茨城沖と千葉北西部震源に地震相次ぐ、日立と高萩で震度3(読売新聞) - goo ニュース
岩手・宮城内陸地震から一週間が経過し、未だ行方不明者の捜索、避難所生活が続いているが、日本全国またいつどこで大きな地震災害が起きるのか不安である。
今日、首都圏では2度の小さな地震を感じた。首都圏で懸念されている南関東を震源とする直下地震。我が国最大の地震被害をもたらした大正関東地震(1923年)の再来する前後に首都圏ではM6~7程度の地震が数回起きるとされ、そろそろ活動期に入ってきたともいわれる。
大正関東地震から85年となり、この規模の地震は平均的な発生周期220年とのことで135年後の次世代の地震となる。となると首都圏では、我々世代が注意しなければならない地震が首都直下地震である。
政府の地震調査研究推進本部の30年発生確率では70%程度(10年確率では30%程度)と高い。しかし、予想される地震規模のモデルが多数あり、M6クラス、最大でもM7クラスと、大災害になるのか小災害となるのかわからない。先月夜中に起きた茨城県沖のM7地震は、30年発生確率は90%(10年確率では50%)と予想どおり起きたが、幸いにも目立った被害はなかった。
首都圏だけではない。西日本もすでに地震の活動期に入ったとされる。南海トラフ沿いの巨大地震はもちろん、その前後に起きる内陸型の直下地震も心配だ。近畿圏・中部圏直下地震の被害も甚大となることが予想されている。
我々の世代は、これからも地震活動期の中で不安をかかえ生活することになりそうだ。不断の備えを。