神田志乃多寿司

～　自動車に代わる箱車は東京市内を走り回り、お得意様に味の配達をさせて頂きました。九段坂に荷車の後を押す人がいた明治三十五年（一九〇二年）の事でございます　～

今では当たり前のデリバリーサービスですが、明治時代から積極的にやっていたお店があります☆



千代田区神田淡路町に本店を構える『神田志乃多゛寿司（かんだしのだずし）』がそれです☆



こちらはなんといっても「稲荷ずし」が有名☆
味付けされた油揚げに、味付けした豆腐殻を入れ、椎茸、干瓢（かんぴょう）を刻み、飯に混ぜたものですが、これが美味いのなんのって☆



コンビニやスーパーで見かける稲荷ずしとは段違いの味です☆



とにかくコクが違います☆

油揚げを煮込む時、味を染み込ませるには煮込みのあとに温度を下げる時に決まります☆
いわゆる浸透圧の効果なんですが、この染み込ませ方は非常に難しい☆

時間をかけ過ぎると味は当然濃くなります☆
反対に短時間ですと、味は薄っぺらくなってしまう、、、☆

簡単な料理ほど難しいという事が分かりますね☆

箸で掴んだ時の、風味、味わい、食感、後味、、、このバランスが最高の稲荷ずしを作ってくれるんです☆

これはハマりますよ☆


『神田志乃多寿司（かんだしのだずし）』
03-3255-2525
東京都千代田区神田淡路町2-2
営業時間　7:30～18:00
定休日　火曜日（祝日の場合は振り替え）