さい。どうしても私立に入りたい人は、その学校の制度を利用して下さい。優秀者には授業料免除とか、奨学金制度とか、学校が用意すればいいでしょう。私学が反対するなら、「勉学の志があるにも関わらず、親の経済的事情を理由として勉学を拒否する学校」ということだろ。それは、そういう学校が悪いんじゃないの?学校の理事長が「タダにしておくからいいよ」と言えば、それで済むんじゃね?
それとも、「勉強したい」という生徒を目の前に、「お前は金を払えないから出て行け、学校には来させない、卒業させない」とか言うような学校なんですか?(笑)
教育的立場として、それはどうよ?
そりゃ、学校が血も涙もない、鬼の取立て屋みたいなもんなんじゃないの?
「金を払えぬ生徒は退学だ」って言った私学があったの?
あったんなら、公表したらいいんじゃないか(笑)。これは社会の責任ではないんじゃないか?

ま、いいや。
私学の基本理念は、コネ、そして、寄附だ。
建学の精神を、もう一度見直せばいいんじゃないか?
そもそも寄附ってのが、私学の精神なんじゃないの?
だったら、それでやれや。
それで何が悪いの?何が問題?



改めて、はっきりと言っておく。
教育費の高騰を招いた原因の大きな部分は、「私学」だ。
公教育との格差を宣伝・利用した結果、優位を築いたのも「私学」だ。一部だろうけど。

なので、私学に積極的支援は反対の立場、というのが私の基本的考え方。
公的な教育費負担を多くしたいなら、公教育の充実を図るべき。
金持ち名門大学は、その生い立ちとコネとネームで食っていけるから、支援は要らない。
例えば米国の名門大学みたいに高額な授業料を払うのが必然であり、そのことでブランド価値を高めているという部分もあるのだから、貧乏人を寄せ集める必要性などないからね。日本のコネ大学も同じ。コネに群がる連中だけいればそれでいい。


カ●みたいな大学がゴロゴロある必要性は感じない。
くだらない私立学校に金をまくくらいなら、学生本人に金を入れてやれや。
公立高校にしたって、有名私立と同程度になるように力を入れてやればいいんじゃないか?
オンボロ校舎すら建替えもままならず、経費削減という理由だけで学校統廃合が推進され、地方の高校がいくつも消えた。かたや「高額な学費を徴収する私立」に多額の支援をしたり、学費無料化なんてものを私学の金満経営を助ける為にやるなんてことには、同意できかねる。

国公立大学をその他私学と同程度の学費となるようにすべき、なんていう妄言には大反対。
別に私学を怨んでいるとか、憎んでいるというわけじゃないよ。
けど、制度としておかしいとか、考え方として疑問だ、というのがあるから反対しているのさ。特に社会主義化したかのような学校が好き、ということでもないよ。高校や大学は、意欲があって優秀な生徒には行かせてやるべきだ、それは昔は寄附とか個人的支援だったと思うけど、現代では制度化しておいていいんじゃないかと思う。

私学は私学で好き勝手にノビノビやりたいんだろうから、敢えて国から金を貰う必要性はないよね、って言ってるんだよ。




連休明け相場で9000円超え

2009年05月08日 21時39分55秒 | いいことないかな
うん、うん、苦節10年、待ってた甲斐がありました…


そういえば、「教師生活25年、~」という決まり文句を見ることもなくなったね。当時は「随分、おじいさん先生なんだなー」と思ったものだが、大卒23歳からでも25年だと48歳だから、案外大したことがないね。自分の年齢がそれに近づいているというのに、ピンと来ない。


これは関係ないか。

で、悲観的な見方の人々もいるかと思うけれども、決算発表の大半は織り込み済みだろうと思うので、数字の悪さというのはあまりネガティブな材料にはならなさそうかな、と。


そういうのではなくて、今後の「誰も知らなかったような内容」とか、誰も予想もしていなかったような悲観的出来事、とか、未来の展望を挫折へと導くような材料が出た場合には、世界に再び暗雲がやってきそう。でも、今のところ、そうした材料は見えていないけど。

世界的金融機関が突如として倒れる、みたいな突発事態でも発生しない限りは、サプライズとかは出てこなさそう、と思っている。

諦めずに、投資を続けるのがいいと思うけど。
世界的な業界再編の波が来ていると思うので、不振な業界には逆にチャンスが来ているようにも思えるし。


ま、どうなりますか。



「釣堀に出かけて行くと、釣られる」の巻

2009年05月07日 21時05分17秒 | 俺のそれ
かなり出遅れだが、連休期間中だったということで悪しからず。
携帯の電池みたいに急速充電が望まれる場合も多いとは思うが、私の脳みその場合、携帯の電池以上に配線構造とか電気的な複雑さを有しているであろうと思うので(笑、確かめられないけど)、リフレッシュにも時間を要するわけです。

ということで、かなり遅れて参入。


ま、切込隊長氏の小括みたいなのも出てしまったので、目新しいことを言えるわけでもないが。
切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐off mans Blog 最近のはてなの釣り堀はレベルが高いぜ…

切込氏の言うのは大体判るし、懐疑説とか「どこの立ち位置」問題みたいなのも残り続けるわけだから、これを突破するのは「言いだしっぺ」側にとってはハードルが高そう。追撃弾が撃てない、ということになるかな。自分の言説を補強できるような、新たな論点を追加することは難しいかもね、とか、相手側言い分に適確な反論も難しいかも。
できるんなら、別にやってもらってもいいんだけどさ(笑)。どうぞ、ご自由に、と。


ところで、ナベチカ女史の記述から気になった部分をピックアップしてみるよ。

=====

1997年ごろ、日経新聞出版から出た「三つの未来-衰退か再生か、日本のシナリオ」という本のための「日本の将来シナリオ分析ワークショップ」というのに参加したことがある。これはものすごい大金かけて、いろいろな人を箱根に集めて討議したりして、日本の将来シナリオを3つ作り出したもので、その一部の討議に参加させてもらった。これをファシリテートしたのがGlobal Business Networkという、シナリオ分析の手法をいろいろな企業等に提供しているサンフランシスコのコンサルティング会社。で、その会社の経済史の専門家から

「国というのは、思いがけなくどこまでも悪くなっていけるものなのだ」

といろいろな国を例に挙げて説明されてはっと気づいた次第。

=====


これ読んだ時、思わず笑いが漏れてしまったよ。

日本の政治が酷い、というのは、そうだろうと思うよ。諸外国から見ても、決して自慢できるようなものではないだろうことも、私自身も痛感しているからね。

でも、何と言いますか、コンサルに大金咬ませて「練り上げた」っつーシロモンが、そんなに後生大事に言うほど有り難味があるもんなんですかね、ってな話ですわな(笑)。


97年頃に日本の未来シナリオを描いた、ということは判りましたわ。
で、
①ものすごい大金かけた
②色々な人を箱根に集めて討議したりした
③「Global Business Network」ってコンサル会社がファシリテート
④経済史専門家は「国は思いがけずどこまでも悪くなれるもの」と言った
⑤専門家による実例を挙げた説明で、はっと気づいた

ということらしいです。頭のいい人たちが集まるって、本当に凄い(笑)。少なくとも、私は呼ばれるわけもないから関係ないけど。いやいや、参加したいわけじゃないよ。時間の無駄だから(どう見ても、負け惜しみ??笑)。

ええっと、③みたいに「ファシリテートした」とか言われても、よく判らんし。非日常的なので、できれば平易な日本語で言ってくれればいいのに、どうしてコンサルの人たちって不可解っぽい横文字で言うのか、未だに判らん。ああ、大都会では、日常的に「今度ね、○○がファシリテートしたらしいわよ」とか、会話されるんだろうか。凄い世界だな。眩しすぐるっ!!
シビれる~ぅ、憧れる~ぅ。


どこまでも悪くなれる、というのがある程度正しいとして、スパンの問題とかはありそうとは思うけど。ま、日本を捨てるが勝ち、と信じている人たちは、捨てて行けばいいんじゃないかと思うけど。それでいて、しつこく日本語で文章を書いたりして、メガブクマ(*1)をゲットして(*2)いるから、捨て切れてないのかな、と思わないでもない。誰を相手に商売してんの?とか、思ったり。
日本は落ちぶれてダメダメだというのなら、そんなカスみたいな日本や日本人なんか相手にしてないで、サクッと英語でブログを書き、英語で議論し、英語の人間だけを相手にして、海の向こうで好き勝手にやってりゃいいのにね。どうして、さっさとそうしないのかが不思議。カスを相手にしていて、一体何が楽しいんですか?(笑)

 *1:「アナログマ」の親戚じゃないよ、笑
 *2:カタカナ用語に対抗して、オレもカタカナ語を出すぜ!


あれだ、箱根に集まったという、大変立派で優秀な方々が「何かを正しく考えることができたか」というと、どうなのよ、と思わないでもない。あれだよ?世界のコネで繋がる有力者たちが一致協力して、あれこれ手筈を整えて、誰かをハメようとしたり、蹴落とそうとしたり、かっぱごうとしたりすれば、それはできないわけじゃないよ?マージャンって知ってる?あれがモロにそう。通しをされたり、積み込みをされたり、握られたりしたら、無垢なトーシロさんなんて、いいようにカモられるよ?(そんな放浪記っぽいことがどの程度現実にあるのかは知らない)

しかも、そういう片棒を担ぐ連中は、日本人の中にも次から次へとワイて来るから。蛆やゴキブリみたいに。
これは、「インセンティブ」とかいう難しいカタカナ語がある通りに、心根の曲がったやつ(笑)とか、イソップ童話(*3)が判らないやつとか、拝金主義者とか、自己の栄達最優先とか、きっと何かがあることになっているのだよ。蛆には蛆なりの存在意義ってもんがあるわけさ。蛆によって、別な感染症が防げるってこともあるしね(笑)。

 *3:それともグリム童話?


ま、いいや。
日本のシナリオとか所謂バッドケースなんかは、例えば竹中の平ちゃん時代によく用いられていたでしょ。
大体が、「構造改革をしなかった場合」「改革が遅れる(抵抗する)場合」「構造改革が進まない場合」みたいな文言の時はBadか低成長ケースってことでしょ(笑)。これは、昔からお決まりなんだよ。

箱根に集合した人たちが、本当に賢くて将来予測がきちんと出来ていたなら、日本は今世紀のデフレだとか低成長とかを回避できていたんじゃないですか?
それとも、坂道を転げ落ちるように、ワザと仕向けたと?
笑えるな。


因みに、バカばっか集まって話し合っても、多くの場合にはロクな結論も出ないし間違った結論とかが出されるだろうね。具体的には、たとえば日銀とかを見ていれば判るもの。○×問題で、連続で間違い続ける方がはるかに「困難」だもの(笑)。「連続誤答」を確実に選び、これを達成する連中ってのは、本当に凄いよ。そういうようなもんだ。

結局は、大した連中が集まっていなかったか、集まって考えた割には全然大したことがなかったのかもね。
ほら、コンサルっていっても、ピンキリなのと同じさ。
たった1人の、真に賢い専門家には、その他大勢の烏合の衆がいくら集まって考えたって敵わないのかもしれないし。そうじゃないという自信の源を知りたいね。

賢い人たちが大勢いたって、今回の経済危機を回避できなかったじゃないの。こういうのこそ、大金かけて、エリートたちが日々考え抜いてやっているわけだから、バッドなシナリオを見抜いて回避すればよかったのにね。そういうのは、誰1人として“ファシリテート”してくれなかったんですかね(笑)。


ま、いい商売だわ。
釣れてしまえば、何だっていいわけだから。

うらやますい~(冗談です)



日ハムの先発が崩壊している件について

2009年05月06日 22時03分49秒 | 俺のそれ
昨年までとはうって変わって、いきなり打撃チームに変貌してしまいました(笑)。

ここまでのところ、両リーグを通じてトップの得点力。防御率も落ちているけどね。傾向として、パ・リーグは打高投低ということみたいなので、2線級の投手から打てていても、あんまり当てにはできない。セ・リーグではどのチームも防御率は4を切っているので、比べるのがちょっと難しいか。DH制の採用によって、得点力は変わるかもしれないしね。


ま、ヨソの話はいいけど、楽天が羨ましいよ。岩隈&田中の二枚看板があって、続く永井とか長谷部とか、まずまず揃ってるし。CSとか日本シリーズを勝ち抜けるには、2枚くらいだとかなり厳しいから。


で、問題のハムはといえば、ダル君だけ。
今年はヤギが、あいや、八木が戻ってきてマズマズだったので少し楽にはなったが、他が本当に酷い。これまでよくこんなに勝てたな、と思うくらいだよ。先発陣は、ダル、八木の他は、武田勝が防御率が4点以下なのと四球が少ないので許すとして、残りは入れ替えるべきでは。


特に、即「イラネ」となるのは、スウィーニーと多田野。
防御率も失点も四死球も酷すぎる。
普通の球団なら、2軍どころか首と言われても不思議ではないだろうね。特に、某ジャイアンツとかだとシーズン途中でも助っ人外国人ならば即クビで帰国させられたりとか、ありそうだけど。

藤井と榊原も酷さでは似たり寄ったり。
防御率が6点以上の先発投手が4枚揃ってるって、そんな球団は珍しいのでは?

今年は打ててるからって、温情で5回まで投げさせると失点が半端じゃないんだよね。中継ぎ陣の負担も、9連戦では相当キツかったんじゃないかなと思うけど。いつまでも8点とか10点とか、取れるとは思わない方がいいと思うけど。


野手は二岡が加入したりして、チーム内の競争がかなり活性化したと思うけどね。
その効果で内外野とDHのスタメン争いがかなり厳しいもんね。昨年までとは全然違う。

外野だと、稲葉、スレッジ、森本、糸井の競争で状態が良ければDHを含めて4枚だが、誰かが外される場合もある。糸井の成長のおかげだ。

内野は金子誠が二岡とのポジション争いで猛烈に活性化され、好調を維持して首位打者だ。田中賢がちょっと元気がないが、センターラインの固定ということで変えられてはいない。小谷野が何と何との大躍進で、内野のポジション争いの生き残り結果が、今の4番を打ててるのだろうと思う。昨年までは考えられなかったような凄い打線だ(笑)。代打の切り札、坪井も好調だしね。


残りのファーストには、ヒメネスと高橋信とが争っていて、DHの奪い合いに勝てばチャンスはあるけど、固定されてるわけじゃない。キャッチャーは鶴岡と大野の競争がある。が、打撃を重視するなら、高橋をキャッチャーに入れて、ファーストにヒメネスとか小谷野とかを入れて、空いたサードやDHに別な誰かを入れるということも考えられるかも。少なくとも、キャッチャーに高橋を入れると、高橋がDHかファーストで出ているなら、そこに別な誰かにチャンスが回るということだ。

なので、野手陣はかなり厳しい競争があるのだ。


しかし、先発投手陣ではどうだろうか?
これまでのところ、大した競争なんか働いていないのでは?

なので、とりあえず、ダル君、八木、勝、の3枚以外は結果が出ていないので、競合を送るべきだ。特に、スウィーニーと多田野は完璧2軍落ちだ。

他の候補なのだけれど、2軍成績が出ていないので分からんのだな、これが。でもま、とりあえず提案を書いてみるから。

左の藤井、吉川、須永、土屋あたりで競わせる。
右の先発の駒が不足するのだが、糸数、植村、榊原の中で結果を出させるとか。榊原はここまでの試合では、ダメだったわけだが。こんなふうに、7人から3人を選ぶしかないのではないかな。
他の坂元や谷元も決していいとは言えないし。


武田久の前を投げるのは、これまで割りと良かったのが右では菊池(今年は大活躍だ)と建山、左が宮西と巨人から来た林かな。6~8の3回くらいをこの4枚で抑えてゆくということになるかな、と。でも、この前のように連戦中で、しかも3試合連続で延長という、3試合で35イニングをカバーするということになれば投手事情は相当厳しくなってしまったと思うよ。中継ぎ陣も疲労がたまってきているだろうね。


いずれにせよ、先発陣をまず4枚くらいは揃えようよ。
どうせダメなら、若手にもチャンスを与えるべきでは。好投した試合もあった、とか、惜しかったね、とか、そういうのがまるでない先発は、投げさせる意味がないと思う。


ところで、中田翔はどうなんだろう?
もし良い状態なら、キャッチャー高橋、ファーストに中田、という布陣だってあるかもしれない。いや、守備とか分からんけどさ。代打やDHという手もあるわけだし。


ま、これは別にいいけど、競争は大事だ。
チャンスを与えることも大事だと思う、と言っておきたい。



耐えられない生温さ

2009年05月05日 22時11分42秒 | 教育問題
色んな意見や諸説あると思うが、個人的には「何いってんの?」と思う。

はてなブックマーク - 痛いニュース(ノ∀`):「学費が払えない。政府なんとかして」「大雨でも自転車で通ってる」…全国の私立高生が抗議


私立に行ってる学生は、公立に比べ圧倒的に少ない。
本当に勉強したいだけなら、私立に行かなくても勉強できる。

何なら、昨今流行りらしい「自力で海外脱出」すら不可能ではないかも(笑)。


あと、そもそも、「バスがない」とか「電車が通ってない」とか、それはごくごく普通。どこの大都会標準思考なのかと思う。自転車で通うとか、そりゃ別に普通だから。経済危機なんかなくたって、当たり前のことをやってるだけだ。取り立てて「交通費を節約する為にバスに乗らない」なんて自慢するようなことではない。

勉強したいなら、どこでもできるから、公立に転校したらいいんじゃないかと思うけど。私立に通いたいなら、学校の奨学金とか免除制度を使うか、自分たちで働いて金を貯めて行くとか、様々な手段はあるだろうね。

それとも、社会主義チックに学費を無料にしたいなら、税金の大幅引き上げと、私立学校は除外して公立学校のみに無料を適用すればいいだけでは。勿論、私立学校に税金の投入なんか認めないし、学費無料の恩典も必要ない。大金かけて行きたい連中だけが行けばいい。実際、米英の学校ってのはそういうもんだろ。

社会ってのがどういう仕組みなのか、よく学べていいんじゃないかな。



公務員のボーナスカットは危険

2009年05月02日 12時19分03秒 | 社会全般
前にも書いておいたけど、デフレを加速してどうすんだボケ、と思わないでもない。

国家公務員賞与0・2か月分減額…人事院が臨時勧告 政治 YOMIURI ONLINE(読売新聞)

法改正が実現した場合、夏のボーナスは係長級(40歳、妻・子2人)で前年比6万6000円減の63万6000円、本府省課長級(45歳、同)は前年比15万8000円減の152万1000円となる。

=====


ちょっと驚いたのは、課長級の約2ヶ月分が152万円以上もあるのか、ということくらいかな。そんなに貰っているんだ、みたいな。年収だといくらくらいかな?月給75万円くらいとして、900万円+ボーナス5ヶ月分で375万円の合計1275万円!!
例の厚生労働省の火喰い鳥、白鳥さんでもそれくらいは貰ってますぜ、ってことですかい?
意外と多いな。
それだけの働きを見せているかどうかは、私には何とも判りかねますが(笑)。
超格安公務員官舎なんかにも住めるらしいから、実質年収はもうちょっと上がるのかもしれませんね。


ま、これはこれとして、民間が大幅に下がったから、お前ら公務員も大幅に下げろ、とかって話になると、これはもう日本全国でデフレの歯車を目一杯加速することになるわけで、ここはどうにか辛抱して日本の勤労者の賃金総額が大幅に目減りしないように耐えるしかないでしょう。民間企業では「耐えられない」に決まっているのですから、公務員とか半公的企業(電力関係、鉄道やインフラ系の企業とか)では、賃金引下げの誘惑に打ち克ってむしろ「引き上げ」方向に行かないと、日本全体の引下げ圧力が強まれば一層悪質な「デフレ」となってしまいますよ。


3月にも警告しておいたでしょ>それがデフレを生むんだってば~公務員ボーナスカット

震源地アメリカでの巨額ボーナスをカットしようというのと、日本は全然違いますよ。AIGとかの、信じられないような巨額ボーナスなんてジャンジャン切っても何ら問題ないけど、日本の公務員の賃金を大幅引下げを行うのはワケが違いますから。日本でのボーナスカットは「経済対策じゃない」って翌日の記事に書いておいたでしょう?

民間が苦しんでいるんだから、というのは確かにそうなのだけれど、多く受取る公務員はボーナスを減らすのではなくて「使う額を多くしてもらえ」ということなんですよ。本当に公務員の人たちにボーナスを多く配るのが問題なんだ、ということなら、互助会でも職員組合でもいいので、寄附でも集めて有効な使い道と思うものに一気に使ってもらうようにしたらいいよ。そういうのは、言ってみれば「心意気」みたいなもんだ。

ただ単に減らすのではなく、新築のローンでも組んでもらうとか(笑)、車でも電化製品でも買ってもらうとか、飲食店で飲み食いしてもらうとか、そういうのをやることで消費がどうにか維持されるんだよ。

誰かの為、と思って使うことが必要なのさ、今の世の中では。


今こそ、ぼくの言う警告を信じなさい(笑)。
これまでだって、警告してるにも関わらず無視したてきたら、失敗とか良くない結果が待っていたわけでしょう?

こんなタカリみたいなヤツラに、どうしてこれほど多額のボーナスを払わねばならんのだ、というご意見もあるかとは思いますが、ここは堪えて世のため人のためと思って、ボーナスを減額は避けて、むしろ使ってもらうべきです。

「公務員といえども、いつ何時、給料やボーナスを大幅にカットされるかわからない」という苦い経験が深く刻み込まれると、そういう「突発的事態」「不確実要因」なんかによる変動に備える為に、余計に貯蓄に走らせる結果になるわけさ。金を使おうとしなくなるのが、余計に酷くなるよってことなのだよ。そうなると、更に消費を冷え込ませる結果となり、景気悪化のアクセラレータとなってしまうのだ。デフレ圧力も強まるのだ。



誰が言ったか

2009年05月01日 14時45分36秒 | 俺のそれ
一瞬ギクリとした。

 「信託鬼蓄銀行」

おいおい、そりゃ、何のアレだ?
いくら昨今の金融機関がナニだからと言っても、そこまでにはなっていないだろうに。

などと思ったが、違った。

普通に

 「信託貯蓄銀行」

だった。

それに、鬼畜だと蓄が畜だが、貯蓄だと畜じゃなく蓄だし。


でも、きっと誰かは心の中で思っていても不思議ではないかも、と思った。
見間違いって、面白いけど、危険でもあるね(笑)。