ナメタガレイは、宮城や岩手では正月に欠かせないお魚。
冬に子を持つナメタは子孫繁栄を祝う縁起魚でもあります。
横浜在住のわたしにとっては馴染みが薄い魚ですが、いつか釣ってみたいと思っていた魚のひとつです。
そのナメタ釣りが実現したのが本日。
ただし、状況はあまりよくない。前日まで時化で出船せず、当日もいくぶん風は収まったものの、それでもコンディションは相当悪いです。
雪は昨晩から降り続き、積もった道はノーマルタイヤの私の車では走行不能^^;;。
田村くんにホテルまで迎えにきてもらい、釣り餌マリンで餌と仕掛けを買って塩釜港へ!
塩竃まがき港の東北丸から出船です。
釣り餌マリンで購入していったカレイ仕掛け。
短い天秤で、小突きを繰り返して誘います。
スペックはこんな感じ。
オモリは40号を使います。
餌はアオイソメが船で用意されてます。このほかに特餌として、青コガネ、エラコを持参。準備は完璧!(^^)
前夜から降り続いた雪は船の上にも積もってます^^;。
雪の日の釣りはひさしぶりです、寒い~。
暗いうちから雪の中で準備です。
東北丸は、船べりにロッドキーパーが標準装備。
さて、港を出るとやはりけっこうなウネリがありますよ。
ポイントには30分ほどで到着。聞いていたよりも近かったけど、これは海が悪くて沖のポイントへはいけないとのこと。下根と呼ばれる近場のポイントで開始の合図がでました。
水深は25m。
海はこんな感じ^^;。遠くに見えるのが松島湾かな。右手には牡鹿半島があり、金華山もちょこっと顔を出しています。
海は悪いんですが、まあ最近わたし釣り行くとこういう日が多いので、あまり気になりません^^;。
それよりも気になったのが潮の色、けっこうな土田濁りですよ。
この潮色では底物の食いが悪いのは、おそらく全国共通じゃないかな。
期待を込めての仕掛け投入ですが、アタリはありません。
さすがに寒くて、普段はしない手袋をはめて釣りしました。道具箱の底から出てきた手袋にはカビが生えてましたよ^^;。
数流しすると根ガカリで仕掛けをロストし、仕掛けを付け替えていると船長から「海が悪くて沖には行けないですし、今日は釣りにならないから上がらせてもらいます」の早上がりコール。
まあ、このコンディションでは仕方ないでしょう。宮城デビューは降雪コールドゲームといったところでしょうか^^;。
船代もほとんど返却してもらい、船宿さんも赤字で痛い日だったと思います。船中釣果もネウ(アイナメ)を上げた人がいたくらいで、本命ナメタは顔を出さずでした。
でも、わたし的には海に出られただけでも満足。松島も牡鹿半島も金華山も見えたし、遊覧船と思えば上々ですよ(^^)。
こんどは陽気の良い日にまた来ることにしましょう。
港に戻っても雪は降り続き、船付場もうっすら雪化粧。
こういう日に釣りができるのも宮城らしさですね(^^)。
ナメタガレイ、また狙いに行きますよ!
[塩釜まがき港 東北丸]
http://www7.plala.or.jp/thm/
☆「2010年仙台の旅」インデックスページはこちらへ。
宮城県のお正月はナメタガレイが最も重宝されます♪
雪けっこう積もってますね。帰省の人はスタッドレス必要ですね^^;
帰り道に売ってるナメタを見て心がちょっと動きました^^;。
志津川は石巻と気仙沼の間くらいですね。釣り船はあまりなさそう。
志津川は高速のインターからちょっと離れてますから、仙台よりアクセスはちょと悪そうですね。
ナメタのリベンジ楽しみですね
しかし宮城、福島は寒かったですよ。
帰り道は南下するほどに寒さがやわらぎました。
宮城や福島は昼間なのに寒い寒い、暗くなってから茨城入ってやっと寒さが緩んだ感じ。横浜着く頃には、やっと見覚えのある寒さとなりました^^;。