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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

太宰も好んだ子持ちヤリイカ

2021-02-04 05:07:52 | 食べ物あれこれ
太宰治は小説「津軽」の中で、子持ちのヤリイカを美味しいと書いています。 作品内で太宰は蟹田の観瀾山(かんらんざん)に花見に行きます。太宰は中学時代からの友人N君の奥さんの作ったお弁当(重箱)を食べるのですが、その表現がこちら。  重箱のお料理の中では、ヤリイカの胴にヤリイカの透明な卵をぎゆうぎゆうつめ込んで、そのままお醤油の附焼きにして輪切りにしてあつたのが、私にはひどくおいしかつた。 これ . . . 本文を読む
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