生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2021年12月24日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
会った途端に恋をしていく男女は成育史の関係で人に言えない色々の事情を抱えていますので非難できません。人は誰でも愛の孤独感にさいなまれています。しかも人間の本質は<不安>なので少しでも苦しいことに遭遇すると共に助け合って生きていける異性を求めるようにできています。心と身体は永遠に何かを求め続けます。自分の持つ魂が神様の愛に触れるまでそうさせるようです。この傾向は人類の歴史を見るとすぐわかります。魂は完全な愛を求めているとカトリツク神学は主張していますが、それも人々がこの世でも幸せに生きていける為のノウハウでしょう。今度こそ間違いのない愛との出会いだと判断する前に心の中の不安感を恐れずに見つめてみましょう。すぐ愛してしまう自分の傾向には根の深い孤独感がありますが、その孤独感は非常に大事なもので、どうなればこの孤独感が消滅するか、愛の問題ではなく生きがいの問題かもしれません。自分の人生は何のためか、生き甲斐は何だろうか、自分は自分の魂、生育史、身体を大事にしているだろうか、この3つを静かに考えているとすぐ惚れあう癖は消滅していきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする