東京日和 素敵な暮らし for all women インテリアのレシピ

インテリアをとおして・・仕事、プライベート、子育て。色々なシーンでその場所をより楽しく過ごすエッセンスや情報を綴ります。

やっぱり!!映画好きです!!

2014-07-09 | 映画・本
こんばんは(*^_^*)

久し振りにDVDを借りました。

新作と準新作。

まずは新作の『マラヴィータ』



あらすじ:フランス・ノルマンディーのとある田舎町に、アメリカ人のブレイク一家が引っ越してきた。
彼らは一見ごく普通のアメリカ人の一家のようだが、実は主のフレッドは本名をジョヴァンニ・マンゾーニ
という元マフィアで、家族ともどもFBIの証人保護プログラムを適用され、偽名を名乗って世界各地の隠れ家を
転々としていた。

そんなワケありのブレイク一家は地元のコミュニティーに溶け込もうとするが、かんしゃく持ちのフレッドは
事あるごとに昔の血が騒いでトラブルを引き起こし、妻マギーと2人の子供も方々でトラブルを起こしてしまう。

そんな中、フレッドに積年の恨みを抱くマフィアのドン・ルッケーゼが一家の居場所を突き止め、殺し屋軍団を
送り込んできた。かくして平和な田舎町を舞台に、“ファミリー”VS.“ファミリー”の仁義なき壮絶バトルの
火蓋が切られる。

まったく予備知識なく、お店の新作コーナーにあって、主演がロバート・デニーロだったので借りてみました。

序盤から殺しのシーン!!「!!・・・」そんな展開??って思って、借りるの間違えた?と思いかけましたが!

マフィアのコメディーでした!!爆!!最強の家族。。世の中に対する怒り?を超シンプル??に解決?!

まあ現実的じゃあないですが、「!!ムカつくんですど~」をマフィア的に解決!型破り。。。

最後は恨みを抱くマフィアに殺されてしまうにかと思ったら、ファミリーでやっつけちゃいました!!

(ネタばれ!!)

「すご~・・・・」最後にまた、FBIがどこかへファミリーを移送・・・

最後のデニローが語った言葉には大笑いでした!!

「はあ~??」あー面白かった!!


2本目。『少年H』妹尾河童の自叙伝的小説が映画化されたもの。



戦争を体験してきた少年の物語です。

少し前の戦争映画ですと、戦争の悲惨さをリアルに伝えていました。

救いのない悲惨さや、無情さ、見ると言葉を失うものも多かった。この作品は、戦後的な価値観や

考えたをメインに戦争に対しての妹尾さんの結論づけをもとに物語が作られていました。

なので、そう悲惨さも伝わらない?多分、その時代の人が強いられていた思想などからはかなり

かけ離れた現代の時点の考え方かもしれないように感じました。

しかし、今はもう戦争を知らない親の子供の時代。

時代が変わって昔の想いが理解しにくくなってるかも知れません。それでも

戦争はこれからもその愚かさを伝えていかなければならないと思うので、

戦争の無意味さを現代の社会の矛盾や無情に当てはめて語られてとしても、

その思いが伝わるのならいいようにも思います。

若い世代の人たちが心から戦争は意味がない。やるべきではないと心から感じることが

出来れば、それを伝える物語や映画には充分な意味や価値があると思うのです。

それは最近大ヒットしていた『永遠の0』にも言えているように思います。

何故、戦争がいけないのか?暴力や殺戮で国同士が利権を争ったり、戦争することで、

正義の名を借りて莫大な戦争ビジネスで利益を得ようとするものがいるからです。

仕掛けるものがいるという事実。

民族紛争などはなかなか解決が見えないものかも知れませんが、そこには信じられない悲劇の連続、

連鎖があるのです。

また、戦争に駆り出される多くの若者の悲劇も知る機会があるとその悲惨さに言葉を失ってしまいます。

戦争は大規模に人を傷めつけ合う救いのないものと思っています。

先週、日本も憲法解釈を変えるような流れになっていましたが、日本が戦争に参加してしまうような

ことがないことを、そんな世の中にならないことを願うばかりです。

戦争をすると決める側の人が戦場に出て戦うことはないのですから・・・・


『少年H』は、最後に戦後のあまりの思想の変化の動揺して自殺も考えた少年が思い止まり

親からも離れ1人で生きていく事を決意。絵の好きだった少年は看板屋の丁稚に。

大きな翼を広げるオレンジの鳥。そんな看板を描いていた少年は店の主人に聞きます。

「この絵はなんですか?」「お前知らないで描いてたのか?」ご主人。

「フェニックス。焼け死んでもまた生き返る鳥のことを言うんや。そやから不死鳥や。」

フェニックスは火の中に飛び込んでもまた甦る鳥の事。

燃え尽きた廃墟の中から甦った日本の例えられることもあるようです。私は、日本というよりは

1人1人の日本人が逞しく甦ったように思いました。不死鳥にように!!

その場面はまるで美しい童話のように少年が大きな壁に向って明るい希望を持って一心に

フェニックスのオレンジの羽を描いていました。

何か諦めることなんかあったけ??絶望なんてあったけ?そう思う一瞬でした。

そして。なんだか。泣けてきました。フェニックスは日本の希望の鳥だったんですね。



ちょっと両極端の映画をいっぺんに観てしまいました。実際の暴力は全くNG。。

でも、映画のお話しの中で観るぶんには、エンタメ系映画の場合は反面教師としてみればいい。

そう思います。実際に暴力を振うことはあり得ない事と思っています。

人として、人間の尊厳として。そんなですが・・・

やっぱり映画好きです!!(*^_^*)



ランキングに参加しています。クリックして応援をお願いします!
映画 ブログランキングへ



人気ブログランキングへ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ スタイルのある暮らしへ
にほんブログ村

最新の画像もっと見る

コメントを投稿