かまくらdeたんか 鹿取未放

馬場あき子の外国詠、渡辺松男のそれぞれの一首鑑賞。「かりん」鎌倉支部の記録です。毎日、更新しています。

清見糺の一首鑑賞 144

2021-09-15 14:15:38 | 短歌の鑑賞
◆鑑賞を一首飛ばしていました。今日は時間をおいて二首載せます。

 ブログ版清見糺鑑賞 22  かりん鎌倉なぎさの会  鹿取 未放
     
144 することがなくなればもうここがどこかわからなくなる足湯して寝る
                 「かりん」2000年3月号

読書にも倦んだ真夜中のことであろう。足湯して寝るのは真冬の睡眠を持続させる用意だろう。朦朧体とでも呼ぶような味わいがある。

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