なまず天重/うなぎ福本(久喜市)
オイラには食べてみたい魚があった。それはナマズ。
淡水魚でウナギやコイ、ドジョウはあるが、ナマズはまだ食べたことがない。
だから今日は楽しみにしていた。
他のお客さんたちが鰻ランチを注文する中、オイラだけナマズの天重。
今のオイラには、ウナギより価値ある存在だ。
昔読んだ小学生向けの学習マンガには、
ナマズは杖をつき、白髭を生やした物知り好好爺で描かれることが多かった。
「地球は太陽の周りを回っておる。これを『公転』と言うのじゃ」なんて
小学生読者にその博識ぶりを披露、教授するのだが、
アレ裏の顔は、カエルや小魚の命を狙う殺し屋だかんね(笑)
今日はその湖沼界の殺し屋を腹ん中に収めてやるぞ、うひひ。
さて、そのお味なんですが、これがウマいんですね(^~^)
あの見た目に似つかわしくない白い身、クセもなく淡白な味わいだ。
火を通したナマズの身は、カレイの肉質に似ている気がする。
どちらも泳ぎ回らず、じっとしている魚だから、身も似たような食感になるのだろうか。
揚げたての衣もサックリで、箸が進みます。
ナマズ美味しかったな、また食べたい!
ごちそうさまでした~。