この冬は各地でヤリイカ好調、常磐から相模湾までくまなく釣れているのは珍しいこと。
行きたい行きたいと思いつつ、他の釣り予定などでなかなか行けない状況にやきもきしてました。
日程が空いたところで、満を持してGo!と向かったのは千倉港。
タイトルにプレシーズンと書いたのですが、正確にいえばアーリーシーズン。ここの地区のヤリイカのハイシーズンは3月と4月で、相模湾に比べて遅いのが特徴。
2月はまだ走り、というところなんですが、それでも今年は数型ともに絶好調。
予報では南岸低気圧通過で雪なんて言ってましたが、曇り空で凪、後半は日も差して暖かい日でした、もうすぐ春ですね、ちょっと気取ってみませんか。
まず船長が舵を向けたのは、南房ヤリイカの本命ポイント、白浜沖。がんこ山と呼ばれる場所です。
水深は230mと深め、期待の第一投ですが、途中でガクガク^^;
いきなりジャマサバですよ、しかしマサバが混じってきたのでこれはキープ。
すぐに2投め、今度は着低、そして即乗り。
追い乗りさせると、いい感じの重量感。
小ぶりながらも7点掛けでスタートです。
こりゃ幸先いいね!
潮まわりして次の流しは3点掛けと、早々にツ抜け。
こりゃ今日はいい釣りになりそう。
しかし、イカの型が小さいのが不満か、船長はここでポイント見切って20分ほど移動、富出しへ。
えー、こんなに乗り乗りなのに移動すんの?
と、ちょっと不安になりましたよ^^;
そんな不安もよそに、移動先もまた乗り乗りでした。不安になってごめんなさい。
しかも、胴長40cm級がズンズン乗ってきますよ。
こちらはデカヤリ6点掛け (写真提供:千鯛丸)
イカはノーモアビニール袋で持ち帰ります。
クーラーの底に氷を敷き詰めて、その上にタオルを被せて、その上にイカを置きます。
このとき、クーラーの水栓は開けたままにしておいて、水が溜まらないようにするのがポイント。
こうするとイカが水を食わないので、家に帰っても鮮度抜群ですよ。
さらには墨も吐かないので料理もらくちん。
竿は旭舷YARIIKA-GR、この竿は昔風の調子で、ちびヤリの乗りがわかりやすいです、頑丈なので150号錘のイカ釣りも楽々。
とにかくこの日はイカがゴキゲンでした。
追い乗りが気持ちいいくらい決まりましたよ。
7点掛け2回、8点掛けと9点掛けは各1回。
最低でも3点掛け、単発、ダブルはありませんでした。
ときどきサバに邪魔されますが、通りガカリサバのようで、落とし直すとサバはいなくなります。
これで最後に流しにするよー!とのアナウンスで投入すると、最後までズッシリつきます。
一番上のツノから乗ってきて、2番めは空、それ以降はぜんぶついてる9点掛け!
仕掛けを手繰ると次から次へとヤリイカがくっついてる快感、たまりませんわ。
これでジャスト80杯。あと2回投入してパーフェクトが続いたら束いくな、と思いながら投入するも、人生と同じように思い通りにはいかず、最後の投入は空振りで終了^^;
船釣果も41~80杯と申し分ナッシング。
ちなみにツノの最終形態はこちら。
サバにやられたりオマツリで結び直したりと数や配色は変動しますが、基本的に仕掛けは1組を通して使い、次回も再利用します^^;
でかいイカが多いのでクーラーずっしり。
こんだけ釣ると体も疲労困憊で、船から車までクーラーを運ぶのに2回休憩したほど^^;
いやぁ、良い釣りをさせてもらいました。
例年ならば、これからが千倉のヤリイカシーズン本番ですよ。
いまの時期にこんだけ釣れてると、来月にはどうなるか?と想像すると怖いです。
でも、イカは水物ですから^^;、釣れているうちに行くのがオススメ。
帰りは上からジップロック氷を乗せて冷やしてお持ち帰りです。
あ、そうそう。今週(2/19-2/23)は、富津館山道路の夜間通行止やってるんで、南房に釣りに出かける方は時間に余裕をみて行ってください。
http://www.e-nexco.co.jp/pressroom/press_release/kanto/h30/0205/
ヤリイカは魚快縁とニケにお裾分け。
イカがいろいろなものに化けました(^^)
このところ、teruterubouzさまのご機嫌取りなものをいただくことが多いのですが、ユカリンからはお花をいただきました。
当日のヤリイカは糸造りでいただくのがいちばん。
2月のマサバは脂じゅくじゅくのとろんとろんですよ。
ヤリイカに卵黄を絡めて食べるとまた格別。
芋焼酎の酔いがまわってバタンQでした。
[千倉港 千鯛丸]
http://blogs.yahoo.co.jp/chidaimaru
http://www.marines-net.co.jp/cgi-bin/hp.cgi?to=chidaimaru
下記地図は集合場所&出船場所
人によって意見は異なるところですが、私は形状、メーカーの違うツノを混在させます。
理由は、ひとつのタイプのツノに統一するの面倒だから、あるものを適当に組み合わせてます。
イカの機嫌が良いときは、どんなツノにでも乗ってきます。逆にイカが気難しいときはツノを選ぶこともあるので、そういう日はツノをあれこれ変えて試します。
メーカーですが、ヤマシタ、ハヤブサ、ダイワなど各社から出ていますが、どれも良い製品だと思います。
私は昨年から、ハヤブサのピカイチスティックを使うことが多いです、新しい製品なのでどんなものなのかなと。
また何か疑問がありましたら、遠慮なくお聞きください(^^)