居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

昼寝屋

2009年04月16日 | 妄想ワールド
とある街、とある駅前にいつの間にかお店が現れた。

「昼寝デキマス。夕方まで入店可」

だが大方の人はまるでそこには何も無いかのように
通り過ぎて行く。

それもそのはず。

そのお店は頭に「眠い」の文字が浮かんだ人にしか見えない。

お店の入り口を見つけた人は何とも自然に吸い込まれ
中へ消えて行く。

初めての人でも安心。

カウンターの前に立ちさえすれば
店のマスターが一瞥しただけで頭にフィットする枕を選んでくれる。

客は枕と一緒に渡されたキーを手にさらに奥へと進み
キーと同じ番号のドアを開ける。

木漏れ日の様な灯りの中に
藁のベットが良い人には藁の
低反発マットが良い人には低反発の
ウォーターベットが良い人にはそれが用意されている。

ベットに潜り込み選ばれた枕に頭を乗せると
たちどころに夢の世界へ。

それはそれは快適なまどろみの中へ誘われる。

そしてキッカリ30分が過ぎると
スッキリとした目覚めが間違いなく待っている。

お代は30分間の夢想

いつもの駅の一駅先に「昼寝屋」があるかも知れない。




       -*-*-*こんなお店があったらと妄想してしまいました*-*-*-    
コメント (10)
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