De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

原発はこれを永久に放棄する

2011-12-12 11:52:42 | 震災と復興
東電原発事故から9カ月が経ちました。
電力は、思いのほか足りています。
これから原発稼働はさらに減っていくのでしょうが、ほかの手段で補完されるという望みも見えてきました。
今日の検針で、我が家では12月に入っても電力使用量は昨年同時期の30%以上節電が保たれています。地球環境問題から、節電意識は昨年もあったと記憶していますが、それでもさらに節電は可能であることがわかりました。冬場の暖房はどうしても電気に頼らねばならぬところがありますので、厳冬期節電率がどうなるか予断は許しませんが、しっかり意識していきたいと思います。


その努力の結果として、我々日本人は原発依存度を大幅に下げていくというご褒美をいただかなければなりません。原発事故の不安のない世界を作らなければなりません。

2度と許すまじ原発事故を
2度と許すまじ原爆を・・・と世界に訴えた結果、広島長崎以降65年も、そしてこれからも原爆が人の上に投下される不安は減少しました。
2度と許すまじ原発事故を・・・と言い続ければ、本当に原発事故はこれから先世界中で2度と起こらないかもしれません。

地球環境を汚さないエネルギーを開発する努力を続けなければなりません。でも、やればできるという想いがだんだんとつのってきました。わが市でも広大なゴミ処理最終処分場に市営のメガソーラー発電設備を作るという話も持ち上がっています(関連記事をアゴラ58号に寄せました)。最大の自然エネルギー源は節電と電力の有効利用だということもわかってきました。スマートグリッドや電気自動車の普及はこのエネルギー源を支えることになります。


原発はこれを永久に放棄する
日本国憲法は、「戦争はこれを永久に放棄する」と謳っています。憲法ではなくとも、「原発はこれを永久に放棄する」と宣言することは可能です。原爆と原発事故を経験した日本は戦争と原発を放棄した初めての国と認められることです(もっとも、原発を国民投票で放棄した先進国もすでにあるが)。