三連休、娘らはそれぞれに忙しくハハはMooくんとお家にお籠り。
が、急に思い立って映画「天地明察」を一人で観て来た。
江戸前期、
日本の暦は800年以上も前の中国のものを使っていた為
ずれが生じ始めていた。
碁打ちとして将軍家に使えている安井算哲は
寝食を忘れるほど、算術と天体に見せられている青年(岡田准一)。
将軍後見人の保科より新しき暦を作ると言う一大プロジェクトを任される。
何年にも渡る天体観測と算術により導き出すその法則。
師や仲間達の思いを束ね途方もない道を突き進むその先に
大きな大きな朝廷と言う壁が立ちはだかる....。
原作は沖方丁。本屋大賞第一位のベストセラー小説。
映画化されるとどうしても原作のイメージが損なわれる恐れがつきまとうが
今回は合格!
岡田くん演じる主役の安井算哲がピタリとはまっている。
吸い込まれるようなキラキラした瞳に一緒にワクワクしてしまう。
劇場は見事なまでに中高年層が座席を占有。
算木を操り解いて行く和算が画期的に映り恰好良い!
宮崎あおいちゃんも好演だけどどの映画も頼り過ぎじゃないかな?
じゃあ誰かと言われると...やっぱあおいちゃんなのか。
暦は単にカレンダーではない。
日本人の行事や生活の節目の標となるものなのだ。
たかが暦、されど暦。
観に行って良かった
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