東京湾、東伊豆のワラサ祭りの影で目立たず、地味な秋ダイです^^;
でも、いつもこの時期ってマダイがいい釣りできるんだよね。
南房でも大鯛連発してます。
かどや丸では9/23に11.5kgのビッグワン、松大丸では9/26に8.8kg。
でかいてえが回ってますよ!
しかし、千鯛丸は、トラフグ交じりのフグ乗合での出船にお客さんが集まって、秋のマダイシーズンに出遅れた!^^;
マダイ船のお客さんも例年より少ないです、なんと土曜なのに2名。
「船長、明日はでかいの上げてお客さん呼ぼうよ~」とは前夜の電話(^^)
夜明けとともに出船。ポイントは千倉沖から白間津沖。
前日は千倉東沖(例年、大鯛の実績が高い場所)に行ったけど食わなかったようで、今日はやや近場で勝負です。
朝のひと流しめ、水深は30.5m。
まずは上からの棚取り20mで様子見(ハリスは4号10m)。
2投めで、スコンと入りましたよ^^
1.2kgの別嬪さん。
マダイは最初に型みると余裕ができます^^
この日のタックルはブルークォーターR2P330。
棚が18-25mなんで、DENDO MICONはお休みさせて、久々の7700CTが出動。
白間津沖ではシマアジが出る根があるので、そこも狙ってみましょうと、こまめに場所移動。
すると、常連のOさんに強烈な引きが襲来!
しかし、この直後にハリス切れ。
マダイにハリスを切られる人じゃあないので、オオカミかぁ?と盛り上がるも、どうもそういう引きとは違うとのこと。
その後、わたしの竿にもアタリ。
いつものように、まずは相手の大きさを確かめる。
なかなかの重量感、こりゃ3kgくらいかな?
道糸にテンションかけとくと、相手が動き出してドラグから糸がでてきます。
ここまでは想定内。
しかし、、止まらない^^;
ゆっくりジリジリと一定の速度で糸を引き出してく。
こりゃマダイじゃないよ。
糸の出方はゆっくり。ちょうど根ガカリして、船が流れるせいで糸がジリジリ出て行くような感じ。
そのまま辛抱しながら糸を出していると、10mくらい出たとこで突然フッと軽くなった。ハリス切れ...
ハリスの切れ口はざらざら。サメかな?
Oさんのところに行くと、彼も同じような引きで切られたよう。
そして、この謎の大魚(?)の襲来はその後も続きます。
なんと、同じような引っ張り方で5回もハリス切られちゃったよ!^^;;;
サメかな...?? でもなんか釈然としない。
【サメらしい点】
・ハリスの切り口がざらざら
・アタリが鈍い
【サメらしからぬ点】
・引きにメリハリがない、一定の速度で引っ張るだけ
・オキアミが大好物^^;、一度は落とし込みで食ってきてマダイと勘違いしたくらい。
・ハリスを太くすると(12号)食ってこない生意気なところがある。
【どちらともいえぬ点】
・いったん走り出すとぜんぜん浮いてこない。
・泳ぎがスロー。
・こいつが当るのは根の際という特徴がある。
・何度もしつこく食ってくる(同じ魚か群れかは不明)
自慢じゃないですが、サメはけっこう釣ってます^^;、でもこんな引き方のサメは知らない。
私のこれまで経験した引き方で一番近いのはエイ、それも巨大なやつ。
でも、エイだとハリスが擦り切れないよね。
いまいち正体がわからなかったです。
もしかしたら、いいシナモンかもしれないし^^;
後半になると北東風が強まって、海はグダグダ。
そんなこんなの騒動はありましたが、マダイの食いはよくぽつぽつと1.2kg-1.5kgの食べ頃サイズを3枚ゲット。
おまけに30cmほどのハナダイも2枚混じり、満足な釣りで沖上がりです。
狙いの大鯛は顔を見せてくれませんでしが、まあ大鯛とのめぐり合いは時の運ですからね^^。
で、例年ならワラサ交じりで40mライン前後で秋鯛が釣れる時期ではあるんですが、今年はまだ水温が25度前後と高くて夏の潮のようです。
それでも弩級の大鯛はあがってるんで、この先はさらに期待(というか欲望というか^^;)が膨らむ時期です。
10月はちょと忙しいんだけど、時間みつけてまた行こうっと!^^
[千倉港 千鯛丸]
http://blogs.yahoo.co.jp/chidaimaru
http://www.marines-net.co.jp/cgi-bin/hp.cgi?to=chidaimaru
下記地図は集合場所&出船場所
経験豊富なお方たちがわからないのですから、不思議っすね
あるいは松任谷正隆(マンタ)とか^^;;
科学特捜隊の隊員に座布団運びなんかさせたらバチあたるよね^^。