地震リスク delphis manta blue

身近な地震リスク 減災を目指して

<復興を願い 2011.3.11東日本大震災>
<未曾有の巨大災害 記録>

無力・無知識 大地震に備えよ

2008-06-16 | 地震リスク
遺体は旅館一家の長男 死者10人、不明者12人に(共同通信) - goo ニュース

地震直後の土砂崩れ等により尊い命が失われたことは非常に悲しく、人間の無力さを感じる。日頃の地震に備えた準備、知識を蓄えることはいざ大地震が襲っても誤った判断をしないだろう。

今日は休み明けとあって、学校、職場でこの地震災害について話題になったことであろう。

耳にした言動で注目すべきは、「今後99%の確率できた地震なのか、それ以外の地震が起こったのか?」、「想定外の地震なので、もう政府が言う確率は信じられない」、「山間部の地震であり経済等に影響はない」との内容。

99%の確率は宮城県沖の海溝型地震が起きる「今後30年以内に起きる確率」であり、今回の地震は少なくとも内陸の活断層とみられ、政府は想定していなく、確率計算されていなかったという事実である。日本全国の内陸部には無数の断層があり、未知の断層も3000以上ある事実だ。

日本全国で起きる地震のうち、日本経済全体にインパクトを与える規模の巨大地震は西日本全域の広範囲とか首都東京で起こったときだけであり、たとえ東京で起こっても都心が壊滅状態にならない限りは経済・金融に大きなインパクトはないと考えている。

首都圏で大地震が起きたら・・・常に金融市場では準備が必要だが、過度に株式・債券・為替相場が下落するとか定説(?)だけをいう関係者がいる。投資をぜずタンス預金をしたほうがいいだろう。証券会社に払う手数料がもったいない。