そういえば、Windows8ベースのタブレット端末を……

導入した高校がありましたっけ。

佐賀県の高校が導入したのは＠週アスPlus
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/190/190036/

『ARROWS Tab Q584/H』でしたねぇ……問題山積だろうなと思ったのですが案の定だったようです。
なぜかというと？

何故にプリインストールにしないかなぁ？＠読売
http://www.yomiuri.co.jp/it/20140502-OYT1T50111.html

授業中にダウンロードさせようとしたら、1コマの間にダウンロードが終わらないどころか8時間以上かかるケースも発生と（汗
教科書会社側も、回線の太さやダウンロードに掛かる時間に対する理解があまりに乏しかったのでしょうし、授業中にダウンロードさせるとか馬鹿じゃないのかと小一時間。

なぜなら、1校だけでも40人x導入クラス数のアクセスが発生し、それが各コマ毎に続く事になるわけですよね。
映像や動画を多用せず、それなりの容量で全てが収まるテキストのなら良いでしょうが、理科・美術・音楽といった映像や動画を用いる事でデータサイズが大きな科目では8時間オーバーとか馬鹿かと小一時間（汗
教科書会社のサーバ云々も有るでしょうが、学校側のネットワークインフラも完全に飽和して壮絶な帯域の奪い合いになっているのでしょう。
普通に１クラス４０人なのだから、データが1GBBなら人数分で40GBとなり学校のWiFi環境だから比較的プアだと想定すると……うわぁ（汗

で、東京書籍の新刊情報からこちらの高等学校教科書アプリPDFを見てみると(汗

大きいもので全データ40GB、コンパクトなもので1GBと……うん、普通にタブレット端末に1年分のデータも入りきるのかな？（汗
これ、予習復習にも悪影響だろうなと直感的に理解したのですが、そうした部分の考慮はされているのだろうか？
普通に外付けHDDに待避させてデスクトップなどでも使えるとか（生徒のMSアカウントと紐付けで）なら多少は救いも有るんですが（にしても、大容量のデスクトップ端末を買えって事だよね）
そして、そもそもシステム＋教科書データで内蔵SSDの記憶容量が足りるのか……そして、OS稼働に必要な一時記憶領域って確保できるのかな？
もちろん、移動させれば良いってのは同意なのですが、その辺りのトレーニングを特に教員が受けているかといった問題に伴う阿鼻叫喚が脳裏に浮かびましたよ？

なんと言いましょうか、イメージ先行で負荷をかけた実用性試験なんて連結してやっとらんから（ｒｙ

PS.
だいたい、学校に来ている回線なんて光で100Mbpsか1Gbpsの何れかでしょうし、それの実行帯域なんて半分以下と見た方が良いのだから詰まって当然だと思うんだが（笑