丸山みづほ/小米雪鈴木牧之(すずきぼくし)が向うから

2023-01-21 19:49:31 | 本気ィ頓鬼ィ

 

 

 

 

 

 

臼田亞浪/今日も暮るる吹雪の底の大日輪

 

中条 明/馬の眼に遠き馬ゐて雪降れり

 

藤森成吉/舞ふ雪や一痕の星残しつつ

 

安住 敦/夜の書庫にユトリロ返す雪明り

 

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1 コメント

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鈴木牧之 (トンキ)
2023-01-21 20:17:31
丸山みづほさんの俳句で 再び鈴木牧之に会えたような気持ち…
越後の人で はじめ書いたものを山東京伝に持ち込むも断られ 次に曲亭馬琴に持ち込み 版木にするのをヨシとしてもらえた それからがえんえんと長い 結局山東京伝は亡くなり その弟の京山が力を貸してくれて世に出された それは気の遠くなるほど長い道のりを経た『北越雪譜』であった 曲亭馬琴が最初に名付けしたのは『越後雪譜』であるが 個人的にはこの命名の方が好みである もともと曲亭馬琴は山東京伝の門下でありながら 終生京伝に嫉妬し 京山を貶め続けたような 器の狭いエキセントリックな人でもあったが…『南総里見八犬伝』は傑作であり好きである
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