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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

フェアウェルフィッシングは最盛期の湾アジへ

2021-07-12 14:18:11 | 釣りレポ 2021

この日は長年のフィッシングメイト、おのでらさんと釣り。
彼はこのたび定年を迎え、年内には都内を離れて実家に戻るとのこと。
二度と会えなくなってしまうわけではないのですが、せっかくなのでメモリアル釣行しましょうか、と東京湾のLTアジへご案内。

定点観測の小柴港、すでに梅雨明けした模様で、暑くなりそうです。

いつものLTアジセット。

いつものブリジットバルドーにカルカッタ。

お行儀が悪い格好で支度中。(撮影:おのでらさん)

さて、東京湾のアジはいまが真っ盛り。ポイントは小柴沖の20mラインと浅場に群れがいます。潮が速いのでこの日はカカリ釣り。
このポイント、大型から小型まで交じって釣れるポイントなんですが、この日は25cmの中アジLサイズが中心、これに22cm前後の中アジMサイズと、30cm前後の大アジSサイズが混じってきて、小アジは皆無でした。

朝の落と潮ではアタリの出方が小さく、穂先のもたれにカウンターをあてて掛ける釣り方。LTアジ初めてのおのでらさんは最初こそ戸惑っていたようですが、すぐにコツを覚えてコンスタントに釣り上げます。

風が南にまわってアンカーを入れ直すと、アタリの出方が派手になって、穂先をひったくっていきます。30cm級のサイズが20mの浅場でぎゅんぎゅん引っ張る釣趣は夏のLTアジならでは、楽しい。
ただし、このようにアタリが派手にでるときはバラシも多いです。朝のようにもたれで合わせる場合は、多少棚が狂っていてもしっかり針が掛かりますが、向こう合わせの場合は棚によってバレやすさが変わってきます。なのでアタリの出方や掛かり方によって棚を微調整してやります。
そして昼過ぎに潮が変わってアンカーを入れ直した後は、魚が浮いてきて底から3mから3.5mの棚でバリバリと食ってきました。高い棚で食ってくる群れは22cm前後の中アジが主体。

東京湾のりものシリーズ、空母。

食ってくるパターンこそ違え度、この日は朝から沖あがりまでアタリが続きました。

暑いので氷をたっぷり効かせたく、いつもより大きな25Lクーラーを持ってきたのですが、それでも103尾を数えたところでクーラーほぼ満杯。その後に釣れた28尾は沖あがりまで活かしておいて、おのでらさんのご近所さんに配ってもらいました、かたじけない^^;

そんなこんなで、131尾で終了。(写真提供:三喜丸)
型がいいのでクーラー重くてぎっくり腰警戒でした。
本日の船長ブログはこちら

港でおのでらさんと記念写真。(撮影:斎田船長)
引っ越して落ち着いたら、遊びにいくのでまた釣りしましょう(^^)。
今日は孫ちゃんに葡萄のお土産までいただいてありがとうございました。

さて、家に帰って、大量のアジを捌きますか、、、

今日のポイントは群れがいろいろ変わるポイントで、サイズが大きくなったり小さくなったりするだけでなく、スタイルの違った魚も交じります。
上の写真でわかるでしょうか、上のが幅広小顔モデル体型アジ、下のが普通のアジ、顔つきも微妙に違います。身質も違って、上のは腹の中に白い脂肪がたっぷり溜まってて身も白濁しているA5ランクです。

大きいのは塩焼き用、干物、中くらいのはフライ用、干物、小さいのはタタキ用という感じで作業開始。

干物大量生産。

アジフライ大量、でもないか生産。

剥き身大量生産からの、

たたき大量生産。

そんなこんなで持ち帰った103尾のアジのはらわたとって下処理完了、指が攣りそうになるまで包丁を握りました。アジ100尾釣るよりも、100尾を捌くほうがしんどいです、自分をほめてやりたい^^;

腹を抜いたアジは、年老いた母親やteruteruばあさんの茶飲み友達にお裾分けです。
この日は孫ちゃんが遊びにきたので好物のアジフライを作ってあげましょうか。

と、へとへとになりながらの晩ごはんでした。
アジフライ、絶妙に旨い。

[小柴港 三喜丸]
http://www.miki-maru.com/

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p.s. どうも釣りに行く日は食生活が乱れる。明日は節制しよう。



4 コメント

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夏場の干物 (通りすがりのクマ)
2021-07-25 16:22:49
コメント失礼いたします。

近々アジを釣りに行こうと思っているのですが、
夏場はどのように干物を作るのか悩んでおります。

干す場所や時間帯、塩の強さなど、
夏場の干物作りのポイントがありましたら
お教えいただけましたら幸いです。
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通りすがりのクマさんゑ (calm)
2021-07-25 17:49:54
こんにちは。
わたしは干物は風に干すものと考えています。
冬場であれば空気が乾燥しているので無風でも良いですが、夏場は気温も湿度も高いので、無風状態で干すと魚が傷んでしまいます。
うちでは、風があれば夜に干すようにしています。風がなければ外には出さずに冷蔵庫でザルに積んで置いておきます(ラップ等はかけません)。あと、基本的に昼間は干しません。

つまり、「風が吹いている」かつ「夜のみ」という条件で外干し。それ以外は冷蔵庫干し、になります。上の写真の干物も冷蔵庫干しにしました。

塩の強さや漬け時間は季節によって変えることはしていません。立て塩より濃いめで適当な濃度、適当な漬け時間です。

あと、脱水シートでくるんで冷蔵庫、という手もあるんですが、コストに見合わないので私は滅多にやらないです。ご参考になれば。
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ありがとうございます (通りすがりのクマ)
2021-07-26 20:18:10
なるほど、冷蔵庫干しなら夏でも大丈夫ですね。
家の冷蔵庫があまり大きくないのが悩ましいところです。。。

まだビギナーなので、数釣れる心配は必要ないかもしれませんが(^^;

お返事いただきありがとうございました。
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通りすがりのクマさんゑ (calm)
2021-07-26 20:43:05
どういたしまして。
良い釣りをなさってください(^^)
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