瀬古篤丸/猪の血抜き場といふ流れあり

2018-11-17 19:48:11 | インナーポエット
(小熊座2018年11月号★高野主宰の選評より) 狩人を関東以北では「マタギ」という。猟師を意味する「山立ち」がなまってマタギとなった説が有力だ。「叉鬼」や「又鬼」などの説もある。農耕生活と一線を区切って山に暮らす人々は異界の住人でもあった。「鬼」はそれゆえ生まれた表記であろう。縄文から弥生へ、狩猟から農耕へ文化や生活様式が変化し、その差異と侵略の繰り返しが先住民を異族、まつろ . . . 本文を読む
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