De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

逗子市の市会議員がパソコン投棄で書類送検

2006-09-05 11:19:35 | 話題・問題・ひとこと
横浜の公園にパソコンを30Kg以上不法投棄してあるのが見つかり、警察がHDのデーターを再現して犯人を突き止めました。
3台で32KgということですからデスクトップでCRTつきかと思いますが、単に、許されないだけでなくとてもおろかな議員さんだと思います。議会の事情聴取でも、警察が調べていることでコメントは出来ない・・・とか、何かのまねをしてこの場にそぐわない答弁をしているようですが、こういう議員を送り出した有権者、投票した人はさぞかし残念に思っているでしょうね。
福岡県の職員飲酒殺人ひき逃げ事件など公務員の犯罪、岐阜県の裏金つくり事件のように公金横領事件のニュースは絶えることを知りません。一般の犯罪と違って、経済事件や公金事件は金額の規模が大きい。全国の談合事件は、談合がなされなかったとしたときとの公金支出差は年間何兆円にも及ぶでしょう。我々もそれに麻痺してしまっていますが、身近なところに本当に裏金つくり事件はないのでしょうか。裏金つくりはあまりにも一般的日常的な行為であったため、完全に麻痺状態です。これだけ騒がれている今日、今でも役所の裏金操作は仕事の一部として行われていると見るのが実態だと思われます。
でも公金不祥事はぐんと減少させることが出来る兆しがあります。警察の調査費不祥事件も公開制度を採ったら年間80億円がいきなり30億円に減った。談合事件は発覚したら正当な競争入札がされたとみなした入札額との差を落札業者が弁償しなければならない。裏金つくりで使った公金は使った職員が利子をつけて返金しなければならない。・・・・などの対処で、役得はないという認識に立たせることです。
わが自治体にはそんなことはないのでしょうか。職員の不手際による弁償事件でいとも簡単に職員個人が多額の負担をしている場合など、岐阜県は、職員の交通違反の罰金もプールした裏金で支払っていた、そんなことが知られずに出来るとなれば誰だってやりたくなりますよね。