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相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

姫1 最終楽章

2010年12月06日 | 家族編
姫1が大学生活の殆どを捧げて来たといっても過言ではない

マンドリンサークル

先週土曜日、その締めくくりとなる定期演奏会へ姫2と一緒に出かけた。

今回は私の職場の友達も二人

マンドリンオーケストラに興味を持って駆けつけてくれた。



一年生にとってはデビューの、四年生にとっては引退の演奏会。


女子の衣装は白いブラウスに黒のロングスカート。

型紙を前に苦手な裁縫に四苦八苦だった初めての演奏会を思い出す。

今日が着納めかと舞台を歩いてくる姿を目で追う。


三部構成の第一部はマンドリン発祥地イタリアを全面に押し出した選曲。


二部は遣唐使時代の都の栄華と衰退の旋律。


そして三部は壮大で華やかな「1812年」でラストを飾る。



アンコール曲の「栄光の架け橋」を

パートソロで弾き始めたあたりから涙腺は怪しい。


最後の晴れ舞台はしっかりと目に焼き付けるつもりでいたのに

老眼が進んだせいか目の前がぼやける。


ありったけの拍手で最後のひとりまで見送り

演奏会は幕を閉じた。


亡き母の「親は子供から幸せをいっぱい貰ってる」の言葉が

どこからともなく聞こえてきた。







終演後、姫1から託された私の友達宛てのお礼の手紙に

「母をよろしくお願いします」の一文があったそうな...






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6 コメント

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Unknown (てん)
2010-12-07 11:37:56
4年間の努力の成果を一気に
素晴らしい演奏会に お姫1ちゃんは輝いていたことでしょうね
dekochinサン号泣?タオル持ってた?
『子は宝』と聞きますが、本当ね
お姫1ちゃんからdekochinサンの親友へのお手紙に 胸が熱くなったわ
素敵なお嬢様に成長され さすが『dekochinサンの愛娘』
お姫1ちゃん 演奏会のご成功
本当におめでとうございます
返信する
演奏会、おめでとうございます。 (ニーナ)
2010-12-07 14:17:56
dekochinさん、こんにちは。
そして、姫1ちゃん、演奏会おめでとうございます。
私も4年間、マンドリンの部活で
時間のほとんどを過ごした人間なのですが、
大人になってみると、
意外にも演奏している自分たちの顔や指揮者の顔よりも
聞きに来てくれた人たちの笑顔を思いだすことのほうが多いのです。

私の母の
「演奏よかったよ~。」と駆け寄ってきてくれたときの顔とか、
当時の彼(現オット)の
「聞きにきてやったぜ!」とのたまうドヤ顔。(笑)

きっと姫1ちゃんも
涙腺がかなり怪しくなりながらも自分を見てくれているdekochinさんの顔をいつまでも忘れないことでしょう。

ほんとうに演奏会は
ひとつの区切りであるとともに、たくさんの愛を寿ぐ場でもあります。
だからこそ、演奏会、おめでとう。

これからももっともっとステキな娘さんになられると思います。
返信する
Unknown (dekochin)
2010-12-07 20:32:00
てんさま
自分は何にも出来ないから
楽器が出来る娘のお陰で演奏会を
楽しませてもらいました
最後のステージを充分に満喫していた
ようでした
ホントはねバスタオル持って行こうかと
思ったのよ
でも、自分が泣いちゃイケない気がして
堪えたつもりだったんだけどね
てんさん、温かいコメありがとう
返信する
Unknown (dekochin)
2010-12-07 20:38:56
ニーナさま
同じ楽器を経験された先輩のお言葉
しかと娘に伝えます
不思議と何処で見ているかはすぐに分かると
申しておりました。
若かりしニーナさんのエピソード
既にご主人との歴史は始まっていたのですね
お陰様で色々なコンサート会場を
巡りました。
娘によって自分の視野も広がったきがします。
ニーナさん、心のこもったコメを
ありがとうございます
返信する
お疲れ様 (るいこ)
2010-12-09 10:32:11
姫1ちゃん、最後の演奏会だったのね。
感慨深いね。
娘達が頑張ってる姿って、どうも涙腺が緩みがち。
dekochinママのお姿が目に浮かぶよう。
4年間の軌跡が甦って来た事でしょう。

母をよろしく。
素敵なお手紙ね。
ウルウルだわ、dekochinさん。
返信する
Unknown (dekochin)
2010-12-09 16:09:20
るいこさま
頑張っている姿を傍で見て来たから
どうしても思いがこみ上げてきてしまったわ
るいこさんの仰る通りです。
生活の軸がサークルだったので
しばらくは姫1も気が抜けるんじゃないかしら?
私達、いつの間にか娘に気遣われる
お年頃になったのね
るいこさん、温かいコメありがとう
返信する

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