冬至粥噴けば差し足す山の水/青萄

2020-12-23 20:25:00 | 青萄の第六絶滅期俳句

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雑炊の冷えや男に夜と朝/青萄

 

 

 

 

💬雑炊はあて字で、もとは増水と書いた。鎌倉時代以降の寺院食はほとんどが粥である。江戸時代になると、粥は関東では病人や妊婦が食し、関西では倹約の象徴となった。

 

 

 

 

 

 

 


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1 コメント

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Unknown (青萄)
2020-12-23 20:41:21
最近はイモ粥をよく作る。サツマイモの煮たものを粥と合わせると、ほんのり甘くたおやかな新しい味覚に感動する🍠
芥川の小説に出てくる「芋粥」はヤマイモ(自然薯)の皮をむいて甘葛(あまずら)の汁で煮込んだもので、米は使われていない。

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