この週末はミッションレスでフリー。
さて、何釣りに行こうかな、台風17号の進路はどうかなどと調べていて、ビビッときましたよ。
土曜日、千倉のマダイ釣れるんじゃないの?
23日に乗ったときは澄み潮ピーカン潮流れない、という悪条件だったけど、ちょっと潮が効いたらバタバタッと食いました。
秋鯛の魚影は濃いですよ。条件さえ揃えばバリバリ食うはず。
状況はといえば、25日に台風16号崩れの温帯低気圧が日本海を通過して、南西のシケ、そして26日はナライに変わる。
沖からの風で底がかき回されて濁りが入るだろう、一日ナライが吹けば底荒れの心配もないだろう。高かった水温も下がれば、潮も流れてくるんじゃないか?
風は北風が強そう、適当に波が立つのもマダイにとってはいいじゃあないですか。
そして17号の接近で、時化前の好条件。
こりゃ釣れるでしょ。
マダイオヤジはいつでも多かれ少なかれ、こういう読みをして釣行します。
将棋でいうところの三手の読みですね(違うか^^;)
まあ、読みがあたらないのは天気予報と同じレベルではありますが。
しかし、今日は釣れると考えている人は少なく^^;、ガラガラへび。
気になった空模様も、朝のうちは雲がかかってお天道様が隠れてます、いいじゃあないですか。
そして潮はガンガン流れてますよ、期待通り!
しかし、潮は澄んだまま。これは読み違いだったけど、こんだけ曇ってて潮が流れてれば多少の澄み潮なんて関係ナッシング。
と、思いました。
ピカピカの長靴で気合も入ります。
で、朝のサービスタイムで反対舷で小型マダイがでたものの、その後はぱったり。
あれ?こんなはずではないはずのはず。
そのうち来るだろう来るだろう、とコマセを打ち返しながら棚を探りますが、、、アタリなし。
日も高くなってきました。
バリバリ食うという読みは完全に外れましたわ^^;;
こうなったら仕方ないです、渋いときは渋いなりになんとかしなきゃいけないのがコマセダイ。
棚を探ったり、コマセワークを変えたりはもちろん、ハリスの長さ変えたり、針の重さを変えたり、アクセサリーをいろいろ交換したり、あんな手こんな手で攻めますが、待望の初アタリは20cmのチャリコ^^;
根まわりを流すとトゴットメバル。
今日はイサキもこないですね、なんか気にいらないことがあるんだろうな、、、それが何かわからないけど。
仕掛けを入れ替えようとしたら上で食ってきたのは浜田省吾さん。
カンパチの子供です、美味しいのでキープ。
いい湯だな、って顔しているのはイナダくん。
まだ食べるには早い時期なのでリリース(水温が下がればワラサより美味)。
デコっ八は、ハナダイ、男の子。
潮が速いので、途中から船長は上からの棚指示から底からの棚取りに変更。
底からハリス分+1m,+2m,+3m,-1m,-2m,-3mまで、餌取りとの兼ね合いで探ります。
これにコマセワークをかけあわせると、それだけで攻めパターンはほぼ∞。
潮がちょっとよれているようで、底の取り直しで誤差を修正します。
底を取り直して、ハリス-2mの棚で待っていたところ、やっとストーンと竿先が入りました。
500gの小型ながら、やっと顔みましたよ^^;
このパターンをベースして、さらに細かくコマセワークと棚を探ります。
大鯛はいつ食ってくるかはわからないので、最後まで気が抜けません。
しかし、この日はこれでタイムアップ。
いやぁ~、疲れました。
いつものことだけど、最後まで本命(とりあえずキロ上のマダイ)が釣れないときのコマセダイは疲れます。こないだみたいに最初に顔みとけば後は適当に力も抜けるんですが、最後まで釣れないと集中しっぱなしで、他の釣りの2倍くらい疲れます。
まあ、船長はもっと疲れてると思いますが^^;
神経疲れる釣りで、帰り道は、君津PAで横になって小一時間も寝てしまいました。
まあでも、釣れたときも釣れなかったときもフルに力を出しきるところがコマセダイの面白さ。将棋で言えば矢倉戦ですかね。さしずめひとつテンヤはゴキゲン中飛車でしょうか。
そんなわけで本日のおかずはこちら。
スモールサイズで、一尾づつしかいないので、もうメバルもハナダイも刺身にしちゃいましょう^^;
刺身のてんこ盛りが完成。
一家四人のおかずには十分です。
悔しいので、来月また行きますよ!
[千倉港 千鯛丸]
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