De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

中国を蹂躙した日本の歴史は変えられない

2015-07-24 10:09:06 | 話題・問題・ひとこと
また8月15日が近づいてくる。
悩ましい日である。
首相はじめ閣僚が参拝したがる。
A級戦犯の合祀されている靖国神社へ。

歴史を直視すれば、日本が犯した対中国での罪は、その事実は覆い隠すことはできない。
蒋介石も、周恩来も二分説と言い、悪いのは日本の軍国主義、日本人は善良な民族との立場をとってくれた。

日本は敗戦したが国体が護持されたといえる。戦前政治はそのまま今の政治に引き継がれている。だから歴史をしっかりと見つめ、事実から目を逸らさず、日本が犯した政策的誤りを認めることはこれからさきずっと必要なこと。

ドイツやイタリヤはどうか。罪を犯した政権は国民の手で葬り去った。悪者は死んだ。時の政権を正当化することは法で禁じられている。当時の政権と今の体制とは断絶しているから国際的に仲間入りで来ている。

今の中国の進出主義はそのころの日本と似ているかもしれない。
たしなめて収まるものではない。しかし、それとこれとは別。
中国と国際的に対峙しなければならないが、日本は敗戦という事実の上に独自の努力で世界からの信頼をうけて成り立ってきた。戦後レジュームからの脱却と安倍総理は言うが、政策の誤りという歴史的事実から脱却しようとするのは誤りである。

政策の誤りによる被害者は日本の侵略を受けた近隣諸国とともに、日本人の我々そのものなのである。天皇は国民に対して謝っているようにみえるが政権は思い上がっているように見える。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿