
やたらに評判の良い映画なので、観に行ってきました。
オッピーこと、ロバート・オッペンハイマーはマンハッタン計画のリーダーで、「原爆の父」と呼ばれる物理学者。天才と呼ばれた物理学者の、学問への情熱、核への畏怖、平和への願いを綴った半生のドキュメンタリー映画です。
また、第二次大戦での原爆投下から、赤狩りまでのアメリカの黒歴史を描いた作品でもあります。
戦時中、戦後と時間が切り替わるのと、オッペンハイマーの視点と客観的な視点とが混在するのと、登場人物が多くその説明が詳しくないことから、私が観た映画の中では、わかりにくさNo.1でした。観終わっても、意味が捉えきれないシーンがいくつか残り、作品紹介サイトの解説を読んで理解できました。特にストローズの諮問会絡みがわかりにくかった。あと、知らない外人ばかりだったので顔が見分けにくいのもありました^^;
最後、オッペンハイマーとアインシュタインの会話が明かされ、映画は終わります。
振り返ってみると、やはりこれは傑作と言われる作品であるのだなと納得しました。もう一回観たい。
これから観る、という方は、Wikipedia のオッペンハイマーのページをしっかり読んでから観ると、映画の理解がだいぶ深まると思います。
上の画像はそのWikipediaページからの抜粋。
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ところで、この日は隣のおっさんが落ち着きのない人で、上映中にスマホをチラチラ覗いています。それだけでなく、スマホを仕舞わずに脇に置くのでLEDが光りっぱなし。暗い映画館内ではやたらに目立ち、すこぶる不快です。
こういう人に会ったのは初めてで、昔はいなかった(スマホが普及してなかった)んですが、最近新たに発生した迷惑行為じゃなかろうか?と思い、家に戻ってWebで調べてみたら、やはりみなさん迷惑を受けた経験があるんですね。
いやあ、時代が変わっても時代に対応したマナーの悪い人が生まれるもんだなぁ....
映画館も、映画泥棒の映像ばかり流してないで、スマホのマナー啓発映像流せよな、とホント言いたい。
[TOHOシネマズ 上大岡]
横浜市港南区上大岡西1-18-5 mioka3F
https://www.tohotheater.jp/
p.s. 明日は凪がよさそうだ。
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