雑炊の冷えや男に夜と朝/青萄
💬雑炊はあて字で、もとは増水と書いた。鎌倉時代以降の寺院食はほとんどが粥である。江戸時代になると、粥は関東では病人や妊婦が食し、関西では倹約の象徴となった。
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芥川の小説に出てくる「芋粥」はヤマイモ(自然薯)の皮をむいて甘葛(あまずら)の汁で煮込んだもので、米は使われていない。