以前ブログにアップした温熱器
セラピーの方は色々あって私だけ一抜けしたけれど
この温熱器は具合が良くて使い続けている。
特に腰痛には手放せない相棒となっていた。
が、慣れと言うのは時にとんでもない事象を起こす
日本手ぬぐいを素肌の上からその当てる場所にかけて
この温熱を滑らすように当てて行くのだが...
その日はどうにもこうにも眠かった
よせば良いのに5分だけ...と思ったのが運の尽き
ハッと気づくと同じ場所で40分経っている!
しかも当てていた腰がひりひりしている
夜中だったので(眠いし)
保冷剤を真っ赤になった患部に当て
日本手ぬぐいで腰に巻き付け寝入ったのだ。
翌日は採血の為病院へいくので
新しい保冷剤に変えて腰に巻き付け出かけた。
何度か帰宅後も保冷剤を変える
帰宅した姫1に
「いや~、ママどうも温熱当てすぎて火傷したみたいでさ~」
どれどれと言う姫1に患部を見せると
「ギョエ」とらしからぬ変な声を出す。
いかに真っ赤になっていようとそんな声を出す事はなかろうと
私もそこで改めて鏡をみて
「ギョエ」
何だこれ???
例えるなら...真っ赤な親指大の水風船が背中に着いている。
どうしたもんじゃろのぉ~
過去の自分の火傷を思い出し名前が浮かんだ薬が
≪クロマイ≫
とにかくこれさえ塗っておけば治るんだと訝しい顔の姫1にしたり顔で言い切る。
(どうか皆さまは勝手に判断されないように...)
2~3日したら自然にしぼんで行くだろうとの予想に反し
一向に水風船はしぼまないまま。
とうとうしびれを切らした姫1が
「かあさん、頼むから病院へ行って!」
そうだね、ずっとこんなのくっつけてるのも何だよね。
重い腰を上げて6日目の朝 いつもメチャ混みの近所の皮膚科へ。
「これは奇跡です!随分日が経っているのに
良くぞ潰さずにこのままの状態を保てましたね」
「これは3度の低温やけどです。
潰れるのは時間の問題なのでここでこの浸出液を抜きますね」
なんの痛みもないまま処置は終了。
雑菌も細菌感染もないので処方された薬を塗って一週間後に
診せに行く事に。
もう背中を触っても水風船はない。
姫1ちゃんの言う事を聞いて病院へ行って良かったよ
「でしょ?本当はもっと早く行けば良かったのに」
おっしゃる通り侮るなかれ低温やけど
そして、今回もまた身にしみました... 「老いては子に従え」
本日もご訪問ありがとうございました