夏草やすべてハリガネではないか/青萄

2022-10-03 16:43:43 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅱ

 

 

 

 

 

どこからか金木犀の香と秋の空

 

 

 

 

全開花まであと少し

 

 

チカラシバ力一杯つづく農道↓

 

 

 

 

穂村弘/サバンナの象のうんこよ聞いてくれだるいせつないこわいさびしい(『シンジケート』)

 

 

俵万智/手紙には愛あふれたりその愛は消印の日のそのときの愛(『サラダ記念日』)

 

 

 

 

 

 

 


コメント (1)    この記事についてブログを書く
« 杉田久女/雨降れば暮るる速... | トップ | リマン奪還休まずすすむ泥の... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
宿命 (トンキ)
2022-10-03 21:45:38
ある意味『万葉集』かられんめんと続いてきた短歌は文語表現の1200年、口語で1200年をぶちきったこの2人が現代口語短歌の魁となった 鮮烈のデビュー30年前 ほぼ同年齢の因縁の2人も今年還暦である はからずも当時も今も将来も宿命のライバルではあった 
近代短歌ではかのどーしようもない石川啄木と若山牧水が 今もツートップを譲らない 

啄木/はたらけどはたらけど猶わが生活(くらし)楽にならざりぢつと手を見る

牧水/白鳥(しらとり)は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ
返信する

コメントを投稿

青萄の第六絶滅期俳句Ⅱ」カテゴリの最新記事