生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2024年09月21日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
人類誕生以来、色々の不安感や怒り等のストレスが蓄積されていくプロセスは想像がつきますが、ここ明日香に何故、日本最初のお寺・飛鳥寺・が誕生したのでしょう?明日香には帰化人が沢山住んでいました。以前は物部氏が権力を握っていましたが、蘇我氏が戦で権力をもぎ取ります。そして飛鳥寺が日本最初のお寺として歴史に登場します。物部氏と蘇我氏の戦いの弔いが飛鳥寺なのでしょうか?今の戦争とは規模が違いますが、当時の日本は案外平和でした。縄文時代は山岳宗教が大事にされ、平和を愛し、出雲に地方各地の豪族の長が集まり、そしてまた、地方に戻る生活が数千年継続されていたようです。帰化人は高い知識と技術を伝えてきましたが、激しい戦いの技術も日本に入りだします。明日香は歴史に残る血なまぐさい一ページ(大化の改新)のさきがけとなりました。この明日香には万葉集で活躍する沢山の歌人が住んでいます。懐かしい平和を回想する和歌、そして厳しい政治と権力闘争の始まりです。私達の祖父母が、どう生き抜き、今日の私の命を残したか、これから日本人のアイデンティティーがどう形成されてきたかを思索していきましょう。この頃は既に「甘えの構造」と「汚れと禊」の思想があり、現代の私達の性格形成にも大きな影響を与えています。何故でしょう?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする