火傷
去年の秋、近くにレンタルバイク店ができたので一度のった。去年の夏、レンタルバイクでダンプにはねられ、怪我したが全治4週間程度の怪我だったので、また乗りたくなってしまった。夏のレンタルバイク店とは別の店である。250ccである。私はオートバイは好きだが、買った事は一度もなく、レンタルバイクか友達に借りるかのどっちかである。
事故の後だったので慎重に乗った。
普段、バイクに乗りなれてる人は運転は何ともないが、たまに中型バイクに乗ると、バイクの運転には、それなりにテクニックがいる。オートマ車と違って、中型バイクには、それなりのテクニックがいるのである。それで慎重に乗っていたが、マフラーを利き手でない方の人差し指の先で触ってしまった。すぐ手を引いたが、マフラーの温度は非常に高い。これは瘢痕が残ってしまうのではないか、と死ぬほどあせった。幸いコンビニが近くにあったので、すぐに氷袋を買って指先を冷やした。夕方でバイクも返さなきゃならないし、瘢痕も残したくない。それでしばらく氷袋に手をつけてから、氷袋に指先をつけながら片手で運転し、バイクを返し、車ですぐに医院に行った。車を運転してる時も熱感が強く、指先を氷袋に当てたまま片手で運転した。医院で塗り薬をつけてもらった。医院も診療終了のギリギリの時間だった。
私の感覚としても、また診断もⅡ度の中度の熱傷だった。Ⅰ度は、全く問題ないが、二度は瘢痕が出来てしまう可能性があるのである。生死を分ける境である。
結果、瘢痕は残らず、完全に元にもどってくれた。
一番良かった事は、火傷した後、すぐに氷袋を買って指先を冷やした事である。冷やさなかったら間違いなく、瘢痕が出来てしまった。火傷で大切な事は、すぐに冷水で冷やす事である。時間との勝負である。昔だったら、利き手でない手の人差し指の先の小さな瘢痕ていどだったら、それほど重大ではないだろう。それでもやはり指先の瘢痕は嫌なものである。しかし今は違う。今はワープロが生活必需品であり、ワープロなしには生活できない。ワープロでは全ての指を酷使しなくてはならない。特に人差し指は頻繁に使う。人差し指でなく小指でも同じ事である。私はワープロの文字入力はもはや全て、かな入力である。ローマ字入力でも同じであるが、瘢痕ができてしまったら、ワープロを打つ時、気持ちが悪い。特に、仕事や趣味で毎日ものを書く人には不快だろう。
さて私が言いたい事は、火傷とか事故とかが起こったら、大切な仕事があっても、堂々とすっぽかして、治療をすぐ受けるべきである、ということである。仕事に対する責任感などは、その時は堂々と捨ててしまうべきだ、ということである。もちろん、これは全ての病気や怪我で言えることではない。病気や怪我にも色々あって一概には言えないが、早期の治療で、完全に元に戻るものもあるのだ。低血糖でもそうだし、心停止でも、そうだが、ゴールデンタイムというのがあって、脳はブドウ糖だけが、唯一のエネルギー源なので、時間をのがすと、植物人間をつくってしまうのである。日本の救急医療の現状など知ると、おそろしくなるだろう。病院のたらい回しは現実にある。骨折でもそうだし、その他でも、医学を学んでしまうと、かなりのスポーツを禁止してしまいたくなる。医学を知らない人の無茶な責任感や、指導者や会社の上司の変な根性主義者ほど、こわいものはない。そもそも、私は、うつ病は本人の病気ではなく、社会がつくっている病気だと思っている。し、これは無くなることはなく、永遠につづくと思っている。火傷では、責任感を選んでしまうと、その後、一生、不便な人生を送らなくてはならなくなる。
何か、怪我をして病院に行くべきか、どうか迷ったら、迷わず病院に行くべきである。
「こんな程度で病院に来るな」
などと言う医者も、たまにいるが、それは間違った考えの医者である。
一般の人は医学を知らない。すぐに対処すべき疾患か、あとで治療してもいい疾患かの判断が専門家ではないのだから出来ないではないか。
私の箴言
「病院に行くことをためらうことなかれ」
去年の秋、近くにレンタルバイク店ができたので一度のった。去年の夏、レンタルバイクでダンプにはねられ、怪我したが全治4週間程度の怪我だったので、また乗りたくなってしまった。夏のレンタルバイク店とは別の店である。250ccである。私はオートバイは好きだが、買った事は一度もなく、レンタルバイクか友達に借りるかのどっちかである。
事故の後だったので慎重に乗った。
普段、バイクに乗りなれてる人は運転は何ともないが、たまに中型バイクに乗ると、バイクの運転には、それなりにテクニックがいる。オートマ車と違って、中型バイクには、それなりのテクニックがいるのである。それで慎重に乗っていたが、マフラーを利き手でない方の人差し指の先で触ってしまった。すぐ手を引いたが、マフラーの温度は非常に高い。これは瘢痕が残ってしまうのではないか、と死ぬほどあせった。幸いコンビニが近くにあったので、すぐに氷袋を買って指先を冷やした。夕方でバイクも返さなきゃならないし、瘢痕も残したくない。それでしばらく氷袋に手をつけてから、氷袋に指先をつけながら片手で運転し、バイクを返し、車ですぐに医院に行った。車を運転してる時も熱感が強く、指先を氷袋に当てたまま片手で運転した。医院で塗り薬をつけてもらった。医院も診療終了のギリギリの時間だった。
私の感覚としても、また診断もⅡ度の中度の熱傷だった。Ⅰ度は、全く問題ないが、二度は瘢痕が出来てしまう可能性があるのである。生死を分ける境である。
結果、瘢痕は残らず、完全に元にもどってくれた。
一番良かった事は、火傷した後、すぐに氷袋を買って指先を冷やした事である。冷やさなかったら間違いなく、瘢痕が出来てしまった。火傷で大切な事は、すぐに冷水で冷やす事である。時間との勝負である。昔だったら、利き手でない手の人差し指の先の小さな瘢痕ていどだったら、それほど重大ではないだろう。それでもやはり指先の瘢痕は嫌なものである。しかし今は違う。今はワープロが生活必需品であり、ワープロなしには生活できない。ワープロでは全ての指を酷使しなくてはならない。特に人差し指は頻繁に使う。人差し指でなく小指でも同じ事である。私はワープロの文字入力はもはや全て、かな入力である。ローマ字入力でも同じであるが、瘢痕ができてしまったら、ワープロを打つ時、気持ちが悪い。特に、仕事や趣味で毎日ものを書く人には不快だろう。
さて私が言いたい事は、火傷とか事故とかが起こったら、大切な仕事があっても、堂々とすっぽかして、治療をすぐ受けるべきである、ということである。仕事に対する責任感などは、その時は堂々と捨ててしまうべきだ、ということである。もちろん、これは全ての病気や怪我で言えることではない。病気や怪我にも色々あって一概には言えないが、早期の治療で、完全に元に戻るものもあるのだ。低血糖でもそうだし、心停止でも、そうだが、ゴールデンタイムというのがあって、脳はブドウ糖だけが、唯一のエネルギー源なので、時間をのがすと、植物人間をつくってしまうのである。日本の救急医療の現状など知ると、おそろしくなるだろう。病院のたらい回しは現実にある。骨折でもそうだし、その他でも、医学を学んでしまうと、かなりのスポーツを禁止してしまいたくなる。医学を知らない人の無茶な責任感や、指導者や会社の上司の変な根性主義者ほど、こわいものはない。そもそも、私は、うつ病は本人の病気ではなく、社会がつくっている病気だと思っている。し、これは無くなることはなく、永遠につづくと思っている。火傷では、責任感を選んでしまうと、その後、一生、不便な人生を送らなくてはならなくなる。
何か、怪我をして病院に行くべきか、どうか迷ったら、迷わず病院に行くべきである。
「こんな程度で病院に来るな」
などと言う医者も、たまにいるが、それは間違った考えの医者である。
一般の人は医学を知らない。すぐに対処すべき疾患か、あとで治療してもいい疾患かの判断が専門家ではないのだから出来ないではないか。
私の箴言
「病院に行くことをためらうことなかれ」