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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

マルイカ進化に追従するのは大変だぁ

2015-05-26 15:32:41 | 釣りレポ 2015

本日はお暇をいただき平日釣り。
いやぁ、ここんとこ忙しくて休めず、4月5月で初めての平日釣行ですよ。

で、何に行こうかと考えて、最初に浮かぶのはマダイリベンジなんですが、ここんとこ歳食ったせいか淡白になってきて、ボーズのリスク冒してリベンジを急ぐよりも、釣れてる釣りもので心を癒したい気持ちが強いです。
そんなわけで、ただいま各地で絶好調のマルイカに行きましょっかね。

と、ユカリンTBMに「まるいかいかない?」声をかけてみると、たいぞうならご一緒したいわ、との返事。

そんなわけで、やってきたのはユカリンTBMの常宿、葉山あぶずり港のたいぞう丸。

ここんとこ浅場反応にぶつけて、連日束越え釣果が出てますよ。
まあ、束釣りするのは最新マルイカ釣法を駆使する人、という事前情報は得ていましたが。

葉山新道途中のコンビニに寄ると、たいぞう丸の常連さんの車とバッタリ、ユカリンTBMが挨拶。
その車には、たいぞう丸の釣果を連日賑わしているスーパー高校1年生、河村君が乗っているではないですか。彼は前日、アウェイの一俊丸にてマルイカ165杯の船宿レコードを叩き出して、今日は返す刀でホームのマルイカ釣行とのことです。
こりゃラッキーですね、噂に聞く最新釣法を実際に目にできる、これは貴重です。

受付していると、船長が「3.5cmヅノありますか?」と聞いてきました。
へ?なにそれ?^^; マルイカヅノって5cm(D社は48mm)でないの?
なんでも最近はチビエビ3.5がイカのサイズにあって乗りが良いとのこと。
んー、トレンドに付いていけてない^^;
なので、最初はなるべくシルエットが小さく見えるスッテを4本セレクト。
けっきょく色を変えながら、最後はマルイカ5のいつもの色に落ち着きましたが。

愛用ロッドのマルイカブリジットバルドー。
今日はジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ釣法でいってみましょう!

ユカリンTBMはリアランサーマルイカ。

ユカリンTBMのセカンドロッド、極鋭マルイカレッドチューン。
昨年のフグ釣りにも使ってました、用途が書いてあってわかりやすい^^;
この竿、途中でちょっと使わせてもらったんですが、さすがの感度です、タタキも入れやすく使いやすいです。

ユカリンTBMはソフトな抱き心地おっぱいスッテのブランコで。

本日のバナナ、の代わりに、本日のとうもろこし。

ワインもいただいて、いつもすみません_o_

さて、前置きが長くなりましたが、いよいよ出港ですよ。良い凪です。

港前から群れを探索して、徐々に南下。
水深は18m前後の浅場から35mくらいまで。
反応はあるようですが、どうもイカさんのやる気があまりないようで、乗りは地味。

2時間ほど経ってもイカはたまらず。
スーパー高校生くんも、他の人よりは釣っているけど、束ペースではありません。
良い機会なので、いろいろ質問させていただき、最新釣法について教えてもらいました。
好青年で、釣りに対する考え方もしっかりしていて、とても参考になりました、ありがとう。
取材に来たわけじゃないけど、特集4ページ分くらいの記事ネタをもらえました^^;

ユカリンTBMはブランコで奮闘中。
マイクロムギイカの乗りなどもキャッチしています。

さて、ここんとこの釣れ具合は昼近くからが良いようです。その時間に手返しよくしてどれだけ数を稼げるか。
この日も昼くらいになって、入れ乗りタイムが到来しました。

落とせば必ず触ってきます。
この状況で、イカに早くアタリを出すか、アタリをイカに掛けられるか、このスピードが勝負。
これはマガレイやフグなど、数釣りをする鉄則ですよ。

ここでさすがにスーパー高校生の河村くんはすごい、誰よりも早く掛け、誰よりも多く取り込んでいます。
その秘密は、オモリを海底につけたまま、軟調穂先にアタリを出す最新釣法。
これは簡単には真似できないですね。
私が1杯釣る間に、彼は3,4杯は釣ってます。

ユカリンTBMも健闘中!
途中、船長も竿を出していましたが、船長もさすが上手、わたしらの倍のペースで釣ってます。
聞くと、やはりチビエビ3.5ばかりに乗ってくるらしい。今度ここに来るときには持ってこナイト!

入れ乗りタイムは1時間くらいかな?で終了。再び拾い釣りタイムへ。
この時点で、釣果にはかなりの差がついています。
おそるべし、マルイカ釣りの進化。

私が始めたころ、マルイカは代用釣りのイメージでした。冬のヤリイカから初夏のムギイカに切り替わるまでのつなぎという感じ。
型が小さい(それでも胴長20cmくらい)ので、あまり人気もなかったように思えます。
ブランコ仕掛けをくんくんと引っ張り、それでも良い日には40-50杯取れるような釣りでした。
今から20年以上前の話です。

それから、船宿オリジナルスッテが登場し、食味の良さもあいまって人気上昇。
世代が変わったのは、鉛ツノ直結釣法から、直ブラ釣法と、「浮かないスッテ(ツノ)」が登場してからでしょう。積極的に釣り手がツノを動かし、掛けにいく釣りです。
10年ちょい前くらいのことでしょうか?

それから進化したのが、直結釣法。穂先の変化を目で読みとって、合わせて掛けにいく釣り。この釣りは本当に強力で、今まで釣れなかった小さなサイズまで釣れるようになりました。わたしといえば、やっとこの釣り方に慣れてきたレベル。

そして、現在は浅場限定の釣りの可能性はありますが、オモリを歩かせながら底につけてアタリを取る、さらに繊細な釣りになってます。この釣り方は従来のタックルではできない、まさに新世代のマルイカ釣りと言えると思います。

いやはや、マルイカ釣りの進化に追従していくのは大変ですよ^^;

そんなこんなで、沖上がり。私の釣果はマルイカ28杯にムギイカ4杯。
船中釣果は、4~134杯!
ダントツの134杯は、スーパー高校生。
詳しくは船長ブログをご覧ください。わたしも小さく写ってますね^^;
なんでこういう釣果の差になるのかがわかっただけでも、本日の価値はありました。

ノーモアジップロックのため、こんな持ち帰り方をしてみました。
クーラーに引っかかるカゴを入れ、隙間を氷で埋めます。
クーラーの底と、横の隙間に氷が詰まっていて、冷蔵庫状態。
溶けた氷は底にたまるので、イカが真水に触れることはありません。
これはなかなか良いかも?スミで汚れないし。

マルイカはちん亭へ直行。
ユカリンTBMはスーパー高校生からもイカをもらって、食材確保はバッチリ(^^)

マスター入院中につき、おまかせメニューのみで暫定営業中。

私も晩御飯はマルイカで。
ざるで持ち帰ると、イカがめとーっとしなくて綺麗です。

刺身は1杯を4つ切りで。

ゲソとえんぺらは炒め物。
ビールを飲んで、集中した釣りの疲れがでてバタンQでした。

[葉山あぶずり たいぞう丸]
http://www.e-ri.net/taizoumaru/

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2 コメント

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Unknown (ユカリンTBM)
2015-05-28 01:48:02
平日釣行で疲れさせてしまい_(._.)_すいません。
平作丸常連さんから黒鯛・キスを頂きました。
濱生丸船長さんからマゴチを頂きました。
長三郎丸でとれた大タコを頂きました。
たいぞう丸では船長みずから釣ったマルイカU+2661スーパー高校生のマルイカ頂きました。
ちん亭では水曜日お休み返上にして営業しました。
満員御礼皆様感謝感激(^o^)/~~~m(_ _)m
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ユカリンTBMさんゑ (calm)
2015-05-28 06:13:57
おつかれさまでしたー。
いやぁー、充実した釣りでしたよ。緊張感も疲れも楽しかった。
おかげさまで、スーパー高校生の釣りを生で見られました。

しかし、食材収集コネクションは凄いもんだ^^;
ちん亭の繁盛、さすがです(^^)
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