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ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

相の瀬ジャンボヤリイカジャンボリー

2016-11-18 15:45:36 |  釣りレポ 2016

本日はお暇をいただき、PureAnglersの林総裁たちとヤリイカ釣り。

やってきたのは松崎港。
いま、駿河湾ではジャンボヤリイカがジャンボリー中なんです。
クリス・スペディングのギタージャンボリーを口ずさみながら、暗いうちから支度ですよ。

ポイントは愛の瀬、もとい相の瀬。
駿河湾を南北に走る水深2000mの海溝、駿河トラフの西側に位置する瀬で、松崎と御前崎を結ぶ辺りは石花海(せのうみ)と呼ばれヤリイカの超一級ポイント。相の瀬は石花海の南端にあたります。

今日も朝日が綺麗です。
沖合いで吹いてる風のせいか、ウネリがちょっとあります。

スキーヤーのおじさんが乗っています。

ロッドはyaccoブランド、イカイタリアン
これはスルメ直結スペシャルロッドなんですが、石花海のヤリイカはちびヤリのインヴィジブルタッチを取るような釣りではなく、でかヤリをどっすんどっすん乗せてうりゃうりゃ巻き上げる釣りなので、穂先の繊細さよりもイカのばらしにくさを優先。こういうロッドは最適です。
ちなみに、石花海のトラディッショナルなヤリイカタックルはムーチングアクションの長竿です。

駿河湾では、さかな針が実績高いというので、郷に入っては郷に従え、というのでさかな針を使いましょう。
でもシングルカンナ、従ってないじゃん^^;
ちなみにオモリは150号を使います。

竿入れ協定時間は7時。まずは160mのポイントから開始しますが空振り。
次の投入で小さいアタリがきたけど重量感は僅か、上げてみるとチビヤリ一荷でした^^;
こりゃ普段やってるヤリイカ釣りと変わんないじゃん、と思ってましたが、次の流しからは石花海サイズのジャンボヤリイカが登場、ぐんぐん引っ張る元気の良さはさすがシーズン初期のもの。

朝方は地味な乗りでしたが、やがて船団がまとまってきました。水深は230m前後。
沼津、清水、用宗、大井川、御前崎と駿河湾の船が大集合ですよ。

ここでやっと盛り上がり、着底ひとしゃくりでどっすん!追い乗りさせて巻き上げるとでかやりオンリーで一荷、一荷半。
よっし、こっからスパートだ、と思ったのですが、思わぬ邪魔者が、、、

海面から50-60mで待ち構えているサメ^^;
獲物ひったくられたり、針もってかれたり。オモリは取られなかったのは幸いでしたが。
竿を支えるのもひと苦労の本日一番の乗りも、中層でガツガツと貪られ、上がってきたのは一番上のツノの一杯だけということも。

サメのインターセプトにも負けずに、バケツの中で横にならないサイズのでかヤリを貯めます。
このペースで行けば、数は相当伸びるぞと思ったのも束の間、、、サービスタイム終了^^;

イカ漁師さんも操業中。
ガラガラを使ってます、私もあれやってみたい。

昨日は昼近くから入れ乗りタイムが到来したそうですが、今日は盛り上がりはないまま13時の沖上がり。
イカを持ってパチリ。ぬるぬる抜群、身厚も比重も文句なしの上物です。

釣果は17杯(頭は林総裁で20杯)と、前半の好調タイムのみで終わってしまいましたが、それでもでかヤリ揃いなのでお土産は十分ですよ。

風光明媚。烏帽子山の向こうには波勝崎。

初めて乗せてもらった松崎港のなごみ丸。
林総裁の常宿です、イカだけでなく、深場、マダイ、食わせサビキといろいろな釣りで出船中。また来ます。

あちこち寄り道しながら帰宅したのは21時過ぎ。
時間が経ったので死後硬直してスケスケボディではなくなりましたが、包丁の刃を締め付ける鮮度の良い身は、開くとスルメと間違うような身の厚さ。
さすが石花海のヤリイカ、絶品な刺身を堪能できました。

[松崎港 なごみ丸]
http://www.nagomimaru.sakura.ne.jp/

船付場に集合↓

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覚え書き:
ロッドキーパー備え付け済
ヤリイカはオモリ150号
投入器あり
海水ポンプあり
氷は出船前と出船後に


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