ここのところご無沙汰していた宮城県。
原稿書きも落ち着いたところだし、、ちょっと行ってくるか、と思い立ったらさっそく出発!
横浜から常磐道経由で370km、運転時間4時間ちょいで荒浜港に到着。
集合時間の4:30、ビューティフル朝焼けです。
海は凪ぎ、空は快晴、暑くもないし寒くもなし、最高の釣り日和ですよ。
つり丸でお馴染みの針生秀一さんも急遽参戦、記事にするとのこと。
ロッドはこないだの日立カレイと同じくFリチャーズ。
胴に乗る調子なのですが、魚を掛けたときの釣趣と安心感は抜群、50cmオーバーのイシガレイもどんとこいですよ。
仕掛けは拓洋丸船長お手製の3本針仕掛け、これが釣れるんです(^^)
写真がうまく撮れてないのが残念ですが、雲のように横に広がる白い山々が雪を冠した蔵王連峰です。
関東の優雅は富士を眺めながらの釣りですが、こちらは蔵王の美しい山麓です。
拓洋丸がいつも行く大型マガレイのポイントは、ここんとこ数がでないとのことで、今日はちょっと近めのポイントですよ。行程一時間弱くらいで、水深は40m。
オモリで海底をコトコトコトと小突いていると、小さく明確なクッというアタリ。
すかさず竿を立てて合わせます、底で踏ん張る、重い。巻き上げ途中で力を抜いてバレたか?と焦らせてくれるのはマガレイの特徴。
この場所は25cm前後がレギュラーサイズで、20cmの小型、30cmの良型が混じってくる感じです。
そしてこの日に多かったカレイがこちら、この写真でわかりますか?
35cmの良型で、腹からイワシを吐き出しましたよ。
B面はこんな感じ。こちらは25cmの小型。
ソウハチ(ソウハチガレイ)です。
北海道ではメジャーなカレイで、胴付き仕掛けで中層を狙う浮きソウハチなんて釣りもあります。
ここに注目、カレイでは珍しく、裏側からも目ん玉が見えます。
片方の目が体の横側に付いているのがソウハチの特徴。
これが他のカレイより視界を広くしているんですね。中層を泳いで餌を獲るための進化でしょうか。
このソウハチ、干物にすると独特の風味が出てめちゃくちゃ美味しいカレイです。
また釣りたいと思ってたんですが、北海道までいくのも遠いいし、、と躊躇してたら、仙台湾で釣れてラッキー(^^)
こちらは関東でもお馴染みマコガレイ。
マガレイに比べて幅広肉厚なカレイです。この日は40cmくらいが最大でしたが、50cm級も交じりますよ。
こちらはイシガレイ。
筋力が強いマッチョガレイです、やたらに引っ張る暴れるそのパワーはヒラメを凌ぎます。
この日は60cmのイシガレイも上がりました。
宮城県たべものシリーズ、三陸おにぎり。
船はずっと流しっぱなし。それでもアタリは途切れず、広大な瀬のどこにでもカレイがいるようです。
のんびり釣っても、バケツにはどんどんとカレイがたまっていきますよ。さらに、この日は4種類のカレイ混合なのも楽しい。
それぞれのカレイは味や身質に個性があります。美味しい料理法も違ってきますよ。
私の好みではありますが、最適なのはこんな感じですかね?
マガレイ ◎唐揚げ 〇干物 〇煮つけ
マコガレイ ◎煮つけ ◎ムニエル 〇刺身
イシガレイ ◎刺身 〇フライ
ソウハチ ◎干物
クーラーいっぱい。トータル68枚でした。
内訳は、マガレイが44枚、ソウハチが12枚、マコガレイが8枚、イシガレイが4枚。
ソウハチは粘液がけっこう癖のある匂いなので、ビニール袋で隔離してのお持ち帰り。
いつも楽しい釣りをさせてくれる拓洋丸。
なお、この日の模様は、針生さんがつり丸にレポートする(たぶん5月15日号)ので、そちらもご一読ください。
翌日も連荘し、絶品美味メバル釣りもしたかったのですが、なんせクーラーがもう満杯^^;、家に帰ってからカレイを捌きたいこともあって、この日は日帰りで戻ります。
宮城には桜前線が北上中、もう見ごろは過ぎたくらいかもしれないけど、満開の桜を見ながらの帰浜です。
帰り道、魚快縁とニケに寄っておすそわけ。
眠い目をこすりながらソウハチだけはその日に捌いて一夜干しに。
涼しい気候でいい感じに干しあがりました。食べるのが楽しみ(^^)
[荒浜港 拓洋丸]
http://takuyoumaru.com/
船に集合↓
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