松任谷由実コンサートツアー2013-2014 POP CLASSICO

昨日の金曜日は、teruterubouzさまと二人でコンサート。

松任谷由実のライヴですよ。
このときに横浜アリーナに行ってからですから、8年ぶりということになります。

やってきたのは、東京国際フォーラム、初めてきた。
有楽町に来るのも何年ぶりだろう？

地味なポスターですが、わかりやすい。

並んでますよ。
ユーミンも60歳、オーディエンスにも高齢者が目立ちます。
かくいうわたしら夫婦も合わせて104歳(来週には105歳^^;)。

席がいい席ですよ。
6列めなんだけど、端っこなので前には誰もいない席、足を投げ出して座れます(^^)

最新アルバムのPOP CLASSCOから曲を中心にしたツアーなんですが、このアルバムの発売日は、40年前のデビューアルバム「ひこうき雲」と同じ発売日にしたとのこと。
デビュー40周年記念ツアーというところでしょうか、去年に行ったKISSと一緒。
40年という活動は、それだけでリスペクトされる期間です。

さて、ライトが落とされ、いよいよ開演です。

ステージには、直径10mほどの丸いLEDディスプレイが設置。
このディスプレイ、半分に割れて左右に移動する仕組みなんですが、このシステムめちゃくちゃ金かかってるだろうなぁ、、、ライブに湯水の如くお金をかけるのは昔からですね。

円形ディスプレイにさまざまな映像が映し出され、さながら雲外鏡のようです。
その雲外鏡が左右に開き、ライトが点灯するとそこは2階建てステージ。２Fまんなかにユーミンが。

あらかじめセットリストは見ていたんですが、オープニングは　Babies are popstars.
NHKみんなの歌で流れそうなほのぼのとした曲です。
そんな曲調でもあり、私らも含め高齢者の人達が多いもんで、座って静かに聴いています。

しかし、サビの部分になると、なんと、ユーミンが２Fから飛んだ！^^;(ピアノ線で吊る下げてられて)。
これにはびっくり、昨年のKISSではポール・スタンレーやジーン・シモンズも飛んでましたが、まさかユーミンまで飛ぶとは。還暦ミュージシャン、元気すぎ。

ステージの奥にはドラムセットが見えるんですが、なんとツインドラムじゃあないですか。
音圧がすごい、ここで前の方のみなさん、スタンダップですよ。
まさか、babies are popstars でスタンドになるとは想像もしてなかった、観客のみなさん若い^^;

そんな感じのオープニングで、その後は立ったり座ったりしながらのライブでした。

で、最初にツインドラムと書いたのですが、よく見ると違います。
片方はドラムセットなんだけど、左側はバスドラが無いですね。
立ったままスティック使ってる。Yes の The Gate of Deliriumで、ジョン・アンダーソンがドラムに入りますが、あんな感じ。
でバスドラの代わりにティンパニかな、そんな太鼓がおいてあります。
ツインドラムではなくてパーカッションの人ですね。

この人が(音的に)かなり目立ってます。
楽器の名前はよくわからないのだけど、玉串奉納みたいなのや、藤棚みたいなのや、40W直管蛍光灯みたいなのや、いろいろな打楽器を駆使してますよ。

遠めで顔がよくわからなかったのですが、途中からステージが明るくなってびっくり。
このパーカッションは女性じゃあないですか。
てっきりジェイミー・ミューアみたいなおっさんがやってると思ってた。

メンバー紹介で、パーカッションの小野かほりと紹介されていました。
後半のステージは、彼女ばっかり見ていました^^;

さて、ユーミンよりも小野かほりさんのライブという気分^^;になっていましたが、ライヴの方はニューアルバム主体に昔の曲も交えながら淡々と進行します。
ステージセットは相変わらずすごい。バックのスクリーンには不思議な影絵が写されたりして、いったいどういうからくりになっているんだろうと首をかしげることも。
相変わらずのファンタステックなステージ(本人はアバンギャルドといっていた)です、いったいいくら掛かっているのだろう。

ユーミンも還暦ということを微塵にも感じさせず、タップありパントマイムあり、掛け合い漫才(?)ありで元気いっぱい。
途中、アコースティックギターとウッドベースの演奏も挟み、バラエティ感あふれるステージでした。

アンコールの14番目の月、これはも名曲ですね。小野さんもシンバル片手にステージ前に飛び出してきて、全員で踊るは飛び跳ねるはの大盛り上がり。
最後の、プロコル・ハルムのA Whiter Shade of Paleっぽいアレンジで、ひこうき雲を歌って終了。

しかし、カーテンコールは収まらず、2回目のアンコールにも登場。エレクトリックピアノのみの伴奏で卒業写真を歌い、この日のステージは終了となりました。

最初にユーミンのコンサートにいったのは20歳の頃。
teruterubouzさまのご機嫌とるために、徹夜でチケットとったりのはもう30年以上前になります。それからユーミンのライブは何度もいきましたが、ユーミンも私ら夫婦もまあよく続いているものだと妙な感慨を受けました。
末永く活動してほしいものです、古希のライヴに行ってみたい。

☆セットリスト
1.Babies are popstars
2.ミラクル
3.無限の中の一度
4.今だけを きみだけを
5.雨のステイション
6.NIGHT WALKER
7.経る時
8.メドレー (Hey girl ! 近くても～一緒に暮らそう～彼から手をひいて～Hey girl ! 近くても)
9.Hello, my friend
10.シャンソン
11.雨に願いを
12.Nobody Else
13.LATE SUMMER LAKE
14.メドレー (Delphine～MODELE～Delphine)
15.Miss BROADCAST
16.WANDERERS
17.Discotheque
18.青春のリグレット
19.Laughter
en1:
20.愛と遠い日の未来へ
21.14番目の月
22.ひこうき雲
en2:
23.卒業写真

https://yuming.co.jp/information/2013/09/02/2162/

[東京国際フォーラム　HALL A]
東京都千代田区丸の内３−５−１