昨年に続いてのシンフォニックナイト!
Vol.1のムーン・サファリ、バロックプロジェクトは昨年観にいきました。
Vol.2はチェルベッロと新月プロジェクトだったのですが、こちらはパス。
今回のVol.3は、アトールとマリオ・ミーロバンドですよ。
と、やってきたのはTSUTAYA -EAST。
前の方で正面、近いです。
先手はマリオ・ミーロだろう、と100%信じて疑っていなかったのですが、なんと先に登場したのはアトール!
アトールは3年前のフェスで観たバンドです。そのフェスはカイパ目当てで行ったのですが、最後に出てきたアトールのライブを観てぶっとびました^^; それまであまり興味はなかったのですが、ライブ観てから180度変わりましたよ。それから1st-3rdのアルバムを時々聴いてますが、やはりこのバンドはライブで真価を発揮するように思います。
ボーカルにはアンドレ・バルゼェ。来日メッセージもありますよ、私も Happy to see you againです。
そして、前回の来日からはボーカル以外は総入れ替えではないでしょうか?
今回の来日メンバーの情報が無いのですが、おそらく全員違ってます。
アンドレ・バルゼェは相変わらずのパフォーマンス。ジュデイ・オングにもなりました(^^)
レコード会社は、フランスのYES、というようにこのバンドを売り出したようですが、YESというよりもGenesis のピーター・ガブリエルの雰囲気を持ったシアトリカルなボーカリストだと思います。こういうボーカルはわたしは大好きでしょうがない^^;
ギターはオリジナルメンバのクリスチャン・ベヤ。
こちらの動画で紹介していますが、シャーベルのカスタムギターを使ってます。ほとんどがこのギターで、1曲だけBelliotのギターをコード中心に使ってました。
昔のビデオでは見たことあるのですが、雰囲気は変わらないですね。カッコいいです。
クリスチャン・ベアといえば、日本のプログレバンド、プロビデンスのアルバムにも参加していますよ。
この2人の他は、ドラムス、ベース、キーボード、フルート兼ボーカルの6人編成。
前半はバルゼェさんもラフな格好でラフなボーカル、中盤からお色直しを繰り返して調子がどんどん上がって、夢魔(L'araignee-Mal)やパリは燃えているか(Paris C'est Fini)など、ノリノリでした。バルゼェさんのボーカル、相変わらずエモーショナルで素晴らしい。
前回のライブのようなスリリングなインタープレイは無かったですが、リズムが複雑で追ってくのがひと苦労。ドラムがなんかすごく複雑なことやってたような気がします。 おそらく、今回のメンバーの演奏の方が、70年代に近いのではないかと想像してます。
最後はオールスタンディングで盛り上がり。
左端がバルゼェさん、その隣がベヤさん。
20分ほど休憩があって、後手のマリオ・ミーロさん登場。
マリオ・ミーロは、セバスチャン・ハーディのギタリスト。
私が聴いたのは、Four moments (哀愁の南十字星)だけですが、このアルバムを再現してくれました(^^)
上の写真だとマリオ・ミーロはどの人だろう?一番左か?
こちらはギター、ベース、ドラムス、キーボードのオーソドックスな4人編成。ボーカルはギターのミーロさんと5弦ベースのお兄さんの2人でとります。
ミーロさんの来日インタビューはこちらですよ。
ステージ上には黒とサンバーストのレスポールが用意されていたのだけど、使ったのは黒だけ。
ピッキングが凄く力強いです、こんなに力強いピッキングの人みたの初めてかも?ギターが迫ってくる感じです。
ところどころに入る泣きのギターがまたいいです。ハンマリングオンからのバイオリン奏法炸裂でヤン・アッカーマンもびっくり。
こちらもオールスタンディングでのエンド。アトールに負けず劣らずの、素晴らしいライブでした。
右から2番めがマリオ・ミーロさん。
ミーロさんは、また来年会おう!と言って去っていきましたよ。来年も来るのかな?
正直なところ、スタジオ版のFour Momentsを聴いていた限りでは、それほど好きな音ではなかったのですが、ライブではぜんぜん違った。アトールをライブで観たとき同様、この日のライブでマリオ・ミーロも好きなアーティストとなりました。
[TSUTAYA O-EAST]
東京都渋谷区道玄坂2−14−8
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