居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

存在のない子供たち

2019年08月04日 | 映画、DVD、TV
公開前から待ちわびていた。
存在のない子供たち


「両親を告訴する。
僕を産んだ罪で。」

このサブタイトルが衝撃でその真意を知りたかった。
 
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中東のとある貧民街

まだ、年端もいかない子供らが
同じくらいの子供たちの乗る
スクールバスを横目に仕事をしている。

大家族には乏しい食べ物と着るものを得る為に

もはや虐待だとか、ネグレクトだとか
そんな文明社会の言葉は通じない世界。

が、こんな場所でも人は生活を営む。

主人公のゼインもほんの些細な
幸せをよすがに生きていた。

しかし、ここは
大人の都合が最優先で
子供の人格など無きに等しい。

なぜならそこで生きる大人たちも
世間の歯車から溢れているのだから。


現状にいたたまれず
家を飛び出したゼイン。
やっとの思いで
束の間平穏を手に入れたように見えたのだが‥
 

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実話とは謳われていないが
そのキャスト一人一人が
実に過酷な人生を背負っていたと知る。


貧困層の現実を突きつけられるが
果たしてこれは他人事だろうか?

少し前の日本であり
ひょっとすると何年後かの
この国に起こりうるのではなかろうか?
 
 

この映画のラストカットは
胸に熱く刻印された。
 
 
 
 
 
 
本日もご訪問ありがとうございました
 
 
 
 

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