最近もよく読まれていて記事。読んでくださつてる方、ほんとうにほんとうにありがとうございます。絶対失いたくないもの。。自分らしさですかね。
よく読まれていた記事は、、、
東京という都会の中で、少しほっこりするお話です。
2017.5.3より
先週のことです。本当に起こったことです。
私を良く知る人は分かる思いますが、、、
”ストーリー”のカテゴリー以外このブログも、私が普段
お話していることも、一切の脚色はありません。
むしろ実生活は、対個人では全くと言っていいほど自分を語りません。
していることやしてきたことも。。言いたいと思ったことがほぼな
いです。軽やかに、あっさり、密やかに自分が納得してい
ればよいと生きています。しかし、、年齢がいくとそうも
いかない。
最近では、少しは自分をいう言葉も持ったほうがいいとも
思っています(*^_^*)
このブロクでは自分の事を言ってますね。なんでしょう。。
自分の事が言いたいためでもないです。。仕事ってなんだろうか?
と、思うからかなと。
外苑前に用事があり出かけました。
外苑前駅の改札前の売店で買い物をして
振り返ると、待ち合わせの人の顔が見えました。
私は急いで改札に向かいました。
その時に、どうもお財布を落としてしまったようでした。
小1時間の大切な用事を済ませ、気が付くと時間は12
時を回ったところ。
素敵なお店のある街では、私は出来るだけチェーン店には
入らず個人のおしゃれなお店や、昔からやっていそうなお
店を選んでランチや食事をしたりします。お店のオーナー
のセンスが発揮された内装や自分では到底、作れない本物
の食事に出会えるからです。
その日は大通りから入った坂道を登りきる手前にあった
昔からあるようなイタリアンレストランのパスタランチを
頂きました。3種類あるパスタランチの中から、前菜の彩サ
ラダ、とびこと帆立貝と水菜のアリオリとアイスコーヒーを
頂きました。
さて、お会計の段で、バックの中にお財布がありません。
固まる私。何度見てもない。。どこで??来た時に入った
トイレを探す。。ない。。。どうしよう。。会社に戻る時間。
私は咄嗟に会社の顔写真入りの名刺を出し、お店でオーダー
を取ってくれたマダム(年配の女性)に「大変、申し訳ない
のですが・・お財布を落としてしっまったようで・・。この
名刺を置いて行きますので、一先ず、お財布を探して、後日
お代金をお支払いしてもよろしいでしょうか?名刺に携帯番
号も書きますので・・・すいません。」「お財布!!それは
大変、いろいろ入っているのでしょ。電話番号はいいから早
く探しにいらして。お代は後日でよろしいので・・」「すい
ません。ありがとうございます。」私は本当に申し訳ない気
持ちでいっぱいでした。その温かい言葉に励まされ、恐縮し
つつお店を後に・・
ありました。駅に!!本当に良かったです。しかし、会社へ
戻る時間も迫っていて、戻ってお支払いする時間がもうあり
ません。私はその日の夕方にまた、お店に伺うことにしまし
た。夜、ランチの代金と、お詫びにお食事をさせて頂こうと
お店に到着した時、看板のメニューを見たらコースは500
0円。お値段もそうですが、流石にこの顛末で優雅にコース
はどうか?とも、何か数品とアルコールでもとお店の中へ。
先ずは真っ直ぐにマダムのところへ行き、お財布が見つかっ
たこととお詫びとお支払い、良くして頂いたお礼を言い、
是非、とても美味しかったのでお食事をさせて下さいと。。
アラカルトで女性向けにハーフメニューがたくさんありまし
たので、カルパッチョ、キノコのサラダ、ボロネーゼそして
生ビールを頂きました。どれも心のこもった美味しさでした。
そしてマダムは食事の途中に席に寄って下さり、「本当に
世の中捨てたものじゃないわねえ~」とにこにこ「良かった
わあ~」「このお店は息子と細々と、ひっそりやってますの
よ。」と素敵な笑顔。「素敵ですね。」と、私。
自分としては、とんだお話なのですが、、素敵な方にお会い
出来たことが嬉しく、失敗を優しく包んで下さり感謝するば
かりでした。「是非、また寄らせて下さい。」と申してお店
を後にしました。都会真ん中は実は、そういう方がいらっし
ゃるところなのかも知れない。そう思い、ますます東京に魅
了されました。
読んでくださりありがとうございます。
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