今日も東京もかなり暑い!!
なので、昨日から休息?も兼ねて、映画を観て過ごしていました。
昨日は『キリング』。全欧でブームを巻き起こしていたデンマークのサスペンスもの。
全10巻。前から少しずつ観ていたのですが、後半どうしても結末が知りたくなって
昨日一気に最後まで観ちゃいました。
アメリカ的ハデさはなく、やっぱりヨーロッパ的なスタイル。
普通の家族の日常と政治、事件を絡めていくところが・・ヨーロッパっぽいように思いました。
この作品は人気が高かったので、アメリカでもリメークされたようです。
どんな仕上がりなんでしょうか?
その前に本家のシーズン2がDVD化さていますのでそちらを引き続き観まーす(*^_^*)
長ーいので、避暑?!を兼ねて涼しいお部屋にこもって観るのが最高!!
サスペンスという内容もちょと涼しくなる??ちょっとハマってます(*^_^*)
今日は気になっていたのですが、観そこなってしまった『LIFE』を観ていました。
こちらも、すごく良かった。スケールの大きい映像のなで、劇場で観るべきでした!!
ちょっと残念です。何がいいって、そのスケールの大きい映像と、人の表情。
すべての人の顔や佇まいに、それぞれ何かを感じさせる画になっているように思いました。
配役もいい。主人公が明らかに変化していくのも良かった。やっぱり言葉ではないんだと。
人を変えていくのは。何を経験して感じていくこと、人から感じていくこと。
自分をごまかさないこと。主人公にはわかっていたんですね。
人生で何が大切か。
LIFEのスローガンは、「世界を見よう、危険でも立ち向かおう。それが人生の目的だから」
これを実現していくストーリーでした。
『LIFE』=写真がしてきたことを、この主人公に託して表現したようにも思いました。
最後にやっと会えた写真家の様子も興味深かったです。
地元の人も立ち入るのを思い止まる荒野を超えた未開の地でそこにただひとり孤独に
1枚の写真を撮るシャッターチャンスを待っていた写真家。
ずっと長い時間、ひとりであったであろうに、やっと辿りついた主人公に黙ってろと。
そして、その瞬間が来た時に何故かシャッターを押さない!
この自分が見たかった瞬間を見るのにカメラが邪魔だと。自分の目で見たいと。
すごい!!何かをちゃんと見ようとしたらカメラは邪魔!!自分の目で心や感性に留めたいと。
シャッターはまた切るからいいと。やっぱり写真家は芸術家なんですね。
何かをを残すために孤独だったり、過酷の状況にまったく頓着はしていない。
そして映像は一度は自分の中に留めて、次回、カメラに収めればよいと。
そうなんだ。そっか。。。すごい。。
そして映画『LIFE』の映像そのものが、風景にしても人物描写にしても
1枚の写真のうようでした。
アメリカの伝統的フォトグラフ雑誌『LIFE』の変遷。
最後は時代の変化に淘汰されて2007年に休刊しています。
創刊は1936年!!です。最盛期は1967年~1970年頃、なんと670万部も発行したそうです。
『LIFE』を見れば時代や今が分るってことだったのだと思います。
『LIFE』の表紙を飾ったり、写真が載ったらすごい事だったと思います。
カメラマンは皆『LIFE』で撮りたいと思ったと思います。数多くの写真家が活躍されたようです。
これらの写真は今もNETで公開さています。興味深いですね。
1枚の事実を映した描写が時代や人の多くを語る。写真は寡黙にして、多弁。
たった1枚で多くを伝える。一見は百聞にしかずということでしょうか?
マスメディアも雑誌媒体から、NETへ。本や新聞からの情報よりNET情報へ。
スマホの普及で急速に受ける側も変化してますね。NETは字数が少ない。
なので知りたいことのエッセンスを取りやすい反面、吟味されない事実確認しない情報も簡単に
上ってきますね。そして膨大な情報量。きちんとしたメディアも勿論、NET上にあっても
信憑性という意味では非常に難しい。整備されたマスメディアでは決してない。
自分も含め誰でもアップ出来ますから。
NETは混沌とした世界。またラフな世界でもあるのかも知れません。
そして、雑誌『LIFE』が歴史を刻んできたように残していけるものでもない。
どっちがいいのでしょうか?どんなにNETが進んでも、紙媒体は良さは守っていって欲しいです。
映画『LIFE』は、雑誌『LIFE』への深い愛情に近い思いがあったように思います。
* * *
『LIFE』について画像を調べていましたら、”LIFE”生きるをテーマにした画像が多数ありました。
有名写真家のものは勿論、オフィシャルのみですが、これはこれで面白いと思いました。
元気をもらえる写真!!大好きです(*^_^*)では、暑さに負けませんように!!
This is my life!! そう思える人生にしょう!!
映画『LIFE』は、そう爽やかに言っていました。
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