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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

微妙にセーフ?久慈のっこみフグフェスタ

2014-07-31 11:58:27 | 釣りレポ 2014

前回、間接フリーキックでフグフェスタを狙ったところ、ゴールバーを大きく外してしまいました^^;
まあ、シュートで終わったからいいか、と今シーズンの乗っこみフグは終了にしようと思っていたのですが、その後もいい感じでフグ爆釣が続いてます。

いつ果てるかはわからない臨戦態勢のフグさん狙いだけど、もしやまだ間に合うかも?
前に久慈の爆裂フグを経験したのは2008年、あの爽快な入れ食い体験をもう一度、と、ちょと忙しい時期ではあるのだけどお暇をいただき^^;、今度は直接フリーキックでいってみました。

と、やってきたのは日立久慈。

日立もまた被災地。日正丸も船付場を変更していましたが、今は元の場所に戻っています。
実は前回に久慈のフグ船を探して電話していたとき、日正丸がフグ船をやっているとは気づかなかったんですよね。始めるのが他の宿より遅かったので見落としていました、ぬかった。
今回はまっさきに電話するとすんなり予約OK(^^)

5時集合で出船、釣り方のレクチャーをしてから10人で出船。
100尾を釣った人がでたら早上がりという目安とのことです。前日は8:30に沖上がりで全員60オーバー。
8時半に上がれると、昼寝もたっぷりできるし、ランチに行ける店の選択肢も広がる、こりゃ素敵じゃあないですか。がんばってスプリント勝負、ちぎっては投げのフグ釣りを堪能しましょう。
ここの乗っこみフグの食いなら、1時間半もあれば束いけるでしょう。

ロッドは軟調をセレクト。Fリチャーズの零弐L/P-A
空中戦、特に浅場のフグ釣りには、極先調子の竿よりも、穂先が柔らかく胴にかかる竿の方が良いでしょう。この竿は6.5:3.5調子ですが、アタリを取るのに慣れている人は6:4調子でも使えると思います。

というのは、ここの乗っこみフグ、いろいろなアタリが出るのですが、特に宙で釣っていると餌を食うアタリ以外にカットウのハリスに触れているようなアタリがでます。穂先はフッともたれるような感じ。この場合には、カウンター気味に聞いてやって穂先のもたれが大きくなったところでカットウに掛かることがしばしばあります。その場合は、穂先のストロークが大きい竿が釣りやすいです。これで釣れると餌の消費量が激減します。
まあ、入れ食いの場合はどんな竿でどんな釣り方でも釣れますけどね^^;、手返しをよくして数を伸ばすにはそれなりの工夫も必要です。

カットウはもちろん、正調ひとつカットウ。餌も小さめにこじんまりと付けますよ。

さて、30分ほど北に走ってポイントに到着。
船長は反応に乗せて、開始の合図を出します。アナウンスされた水深は5m、この超浅場が久慈乗っこみフグのポイントです。

しょっぱなから怒涛の入れ食い、ちぎっては投げちぎっては投げのフグ祭り!
のはずが、、、、あれれ、アタリがない^^;;
やっぱ仕事休んでくると魚運を下げますね^^; 爆釣り8時半あがりは昨日までかぁ?

それでもぽつぽつ型は出始めたので、アンカーを入れます。
久慈のフグ船5隻が集結中ですよ。

フグは反応あるし、います。
ただし、餌への反応がよくない。

釣れる時は、メッシがDF3人に囲まれてドリブル突破するようなアタリが出るのですが、この日はロッベンのシミュレーションのようなアタリばかり。
誘って誘って、また誘ってやっと微妙なアタリがでます。

これ、魚密度が少ないんですね。良い時ならカットウに群れでアタックしてきて、ひとつのカットウに2尾掛かってくることもあるんですが、この日はおそらく寄ってきても1尾なのでしょう。
微妙なアタリをとって、タイミングよく合わせないと掛かりません。東京湾のフグといっしょ^^;

地味に地味に拾っていって、桶にはフグがたまっていきます。
桶のなかでいってしまったフグさんもいて、水は白濁^^;
上のネットは船で貸してくれるものです。

フグはすぐにクーラーにしまうのが日正丸流。夏場は白子が傷みやすいので、バケツに泳がせておくのは極力避けます。中乗りの爆釣ゆうた君が席をまわっていろいろと世話を焼いてくれるので助かりますよ。

ときに30cmクラスが混じります。
浅場だけに釣り味は最高に面白いですよ。
カットウにかかったフグが横走りするので、でかいフグだと竿が持ってかれます、おっとっとーてな感じで竿でいなすのがまた楽しい。

時計をみると8時半、昨日ならもう上がっている時間だけど、この日の食いっぷりでは早上がりは儚い夢となりました^^;。昼寝は諦めて、繊細フグモードで釣り続けましょう。

アタリは大きく分けて3パターンあります。先に書いたもたれアタリ、落とし込みで食いあげるアタリ、餌をつつくアタリ。いずれも微小な変化だけど、ねちねち攻めていると確実に掛かってきます。

隣のおじさんがかなりの手練れで、先週も乗って爆釣したとのこと。
わたしが誘って誘ってまた誘ってアタリを出すのに対し、隣の人は待って待ってまた待ってアタリを出す釣り方。対照的な釣り方なんだけど、船ではダントツに釣っています。隣同士で争奪戦やってた感じで、離れて釣ってたらもっと数伸びたかも^^;

後半はちょっと場所を移動して鵜の岬の前。
潮が冷たいせいか、ガスがけっこうでていました。
船同士が近いんで、アナウンスや無線がよく聞こえるのですが、他船のボヤキはなかなか聞き応えがありました^^;。手が合わないと数が伸びない日で、釣果出してない船もあったくらいです。

そんなこんなで11時過ぎの通常時間までやって78尾でフィニッシュ、クーラーは埋まりました。
トップは隣のおじさんで83尾。船釣果は25-83尾でした。
朝方は乗っこみフェスタは終了アウト、という感じでしたが、終わってみれば微妙にセーフというところでしょうか。

数、型、釣り味ともに十分満足な釣果ではありますが、爽快入れ食い8時半早上がりが体験できなかったのは心残りなので週末またリベンジです、というのはウソで今シーズンの乗っこみフグはこれで終了。また来シーズン以降に釣りにきます。

ここのフグはほとんが♂。白子はぱつぱつのもあれば、まだ貯蔵途中のもあって、乗っこみ終了という感じではなかったです。もうひとやまありそうな感じ。ただこの日は水温低下のせいもあって、食い方がいつもの久慈フグとは違ってましたね。

日正丸は久慈港では珍しい大型遊漁船。非常に快適に釣りができました。
ショウサイフグのあとはひとつテンヤ、そして冬場は看板のヒラメに出船します。
ふぐを捌く順番は、受付時にくじ引きで決めますよ。

港で出してもらったあら汁が絶妙に美味しかったです。
日正丸はサービスもいたれりつくせりで、気持ちよく釣りができました。ひとつテンヤかヒラメでまた来よう(^^)

[日立久慈港 日正丸]
http://e-turibune.com/nisshoumaru/
http://homepage3.nifty.com/fish777/gazou3/nisyoumaru.htm

やまがた釣具店で受付↓

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