東京日和 素敵な暮らし for all women インテリアのレシピ

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『火花』 読みました!!

2015-08-04 | 映画・本



こんにちは(*^_^*)

毎日、暑いですね。溶けちゃいそうです。。

しばらくこの暑さは続くとのこと。

私は去年、熱中症にかかってしまいまして

かなりの!相当な!!悪寒と吐き気で苦しい思いをしましたので

みなさま是非、お気をつけ下さいませ。

いっそ、真夏の2週間くらいはスペインのように

シェスタウィークにしてみちゃいますか??

国家的に??あっ!個人的にでいいですね(*^_^*)

いいかも。。



さて、今、話題の『火花』読みました。

薄い本だったので、勿体ない??から少しずつ流さないで読みました。

賛否両論あるようですが、

私もネットに上がってる和田アキコさんの感想に近いです。

これが『芥川賞』を獲る純文学??なんだ。。って。

ごめんなさい。

確かご本人も言ってたような。。あまり推敲はしていないと。

私には書き流した感がある気がしました。

(それでの受賞なのですから、すごい才能なのでしょう。。)

しかも、今回、又吉さんの話題で持ち切りで

もう1人の受賞された方や直木賞の方の

名前が何回、メディアに上がったでしょうか?

全然わかりません。覚えてない。題名すら。。

そちらも読んでみようかな?純文学が何か知りたいから。

そんな感想です。

きっと、お笑いがすごく好きだったり、

本気でネタ考えたことがある人にはツボなのかも。

私にはそういう素養はないので、あまりわかりません。

何かを身を挺しでも突き詰めたい思い、

純粋に、常にそのことでいっぱいになるくらい

思い詰めて出来る人はやっぱり天才なのだと思います。

私は思うのですが。作家さんは、人が思い付かないような

壮大なストーリーを考えられたりしますけど

それには多分、相当な下調べの上に、構想を考える

膨大な時間を要していると。

ストーリーの裏に

その作家さんが伝えたいテーマがあって

そのテーマが読む人に伝わるように物語を

構成する。

それは全くの創造ではすごく難しい。

それを全くの創造で作れる表現力を持った人が作家さんなのかな?と

思うのです。

それには平凡な考えで過ごしていたら到底無理かと。

普通に生活していたらそれは得られないと思います。

それこそ、『火花』の神谷さんのように突き詰めて

生きる方々なのかと思います。

最後の神谷さんは私にはシュール過ぎて

正直怖かった。。気が狂ってる。。

そう思えた。創作活動はそういう紙一重の部分もあるかとも

思います。

ただ、実際の作家さんは理性的に理詰めで書くのかと。

あとは、自分さえも客観的にみて、俯瞰して

そして、ユーモアを持って、愚かなところも、人間臭い部分も

持ち合わせてるそういう作家さんの本が私は読みたいかな。

『火花』の神谷さんみたいに自分を見失ってはいけないのです。

そういう人物が登場したところが、純文学なのでしょうか?

物語の最後の展開に出てくるエピソードは

何かの象徴とのコメも出てましたけれど。。。

誰も見ていないところで2人だけでそんなことをしてる。

それでは何も意味はない。人に見せてのお笑いなら

本末転倒してしまっています。

作品を発表するにはそれなりに、下地や発表出来る環境が必要な

わけで、そのことを理解していない神谷さんは愚かなのか

もしくは神谷さんの天才的才能は紙一重で世間には合致しない

もともと回りに認められないのもだったのかもしれない。。

いい人過ぎて?回りの人に奢りまくり1000万の借金

作るかな??もし本当にそんな人いたら、

そこまでいく前に、お金は湧いては来ないことが分るだろうに。

またそこに群がる人がいるとしたら恐ろしいこと。

又吉さんはそんなお金の怖さもさりげなく言いたかったかなと

思います。

もしかしたら、これだけお金を貸すCMが流れていたり

今人の神器?スマホでクリックだけでお金を借りれる??

(CMで言ってますよね。私は一切カード使わないのでわかりません)

これだけ大量のCMが流れているということは

神谷さんまではいかなくてもお金に翻弄されてる人が多いとの

ことですよね。カードは打ち出の小槌じゃない。

カードはお金が有り余ってる人が使えばいい。

『火花』ではさらっと書いていますが、リアルに怖い話です。

分っているけれども、人は時に愚か。

結末も始めから気づいているのに進んでしまう。

人はそんなものなのでしょうか?

実際に神谷さんみたいな人がいたらどうだろうか?

男だったら友達になってしまうような気がします。

ただストーリーを追っていない。劇的な物語も存在しない。

なんだろこれは?と人に考えさせて、

場面場面であるあるそういうの!と一緒に共感させる。

地味なのに??飽きさせない文。そこが又吉さんのすごさでしょうか?

今後の、又吉さんに期待してます。

ただ、やっぱり最後の結末は、シュールを超えてた!!

さっぱり受け入れられない。読後、即BOOK OFFで

売ってしまいました!!だって気持ち悪いもの。。。

本当に!!ドン引きだったもの。。。


私は映像系のほうが好きなので、最近はあまり小説は読んでないです。

題名に魅かれて買ってしまっても、正直、読むことに飽きてしまう物

もある。

ストーリーをただ追うだけの描写だったら、私は映像の方がいい。

最近は、小説もはじめから映像にする事を前提に書かれるもの

も多いのですかね?そんな気がします。

なので、読んでいるうちにじれったくなってしまいます。

本より映画で観た方がいいや。になってしまいます。

実際、よい原作があってそこに、監督さん、脚本家さんの考え方や

映像での表現、役者さんのそれぞれの人生や考え方が投影された

素晴らしい演技などが加わってどんどん作品を厚くして

よりエンターテインメントに仕上がっていくと

私は思っているからです。

あまり小説を読まない人の感想です。

『火花』を読んで、純文学について考えてみました。



夏は”花火”だ!!たっまや~!!


    
 

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