リサイクルショップあるある/値引きについて

金券（ギフト券）を等価で換金できると思っている方が、年に１人ほどいらっしゃるのですが、これはどこにでもある話らしく、ある同業者の方も言っていました。その方のお店で『何故等価で換金できないの？』と執拗な方がいたそうで『等価換金したモノをどうして、この様に額面の９５％で売れるのか、逆にお聞きします』とキれたそうです。お客様にキれちゃいけないのですが、笑ってしまいました。

商品を陳列している什器、特にショーケースを売ってほしいと言われます。その中に展示している商品、ショーケースに入っているブランド品はどうしたらいいのでしょうか？一度は今使っている『そのレジスターを売ってくれ』と言われた事もあります。

大声で値引きの交渉をするお客様。すぐ近くに、いつも表示価格のまま買っていかれるリピーターの方、他大勢のお客様がいる場所で。『この商品だったら、少しは値引きしてもイイかも』と思っても、そこはリピーターの方始め皆さんに悪影響なので、お断りいたします。出来る物と出来ない物もありますが、とにかく他のお客様に聞こえない様にお願いします。

家具は『ここにキズがあるからまけて』と言う依頼も多いです。リサイクル品は出来る範囲でキズの補修もしていますが、キズがあって当然で、その状態を見て値段を付けている訳です。サッと説明し『この様にキズがあるからこの価格なのです。』と言ってしまうと、これも『少しなら値引きできるかな？』と思う物でも出来なくなります。

当店では、基本的にセール以外での交渉値引きはしておりません。しかし、在庫が少々過剰になってきた物や、動きが鈍い商品。高額な商品は値引きの余地がある物もございます。ただ、少々在庫が長くなっても、入荷の困難なレアな商品などの値引きは困難です。それから、年に数回のセールでも２０％オフまでですので、出来る商品でも１０％程とご理解下さい。

これも以前お話しましたが、値引きを想定すると、表示価格が必然的に高くなってしまうので、あまりいい事だと思いません。（あるお客様談で）頻繁に半額セールをしているお店では、新品より高い値段が付いていたと言っていました。

最後に、同業者ならではのあるある。スチールデスクの引き出しに溶けて、へばりついた輪ゴム。隙間に引っ掛かってとれないクリップ。ソファーの隙間からボールペン。食器棚の引出しを外すと、奥からいろいろ出てきます。たまに給与明細なんかも。

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