加藤容疑者と中田選手
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今日はサッカーのお話ですか?
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レンゲさんはサッカーは嫌いですか?
嫌いではありませんけれど、これまでにスポーツの話題ってほとんどありませんでしたよね?
スポーツと言えば、レンゲさんは部活でバスケをやっていたと言ってましたよね?
デンマンさんは、よく覚えていますわねぇ~
たまたま小百合さんも。。。、確か、中学のとき部活でバスケをやっていたと言っていた事があって、それで、印象的に覚えているのですよう。
あたしがバスケをやっていたと言うのは、それ程印象的なことですか?
バスケをやる人は背が高いという思い込みが僕にはあるのですよう。でもレンゲさんは160センチないでしょう?
ありませんわ。。。あたしって、結構チビの部類ですわ。
それで、僕はちょっと意外な感じを受けたのですよう。
小百合さんは背が高いのですか?
いや、決して背が高いとは思いませんよう。160センチぐらいですよう。でも、中学生の頃は、クラスメートと比べて、けっこう高かったのかも知れませんよう。
そういえばジューンさんもバスケをやっていたのですよね?
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うん、うん、うん。。。言われみれば、そうですよねぇ。。。でも、ジューンさんも欧米の基準では背があまり高い方ではないのですよう。
それで、デンマンさんはサッカーをやっていた事があるのですか?
小学生の頃、やっていたのですよう。でも、僕が小学生の頃はサッカーは今のように日本では人気がなかったですよう。人気が出たのは、僕が日本を飛び出してからですよう。多分1980年代の後半からでしたよね?僕の出身地、埼玉県では浦和レッズが有名だけれど、日本に帰省したときに、その応援振りのすごさにビックリした事がありますよう。
デンマンさんは少年サッカークラブに入っていたのですか?
当時、サッカークラブってなかったですよう。僕が5年生の頃、社会人サッカーをやっていた人が居て。。。、名前も所属チームも忘れてしまったけれど。。。その人が僕がいた行田市立中央小学校にやって来て体育の時間に何度か教えてくれたものですよう。
それからサッカー部に入ったのですか?
サッカーをしたのは小学校の時だけでした。
。。。で、どうして今日はサッカーのお話なのですか?
たまたま次のニュース記事を読んだのですよう。
日テレが大騒ぎした
“中田英寿特番”の肩透かし
2008年06月08日10時00分
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“旅人”の限界が見えてしまった?
元サッカー日本代表の中田英寿(31)が周囲をがっかりさせている。
6月2日、特別番組『中田英寿ドキュメント 僕が見た、この地球。~旅、ときどきサッカー~』(日本テレビ)が放送された。
2006年ドイツW杯終了後に現役を引退し、世界各国を気ままに渡り歩く中田に密着。
中田はアジア、アフリカ、南米、欧州を訪れ、地球環境、貧困、感染病といった問題と向き合った。
だが、さまざまな問題に対して深い突っ込みはなし。
視聴率も12.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と伸び悩んだ。
「日テレはガックリですよ。今回の『中田特番』は、日本代表の南アフリカW杯アジア予選オマーン戦の中継の直後に放送されました。
注目を集めている試合に合わせて2時間弱の枠を割いただけに、最低でも15%は期待されていた。
中田の“神通力”はもう通用しないことが改めてハッキリしましたね」(テレビ関係者)
手厳しい批判もある。
「サッカーのことしか分からないような元選手が、文化人を気取るとこういうザマになるという見本ですよ」と、作家の吉川潮氏はこう続ける。
「中田が選手時代から環境や貧困の問題に興味を持ち、一貫してボランティアをやったり、私財をなげうってチャリティーをしていたのならまだ分かりますが、そういう話は聞いたことがない。
底が浅いし、何の感動も与えないと思いますよ。
今後の自分をPRしているような嫌な計算高さも感じましたね。
こんなミエミエの企画に乗っかったテレビ局も情けない」
6月7日には中田の呼びかけにより、貧困や医療問題などを啓蒙(けいもう)することを目的としたサッカーのエキシビションマッチも行われるのだが……。
【2008年6月5日掲載】
SOURCE: http://news.livedoor.com/article/detail/3674476/
それで、デンマンさんは中田選手のファンなのですか?
いや、僕は中田選手が出た試合を一度も見た事がないのですよう。うしししし。。。
マジで。。。?
僕はカナダでは。。。と言うより、海外ではテレビを持った事がないのですよう。見るのはパソコンの画面だけですよう。
スポーツの試合をテレビで見た事もないのですか?
マジでないですよう。とにかく、テレビを持ってないのだから。。。ただ、日本に帰省している時だけは福岡場所の大相撲を見ますよう。僕のお袋がメチャ相撲好きで、お袋が見るので一緒に見るのですよう。うしししし。。。
なんとなく微笑ましいですわねぇ~。バンクーバーから行田に帰省してお母さんと一緒にテレビの前で大相撲観戦ですかぁ~?
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でもねぇ、そういう僕でも中田選手の名前を知っているのですよう。食事をしている時に見るテレビのニュースの中で出て来ますからね。それで知っているのですよう。僕がサッカ-の日本代表の選手で知っているのは中田選手ぐらいですよう。。。だから、考え方によれば、それ程サッカー界では中田選手は有名なのでしょうね。
それで上の記事がデンマンさんの目に付いたのですか?
そうですよう。中田選手以外の名前だったら、僕は記事を保存しておかなかったと思うのですよう。
つまり、いつか記事で書いてみようと思ったのですか?
そうですよう。
それで、上の記事のどこにデンマンさんは惹かれたのですか?
「サッカーのことしか分からないような元選手が、文化人を気取るとこういうザマになるという見本ですよ」と、作家の吉川潮氏はこう続ける。
「中田が選手時代から環境や貧困の問題に興味を持ち、一貫してボランティアをやったり、私財をなげうってチャリティーをしていたのならまだ分かりますが、そういう話は聞いたことがない。
底が浅いし、何の感動も与えないと思いますよ。
今後の自分をPRしているような嫌な計算高さも感じましたね。
こんなミエミエの企画に乗っかったテレビ局も情けない」
この部分ですよう。この部分を読んで、僕は作家の吉川潮氏は、実に下らない情けない作品だけしか書けないだろうと言う印象を持ちました。
どうしてですか?
「サッカーのことしか分からないような元選手」。。。こういう言い方は中田選手に対して失礼になると思うのですよね。実は、作家と名乗る吉川氏の名前も、この人の作品も僕はこの記事を読むまで何も知らなかった。もちろん、このような事を書く人、書かれてしまう人の作品を僕は今後、読む気にならないと思うのですよう。
それで、デンマンさんは何がおっしゃりたいのですか?
あのねぇ~、僕のこれまでの経験でも言えるけれど、ある業界、あるいは、あるスポーツ界で、あるいは、ある職業でトップに上り詰めた人と言うのは、人を惹き付けるだけの何かを持っている!馬鹿でウスノロで怠け者では横綱にはなれないんですよね。レンゲさんにも分かるでしょう?
ええ、確かにデンマンさんのおっしゃろうとする事は分かりますわ。
僕は作家と名乗る吉川氏の名前は知らないけれど、日本代表にもなった中田選手の名前を知っている。
つまり、中田選手もトップに上り詰めるまでに、いろいろな苦しみを味わい、努力して来た人だと。。。デンマンさんは、そうおっしゃりたいのですわね?
そうですよう。作家と名乗る吉川氏は、おそらく、直木賞も芥川賞ももらってないと思うのですよう。「サッカーのことしか分からないような元選手」。。。このような事を平気で書いてしまう、また、書かれてしまう人には、良い作品は書けませんよう。
どうしてですか?
だって、そうでしょう!作家と言うものは、一人の人間を多面的に捉えて作品を書くのですよう。一人の元有名スポーツ選手を「サッカーのことしか分からないような元選手」ときめつけたら、それ以上の発展の余地がないでしょう。この作家と名乗る人物の創造性、創作性の欠如と見られてしまっても決して可笑しくないのですよう。
そうでしょうか?
しかも、上の記事では批判のつもりでも、批判になってませんよう。
どうしてですか?
読者を説得するだけの根拠が希薄ですよう。だから、僕のような感想を持たれてしまう。つまり、批判しているつもりの作家の吉川氏よりも、中田選手の方がすごいと。。。
それで、一体、中田選手のどこがすごいのですか?
僕は個人的に中田選手に共鳴するような人生を送ってきたから、中田選手の生き方に共感する部分が多いのですよう。当然の事だけれど、僕の個人的な体験と関係しているのですよう。
それで、どこがすごいのですか?
芸能界でもスポーツ界でも、有名な人の引退後の人生を見てくださいよう。レストランを開いたり、スナックや、ラーメン屋を開いたり、中には千昌夫のように不動産業界に進む人も居るけれど、圧倒的に飲食店経営に乗り出して経済的な安定を得ようとする人が多いのですよう。
中田選手は違いますよね。
そうでしょう?見え見えの人生を選ぶ前に、寅さんじゃないけれど放浪して自分の人生を見直しながら、世界を見てみようと思ったのでしょうね。これまでにも世界遠征をして中田選手は平均的な日本人よりも世界を見ていますよう。でも、物見遊山(ものみゆさん)の世界遠征ではないのだから、自由気ままに町をぶらぶらする事もできなかった。引退して初めて自分の時間を持てたのですよう。それまでは、練習と体調を整えるための厳しい毎日の繰り返しだった。
なるほど。。。
第2の人生をスタートするために、中田選手は自分を見つめ、世界をもう一度じっくりと眺めるために旅に出たのですよう。僕もね、いわゆる「一流会社の三流会社員」で一生終わるのがイヤだったから、一生は一度だと思って、世界を放浪する旅に出たのですよう。
それで。。。?
もしですよう。レンゲさんが僕に作家の吉川氏と中田選手のどちらに会って話が聞きたいですか?と質問したら、僕は躊躇なく答えますよう。中田選手に会って話を聞いた方が面白いと。。。
どうしてですか?
決まっているでしょう?! 「サッカーのことしか分からないような元選手」と言う、人間を一面的にしか見られない作家の話を聞くよりも、世界を歩き回った元サッカー選手の目を通してみた世界はどうなのだろうか?その話の方がよっぽどためになると思うし、僕の人生にとっても意味のある話が聞けると思うからですよう。
分かりました。。。それで、このお話とあの秋葉の通り魔事件の加藤容疑者がどのように関係しているのですか?
僕は次のようなニュースを読んだのですよう。