夜の桃といえば、「中年や遠くみのれる夜の桃 三鬼」がすぐ思い浮かぶ。
目には見えない、しかし、確かな存在感が表現されている。物質感が濃醇なエロスを生んでいるのだ。掲句は、匂いという流動体を詠っている分、エロスの生々しさは薄れている。ただし、「まとひつく」という俗な言い回しが、良い意味での艷冶な俳諧味を醸し出している。
(小熊座2018年11月号 高野先生の選評より)
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