公開前から待ちわびていた。
存在のない子供たち
存在のない子供たち
「両親を告訴する。
僕を産んだ罪で。」
このサブタイトルが衝撃でその真意を知りたかった。
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中東のとある貧民街
まだ、年端もいかない子供らが
同じくらいの子供たちの乗る
スクールバスを横目に仕事をしている。
大家族には乏しい食べ物と着るものを得る為に
もはや虐待だとか、ネグレクトだとか
そんな文明社会の言葉は通じない世界。
が、こんな場所でも人は生活を営む。
主人公のゼインもほんの些細な
幸せをよすがに生きていた。
しかし、ここは
大人の都合が最優先で
子供の人格など無きに等しい。
なぜならそこで生きる大人たちも
世間の歯車から溢れているのだから。
現状にいたたまれず
家を飛び出したゼイン。
やっとの思いで
束の間平穏を手に入れたように見えたのだが‥
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実話とは謳われていないが
そのキャスト一人一人が
実に過酷な人生を背負っていたと知る。
貧困層の現実を突きつけられるが
果たしてこれは他人事だろうか?
貧困層の現実を突きつけられるが
果たしてこれは他人事だろうか?
少し前の日本であり
ひょっとすると何年後かの
この国に起こりうるのではなかろうか?
この映画のラストカットは
胸に熱く刻印された。
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