温泉部 部活動 其の三 ～ 甲府湯村温泉 ～

「部長！部長！　もうすぐ甲府に着きますよ！」☆
「う～～～ん、満腹で寝ちゃったよ～」☆
「早いですよね～、新宿からあっという間です」☆
「もう少し寝たいんですが、、、」☆
「ダメ～～、二度寝すると松本まで行っちゃいます」☆
「予定変更して松本へ行かない？」☆
「部長お一人でいってらっしゃいませ～」☆
「やっぱ、ダメなのね（笑）」☆





「甲府は何十年ぶりだろう」☆
「四方を山に囲まれているのが分かりますね」☆
「盆地だからね～」☆





「以前の駅舎の一部だって」☆
「な～んとなく覚えがあるな～」☆
「本当ですか～、部長～、さっきの事も忘れるくせに（笑）」☆





「これもな～んとなく覚えが、、、」☆
「はいはい、次行きますよ～」☆



「改札出たら南口へ回ってくださいね～」☆
「県庁側ですね」☆
「そうそう、富士山側です」☆
「そうか～、ここでは富士山は南に見えるんだね」☆
「静岡では北に見える富士山だけど、なんか不思議～～」☆



「駅からは『湯村温泉』方面へ行くバスに乗りますよ～」☆
「15分弱で運賃は210円です」☆




「おっ！見えてきた～」☆
「湯村温泉郷～」☆




「この道に沿っていくと、今日お世話になる旅館に着きますからね」☆



「のどかだな～」☆
「いいね～、喧騒から離れるっていいことだよ」☆



「はい、皆さん！　今日お世話になる『柳屋』さんです」☆
「ここが湯村温泉で評判がいい旅館か～」☆
「ネットの評価も高いので楽しみだね」☆
「では、入りましょう！」☆