南 古陶/渋搗(しぶつき)や縄一本を力帯(ちからおび)

2024-09-29 18:42:42 | 本気ィ頓鬼ィ

 

 

渋柿のハチヤ(蜂屋)↑彼岸花↓

 

 

草の奥にアキノタムラソウ↓

 

 

💬渋柿の使い方 若い人は知らないかもしれない? かつては未熟な渋柿を臼でついたりして渋の液を抽出し 補強や防腐に使ったという 時代劇などでの番傘を見ると この渋皮色である 私も過去のうっすらとした記憶ではあるが 茶箪笥や行李や番傘に塗られているのは見たことがある 今では渋紙さえ普通では見られない 渋取はすべての道具類を美しく長持ちさせるための 先人たちの工夫であった モチロン熟した渋柿は皮をむいて天日干すと甘い干柿になります🍊

 

 

栗間耿史/跳ね渋に顔のひき吊る渋を搗(つ)く

 

 

 


コメント (1)    この記事についてブログを書く
« 松本 旭/藁塚(にほ)ほつほつ... | トップ | 服部嵐翠/臼(うす)のまゝ水... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
渋紙 (青萄)
2024-09-29 22:25:21
最近は ほぼ死語になったような季語を取り上げている ワタシくらいの年配が 少し昔の記憶にあるような無いような❔ものばかりである もう時代が変わって 稲はコンバインが刈る 藁塚の棒など 今はよほど奥地に行かねば見られないかと思う そういうのを観光資源にしているところは別として…
渋紙は古文書などをくるむのかも 博物館とか国会図書館とか研究機関にはありそうな気がする?
ちなみに柿の渋は口に入っても毒ではないそうだが➰
返信する

コメントを投稿

本気ィ頓鬼ィ」カテゴリの最新記事