季語・半夏生 対馬康子/半夏生人影人に即くを倦む

2020-07-26 16:45:09 | 青萄の第六絶滅期俳句

 

 

 

 

 

 

 

めげずに歩いています🐱昨日は宇都宮で↓にょきっと藪に咲くナツズイセン💠キツネノカミソリやキツネノボタンも見かけました🐺

 

 

 

 

 

 

生類に孤愁の春の山けむり/青萄 (角川俳句)

 

 

 

 

 

💬追記 『俳句』8月号、対馬康子先生の選評をいただきました↓

 

コロナ禍を象徴的に詠んでいる。それぞれが一人もの思いにふける刻が流れた春。生きとし生けるものたちの孤愁を受け止めながら、泰然と山がある。霞立つ山に前途不安な心情が重なる。しかし不安の向こうに、野焼きの煙のように生命の再生を促す希望の思いを感じる。

 

 

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (青萄)
2020-07-26 23:07:49
人間の手が入らない藪とか草木に神が宿っているかもしれない❗って思うのだけど、俳句ではどう詠めばいいかな、それが今日のテーマ…🐤結論は未だ…🐤
それから問題は攝津幸彦の句よ、どうやったら攻略できるのか、いやパクれるのか(笑)日々彼の思考回路を探索中、これを苦しみとして、はた楽しみとしてコロナ禍の老後生活を送る🎵

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Unknown (青萄)
2020-07-27 19:31:33
野焼きの煙を遠景にイメージして、この句は絶唱のつもりで詠んだもの。他のどの先生の佳作選にも引っ掛からなかったけれど、対馬先生が採ってくださったことに望外のよろこびを得た。私には万人受けする俳句は作れないと知っている。良識の範囲内で作ることはできないのだ。それでもいいと思っている自分が何処かに居る…🐤


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