廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

市場の呼ぶ声

2011-03-16 22:22:22 | Weblog
 今日のスポーツ新聞も地震関連の話題が一面だった。 確かにオープン戦も自粛ムードで時折行われるチャリティーを謳った試合とか以外は行われず無観客の練習試合がひっそりと行われているだけですしね。 Jリーグも前日、3月中の全試合の中止が発表されて私も既に買っていた20日(日)のC大阪戦のチケットをコンビニに払い戻しに行かないといけません。 被災地のJ1仙台やJ1鹿島ではスタジアムやクラブ施設に被害が発生している上に、隣県での原発事故があって選手や関係者、サポーターらの安全が保障出来ないとして鹿島では試合どころかクラブを一旦解散して選手達はそれぞれの実家などに”疎開”しているらしいし、このまま行くと4月中の再開も難しく、Jリーグはシーズンを半分まで短縮するかベストメンバー規定を今期だけ無しにして夏以降に日程を詰めて乗り切るかと言う方向に進むのではと思いますが果たしてどうなるのか? そして来週末に開幕が迫るプロ野球はどうするのか...?

                               

選手会がセ開幕強行止めた、新井会長要望(日刊スポーツ) - goo ニュース

 確かにセ・リーグ(と言うより一部の球団)の言う、プロスポーツを開催する事による人の心を励ます効果はあるでしょうし、震災で球場などが被害を受けたイーグルスやマリーンズの居るパ・リーグと比べてセ・リーグの球団は震災による被害が少なかったのでこっちまで開幕を遅らせる事は無いと言うのも一理有りますが。 しかし震災の直接的な被害は少なくても電力不足による計画停電が行われている中でプロ野球のナイトゲームだけは特別だと言うのは筋が通りませんし、今はまだ日本中がプロ野球の開幕を待ちわびる”気分”では無いからでしょう。 早く元の日常に戻りたい、プロ野球を見たいと言う”市場の呼ぶ声”が巻き起こるのはもうちょっと時間が必要なのかも知れません。 私個人は(嫌な話ですが...)セ・リーグとパ・リーグの開幕日が違う事には慣れてますし、被害のほとんど無かった西日本に住んでいるので4月になってもプロ野球が始まらない事については違和感はあるのですけどね...

                          

ニュースを斬る 200年以上続く老舗社長が語る 「陸前高田も会社も無くなりました」 (日経ビジネスオンライン) - goo ニュース

 今回の東北・関東大震災では地震だけで無く、その後に押し寄せた津波の被害が東北の太平洋側一帯で酷かったそうですね。 私もニュース映像で知る範囲でしか分かりませんけど、津波は海岸部はもちろん内陸部にまで押し寄せて街そのものを消滅させてしまったみたいですから。 記事にある通り、この地域には江戸時代から続く老舗企業も多数あったそうですけど今回の地震と津波で廃墟になってしまったそうで、これから立て直して行けるのか危惧されますけど地域の産業が復活しなければ個人の家だけ建て直しても故郷に住み続ける事が出来なくなりますし、仮設住宅などの設置と同時進行で産業の再生にも取り組まなければいけないと思います。 それにしても昔、買って飲んだ事がある酔仙酒造が壊滅してしまったのですか、残念です。 楽観的過ぎますが、日本酒も以前よりは飲む人が増えていると感じますし、蔵の従業員さんが生きていてくれればまだ再建への望みはあるのではと期待していますが...

                          

 先日、そごうの酒売り場に行ったら地ビールが大量入荷していた。 中国地方のだと『大山Gビール』がありましたが、今回は東北・関東の地震が頭に浮かんで(店内で何度も募金の呼び掛けをしていたし...)東北ゆかりの商品はないか探して『田沢湖ビール』なる物を見付けてそれを買いました。 ここのビールは他のブルワリーと違ってピルスナーとかヴァイツェンでは無く別の呼び名を採用しているみたいで、私もどれを買おうか迷った末にALT(アルト)なる種類のビールにしました。 大した理由も意味も無く単に今週末、バルト11に主人公の名前が早乙女アルトである『劇場版マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~』を見に行く予定になっているからなのですが。 映画を見たり酒を飲む余裕の無い被災者の事を考えると心が痛みますけど自粛一辺倒の社会は異常だと思いますし、お金を動かして経済を良くしなければ国の復興資金だって作れませんから。 ちなみにビールの隣は私の作ったブリ大根です...

 よく生死の境を彷徨って生還した人の言うのが、暗闇の中で家族や友人・恋人などが自分の名を必死に呼び掛けている声が聞こえてそっちの方に向かって行くと光が見えて、そして意識が戻った話です。 そう言うのがあって意識不明の状態になっている患者さんには周囲の人達の呼び掛けが効果があると言う考え方が定着しています。 今回の震災前に関東より西に出荷されていた東北や関東産の商品が買われ、追加注文が出されれば今すぐには生産を再開出来なかったとしても現地の人の復興への励みになるのでは? それに発注データと言う”確かな数字”があれば銀行だって生産施設の再建や再生産の為に必要な資金を融資してくれるのではないかと思っています。 今回の事をやるのに正直迷うところもありました、現状では津波で廃墟になった街を再建するのが先、仮設住宅などを建てて避難所から出て生活を始めるのが先、とも思いましたけど産業が無ければ家を建て直しても生活する事が出来ずに故郷を捨てる事にもなりかねませんし、私としてもちょっと早いかなと迷いはありましたけど産業の復興の策を講じる事にあえてしました...



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 ...以上です。